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glee/グリー
『glee/グリー』のタイトルカード
ジャンルミュージカル
コメディ
ドラマ
原案ライアン・マーフィー
ブラッド・ファルチャック
イアン・ブレナン
『glee/グリー』[1](原題: glee)は、20世紀フォックステレビジョンで制作されフォックス放送で放送された米国のテレビドラマシリーズ。2009年5月19日から2015年3月20日にかけて全121話が放送された。英語の “glee” とは「自分を解放し歓喜すること」、また合唱部の「合唱」のことであるが、本作におけるグリー(合唱)とは、チーム一丸となり歌とダンスの芸術性を競いあうパフォーマンスを意味する。 ライアン・マーフィー制作。オハイオ州ライマにある架空の学校、ウィリアム・マッキンリー高校の合唱部(グリークラブ)を中心に描かれる[2]、ミュージック・コメディ・ドラマである。プロのダンサーやミュージシャン、ブロードウェイでの舞台経験などを持つ実力派のキャスト(出演者)たちが、1930年代から90年代のスタンダードから最新のヒットソング、著名なミュージカル・ナンバーなど、毎回幅広いジャンルから名曲をカバーするパフォーマンス(ショウ・クワイアー
概要
放送開始直後から瞬く間に人気を博し、サウンドトラックが3作品連続で全米アルバム・チャートの1位を記録するなど、全米で社会現象を巻き起こす大ヒット作となった。「glee」と、マニアやおたくを意味する語「geek」(ギーク)をかけあわせ、熱狂的なファンを「gleeks」(グリークス)とも呼ぶ。百貨店・メイシーズは、本作にインスパイアされたファッション・ラインを展開している。
シーズン5の撮影を開始する前の2013年7月13日に、メインキャストの一人だったコリー・モンティスが急逝したため、シーズン5以降のストーリーの構成は変更。シーズン6は13話に短縮され、最終回を2015年3月20日放送して本シリーズは終了した。
日本では、2010年にFOXチャンネルでシーズン1の放送を開始。その後、2011年4月にNHK BSプレミアムでシーズン1の放送が開始した。 オハイオ州北西部の町、ライマにあるウィリアム・マッキンリー高校のグリークラブは廃部の危機を迎えていた。マッキンリー高校の教師で同校卒業生のウィル・シュースターは、自分が在籍していた当時の栄光を取り戻すべく、新生グリークラブ「ニュー・ディレクションズ!」の顧問となる。 最初の部員はレイチェル、メルセデス、ティナ、カート、アーティの5人であったが、のちにアメフト部員がかけ持ちという形で合流し、スパイとして送り込まれたチアリーディング部のメンバーも取り込まれていった。集結した部員は各種マイノリティー(社会的少数者)揃いで、校内では負け犬のレッテルを貼られいじめの対象だったうえ、部の予算を狙うスーからの嫌がらせにも悩まされるが、ウィルや仲間たちと信頼を築きながら、地区大会や州大会を目指していく。部の存続の条件は州大会での優勝であった。 前回の州大会で優勝を逃した「ニュー・ディレクションズ!」だが、スーの圧力もあって存続が認められた。メンバーたちは相変わらず校内での人気を得られぬままだった。しかも、校内での部員たちに対するいじめは苛烈化の一途をたどっていた。アメフト部でも、グリークラブとかけ持ちしている者としていない者との間で衝突が起き、分裂状態となるなどの影響が生じていた。アメフト部によるいじめを鎮めるため、ダンスパフォーマンスを行わせる策に打って出る。 苛烈化するいじめにより、避難するようにカートがダルトンアカデミー高校に転校し、同校のグリークラブ「ウォブラーズ」に加わる。地区大会で引き分けて以降、「ニュー・ディレクションズ!」と「ウォブラーズ」の交流が盛んになる。多くのトラブルを乗り越えながら、州大会、そして全国大会の開催されるニューヨークを目指していく。レイチェルを中心とするメンバーが執筆したオリジナル曲が大会で使われる。
受賞歴「Glee/グリーの受賞とノミネート一覧」を参照
物語
シーズン1
シーズン2
シーズン3
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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