GetBackers-奪還屋-
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無臭のため、どこに振り撒いたかの判別が難しい。あまりに威力が高いため、扱えるのはこの世にもあの世にも工藤邪馬人ただ1人。
蟲毒香
蟲が嫌う香りを発する。
蟲滅香
わずかな量で数千の蟲を分解できる。別名「欲滅香」であり、人間が吸い込めば一時的にインポになる。
伝心香
香りに意思を込めて嗅がせる事で、相手に自分の意思を伝えられる。
赤死香
アフリカの風土病の毒素から精製され、一度吸い込めば全身の穴という穴から血を噴き出す。致死量まで使わなければ死ぬ事はない。
名もなき黒の小瓶
邪馬人が死んだ時にポケットに残されていた。生きた人間には効果がないが、ベルトラインの怪物には効果がある。
メス
赤屍蔵人が自分の体内に大量に隠し持っている、刃物。合計108本あるらしい。銀次との初対戦後、それらを非磁性体製に変えた。
飛針(とばり)
筧十兵衛が用いる特殊な針。針治療の要領で、傷を治す事も出来る。
楼蘭舞踏鞭(ろうらんぶとうべん)
楼蘭一族の女が生涯切る事なく伸ばし続けた龍髪(絹よりもしなやかで鉄よりも強い髪)で作られた鞭。笑師春樹が使う。
ストラディバリウス
音羽マドカのヴァイオリン。阿久津俊介に奪われたが、GBによって奪還された。
鬼魔羅(キメラ)
「神の力を宿す」と言われる心臓。元々は鬼里人の長・兜の物だったが魔里人が奪い、長老から士度に授けられた。
「神の記述(かみのきじゅつ)」
人の運命をも変えるカード。本物は2組から3組しか存在しない。その内、マリーアとルシファーが1組ずつ所持している。名称に対応する絵と、英語で名称が描かれている。「支配者(ドミネータ)」と呼ばれるカード使いとなると、自分の属性(ユニット)カードを用いて「高位現実(アパリアリティ)」を他人に見せたり、その中に引きずり込んだりする事ができるようになる。さらに「支配者」が何人か集まって「神の記述」を持っていると、その影響下にある者を「ゲーム」の駒のように動かせる。カードが作り出す「領域(テリトリー)」には選ばれた人間しかする事が出来ず、また「支配者」でない者は、その世界で起こした行動の全てを無効化されてしまう。カードには、サタンサリエル、雷神(トール)などの神話系や、飛針の使い手、地獄の業火なども存在し、多種多様である。各人物の守護カードは、「邪眼の王」(蛮)、「雷帝」(銀次)、「芳香の魔女」(卑弥呼)、「絃術師」(花月)、「仲介者」(ヘヴン)、「飛針の使い手」(十兵衛)、「地獄の門番」(雨流)、「刃を持つ死神」(赤屍)、「反逆の大天使」(ルシファー)、「真理の大天使」(護(ガブリエル))、「邪視の大天使」(翔(サリエル))、「黙示の大天使」(レナ(レミエル))、「裁きの大天使」(敏也(ウリエル))、「西方の守護聖獣」(白虎こと西波羅白秋)、「東方の守護聖獣」(青龍)、「南方の守護聖獣」(朱雀)、「北方の守護聖獣」(玄武)。「『神の記述』編」と銘打たれたストーリーが連載されていた2002年当時、コラボレーション企画としてコナミから同名のTCGが製作、販売された。カードには「邪眼の王」や「雷帝の戦鎚」、「芳香の魔女」といったGBを髣髴とさせるものもあるが、ゲームとGBとの直接の関係はない。
地獄の業火
「タワーズ・アート」でGBを襲った炎を暗示した。
邪眼の三姉妹
蛮が覚醒と同時に召喚したカード。京極丸典然を撃破した。
冥界の魔犬
雨流が花月を捕らえる際に使用した。
背徳の都
護や翔が通っていた塾、「キューピッド・タワー」の崩壊を暗示した。
マジックケープ
使用すると他人からは姿が見えなくなるカード。「不可視香」と同じ効果を持つ。
呪縛の沼
相手の動きを封じるカード。使用者の手元にカードがある限り、効果は持続される。
死者の褥
銀次とはぐれたヘヴンが引いたカード。外人墓地を暗示した。
スリーピング・ビューティー
仮死状態を創り出す。
冥界の衣
所持者のカードを守る異空間を創り出す、絶対防御のカード。
トロイの木馬
マリーアがヘヴンに潜ませていたカード。ルシファー側のゲームメイクを阻止するために使われた。
契約の爪痕
ルシファーを始め、五大天使達に刻まれた爪痕。敗北、または裏切りを行えばその爪痕によって心臓を抉り出される。
花園の麗龍
東方の守護聖獣・青龍との戦いで銀次を守ったカード。春 龍華(チェン・ロンファ)の化身。
朧炎の鏡
火を属性として心を映し盗る魔鏡で、相手の技を奪う事が出来る。
親愛なる亡者
南方の守護聖獣・朱雀との戦いでピンチに陥った卑弥呼が、偶然使用したカード。工藤邪馬人を呼び出した。
姑獲鳥
羽毛を被る事で姿形を自在に変え、敵の目を欺くカード。
天女の羽衣
洗脳された花月が「絃術師オルフェウス」としてルシファー側にいた時に、ルシファーから貰い受けたカード。効果は不明。
名称不明
雨流が領域を無限城に変えたカード。思い出の地を暗示したカードだと思われる[要出典]。
THE KEY
ルシファーの潜む本拠地へ続く扉を開けるためのカード。
処刑場の丘
別名・ゴルゴタの丘。「神の記述」のエンディングを暗示した。
地獄門
魔法陣によって守られていた、ルシファーの牙城の門。マリーアでもカードだけではその先へは踏み入る事が出来なかった。
VOODOO CHILD(ブードゥーチャイルド)

呪術師(ブーディスト)が、堕胎された魔女の子供の魂を呪術により復活させる事により生み出される人間。作中では、工藤卑弥呼、工藤邪馬人、翳沼沙羅衣である。生み出された瞬間、体が愛と憎悪の二つに分かれる。それぞれ見た目はほとんど同じで、向き合うと鏡に映したように正反対になっている。それゆえに「鏡の中の自分」などと呼び合う事が多い。男は28歳、女は17歳の誕生日になると、体が一つに統合され、愛した者を殺す。また、二人のうち片方が他人に殺されると、もう一人も死ぬ。

工藤卑弥呼は魔女の血族の子を復活させた、「天国の扉(ヘブンズ・ドア)」を開く鍵としてのVOODOO CHILDである。

アニメではラストチルドレンと呼ばせている。呪いの宿命を背負っているが、呪いの発動時期や内容には個人差がある。作中で蛮が卑弥呼の過去を「奪われた子供」と評した。
VOLTS(ボルツ)

天野銀次(雷帝)をリーダーとして、無限城下層エリア(ロウアータウン)を支配していた最強最悪のジャンクキッズグループ。VOLTS四天王とは、冬木士度・風鳥院花月・MAKUBEX・来栖柾の4人である。1巻に蛮と銀次のキャラ紹介があり、銀次の欄に「VOLTS」の名前が出てくるが、このときは、「新宿最悪のキッズグループ?」の表記になっており、裏新宿より早く設定されていたようである[注釈 3]
アーカイバ

無限城を司る神。女性口調。アーカイバー(倉庫)の名の通り、現在から未来において無限城で起こる事が全て記録されており、無限城の出来事は何があってもその通りに進む。その運命を変える事ができるのは雷帝だけ。

その正体は「ブレイントラスト」によって作られた巨大な自律機動型コンピューターの一種であり、無限城と裏新宿の秩序と運命の流れを彼らの理想どおりに調整するための道具だった。無限城と裏新宿の存在する「セカイ」そのものが、アーカイバによる「世界のバックアップ」だった。
呪術師(ブーディスト)


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