Gen Con Indy
種類ゲーム
会場インディアナ・コンベンション・センター(ICC)
会場所在地インディアナ州インディアナポリス
開催国 アメリカ合衆国
初回開催1968
来場者数61,423人(2015年)[1]
主催Gen Con LLC
ウェブサイト
⇒http://www.gencon.com/
Gen Con(ジェンコン)は、来場者数と行われるイベントの種類の双方において北米最大の卓上ゲームコンベンションである。伝統的なペンと紙、ボード、カードを用いるロールプレイングゲーム、ミニチュア・ウォーゲーム、ライブアクションRPG、トレーディングカードゲーム、ボードゲームなどが対象とされる。またコンピュータゲームも対象とされる。来場者は様々なトーナメントや双方向型ゲームのセッションに参加することができる。2015年に開催されたGen Conのユニーク来場者数は61,423人であった[2]。
後に『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を共同創作したゲイリー・ガイギャックスによってウィスコンシン州レイク・ジェニーバでウォーゲームのコンベンションとして、1968年に初めて開催された。コンベンションの開催地は1985年にウィスコンシン州ミルウォーキーに定着するまでの1972年から1984年の間、ウィスコンシン州内の様々な場所で開催された。ミルウォーキーでの開催は2002年までであり、2003年以降はインディアナ州インディアナポリスで開催されている。Gen Conは年次のコンベンション以外に、時折合衆国内の様々な場所や合衆国外でも特別開催された。
1976年、Gen Conはガイギャックスの共同設立したゲーム出版社であるTSR社が主催者となった。TSR社(とGen Con)は1997年にウィザーズ・オブ・ザ・コースト社(WotC)によって買収されたが、WotC自身もその後ハズブロ社によって買収された。2002年、ハズブロ社はGen Conの主催権をWotCの前CEOであるピーター・アドキソンに売却した。Gen Conは2008年にルーカスフィルムによって申し立てられた訴訟によって短期間、第11章破産保護下にあった[3][4]。組織は1年後に破産保護状態を脱したが、その間も予定されていた定期開催は行われた。
歴史
初期2010年のGen Con Indy開催中における展示スペースの一部
国際ウォーゲーム連盟(IFW)は1967年に設立された後、ペンシルベニア州モルバーンで8月に開催された最初の年次クラブコンベンションを含む、多くの小さな地区コンベンションを主催した[5]。シカゴ地区に住む幾人かのIFW会員達はモルバーンに行くことができず、公式年次コンベンションが開催されるのと同じ週末に、ウィスコンシン州レイク・ジェニーバにあったゲイリー・ガイギャックスの自宅で非公式の集会を行った[6][7]。後にこの集会は「Gen Con 0」と呼ばれるようになった。1968年、ガイギャックスはレイク・ジェニーバの園芸会館を借り、IFWコンベンションの後追いをすべくレイク・ジェニーバ・ウォーゲーム・コンベンションを開催し、これが後にGen Conゲームコンベンションとして認知されるようになる[8][9]。ガイギャックスも共同設立者の1人であるIFWは、この第1回Gen Conを後援し、園芸会館使用料金50ドルの内35ドルを提供した[10][8]。参加者はおよそ100人であった。1969年8月の第2回Gen Conにおいて、ガイギャックスはロブ・クンツ[11]とデイヴ・アーンソンに出会った[9][12][13]。