Gearbox_Software
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Gearbox Software, L.L.C.
種類子会社
業種情報・通信業
事業分野コンピュータゲーム開発
設立1999年2月16日 (25年前) (1999-02-16)
創業者.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}

ランディ・ピッチフォード

ブライアン・マーテル

スティーヴン・バール

ランドン・モントゴメリー

ロブ・ヘイロニムス

本社 アメリカ合衆国
テキサス州フリスコ
主要人物

ランディ・ピッチフォード (社長/CEO)

ダン・ヒューイット (CCO)[1]

製品

ブラザー イン アームズシリーズ

Borderlandsシリーズ

従業員数550[2] (2021)
親会社Embracer Group
子会社

Gearbox Studio Quebec

Gearbox Publishing

ウェブサイトgearboxsoftware.com

Gearbox Software, L.L.C.は、テキサス州フリスコに本社を置くアメリカのコンピュータゲーム開発会社。元Rebel Boat Rockerの開発者5人によって1999年2月に設立された。当初はValve Corporationのゲーム『Half-Life』の拡張パック開発や、その他ゲームの移植を行っていた。後に独自ゲームの開発も行うようになり、代表作に『ブラザー イン アームズシリーズ』や『Borderlandsシリーズ』等がある。また、『Duke Nukem』や『Homeworld』の知的財産も所有している。

2015年にはGearbox Publishingを設立し、パブリッシングにも進出。2019年にはGearbox SoftwareとGearbox Publishingの親会社として、持ち株会社Gearbox Entertainmentが設立された。Gearbox Entertainmentは2021年2月にEmbracer Groupに買収され、7番目の事業グループとなった。

2024年3月、Embracer GroupTake-Two Interactiveに4億6000万ドルでGearbox Entertainmentを売却した[3]
歴史ブライアン・マーテル、スティーヴン・バール、ランドン・モントゴメリーによって作成されたGearboxのオリジナルロゴの2つのうちの1つ。「Gearbox」の部分は、マーテルの古いタイプライターを使用して制作された。理想的な「g」を持つのがそれだけだったからという[4]

Gearbox Software(以下、Gearbox)は、Rebel Boat Rockerの開発者だったランディ・ピッチフォード、ブライアン・マーテル、スティーヴン・バール、ランドン・モントゴメリー、ロブ・ヘイロニムスの5人によって、1999年2月16日に設立された[4][5]。Rebel Boat Rocker以前は、ピッチフォードとマーテルは3D Realmsで共に働いており、モントゴメリーはベセスダ・ソフトワークスで働いていた。

彼らは、ValveのHalf-Lifeの拡張パック開発からスタートした。その後、Half-Life の家庭用ゲーム機への移植(それぞれ新しいゲームコンテンツを含む)を行い、Half-LifeのMODとして成功を収めた『Counter-Strike』の開発を通して、家庭用ゲーム製作の経験を積み上げていった。 『Opposing Force』、『Blue Shift』、『Counter-Strike: Condition Zero』、PlayStation 2用の『Half-Life(『Decay』を含む)』、ドリームキャスト用の『Half-Life(『Blue Shift』を含む)』など、全ての『Half-Life』MODや移植版の開発支援を行っていった。さらに他のパブリッシャーにも手を広げ、追加要素にこだわった移植作品をリリースしていった。これらは逆に家庭用機からPCへの移植となった。これらの作品には、初のファーストパーソン・シューティング(FPS)でない『トニー・ホーク プロスケーター3』や、FPSの『Halo: Combat Evolved』があり、それぞれActivisionMicrosoft Game Studiosと新たなパブリッシャー関係を築いた。また、Electronic Artsの初期の5年間には、007シリーズのPCゲーム(『007 ナイトファイア』)という形での新規開発も行われた。

2005年には、オリジナル作品である『ブラザー イン アームズシリーズ』の第1作『ブラザー イン アームズ ロード トゥ ヒル サーティー』を、XboxMicrosoft Windows、PS2で発売。同年後半には、続編の『ブラザー イン アームズ 名誉の代償』が発売された。2008年には、『ブラザー イン アームズ ヘルズハイウェイ』が発売された。

2007年には、クライムアクション映画『ヒート[6]』やSFホラー『エイリアン[7]』など、映画の知的財産をライセンスした新しいプロジェクトが発表された。Game Informer誌2007年9月号では、新たなSFシューティングゲーム『Borderlands』が発表された[8]。その後、ピッチフォードはオンラインインタビューで「『ヒート』の開発はまだ始まっていない」と述べた[9]。その後、セガのリズムゲーム『サンバDEアミーゴ』の新バージョンをWii向けに開発すると発表した[10]

2013年7月、『Homeworld』と『Homeworld 2』を[注 1]ダウンロード販売だけでなく、最新のPC向けに高精細化して再販することを発表した[11]

2014年7月、『Aliens: Colonial Marines』をめぐる集団訴訟について、ピッチフォードは「パブリッシャーの責任」として正式に異議を唱えた[12]

Gearboxは2015年にGearbox Publishingを設立し、2016年12月にはPeople Can Flyの『バレットストーム』のリマスター版を皮切りに、サードパーティー製ゲームのパブリッシングを行うことが発表された[13][14]。 ピッチフォードは、Gearboxを以前から知られていた分野以外への進出を始めたいと考え、Gearbox Publishingをそのスタートとしたと述べている[15]。2019年5月にGearboxは、The Gearbox Entertainment Company, Inc.(Gearbox Entertainment)を、Gearbox SoftwareとGearbox Publishingの持株会社として設立した[16][17]

2007年頃に退社していた共同創業者のランドン・モントゴメリーが、2020年3月25日に死去[18]

2021年2月、Gearbox EntertainmentはEmbracer Groupに約13億ドルで完全に買収され、同社の7番目の主要な持株グループ[注 2]として追加されることになった[17][19]。ピッチフォードは、資金調達を模索していた2016年頃にEmbracerに出会い、彼らの分散型スタジオモデルがGearboxにとって上手くいくと見たと語っている[15]2K GamesはGearboxの取締役会に残り、『Borderlandsシリーズ』のパブリッシングを継続する[2]

Embracer Groupは4億6000万ドルでGearbox EntertainmentをTake-Two Interactiveに売却した。具体的には「Gearbox Montreal」「Gearbox Studio Quebec」他、スピンオフ含む『Borderlands』『Homeworld(英語版)』『Risk of Rain』『Brothers in Arms』『Duke Nukem』シリーズの権利をTake-Two Interactiveに売却した。一方で、「Gearbox Publishing San Francisco」「Captured Dimensions」「Lost Boy Interactive」『NeverWinter Online』や『Star Trek Online』を含む「Cryptic Studios(英語版)」、『Remnant』『Hyper Light Breaker』および今後発売される未発表作品のパブリッシング権はEmbracer Groupが保持することとなった[3]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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