GeForce
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

(MHz)コア数メモリフィルレート[注釈 5]FLOPS[注釈 5]SLI消費電力
(W)接続
SMCUDATMUROPL2
(KB)タイプクロック
(GT/s)バス幅
(bit)帯域
(GB/s)容量
(GB)ピクセル
(GPix/s)テクセル
(GTex/s)単精度
(TFLOPS)
GeForce GT 705 (OEM)GF119 (TSMC 40 nm)874 (1748)14884128DDR31.656413.213.506.990.17×29PCIe 2.0 ×16
GeForce GT 710GK208 (TSMC 28 nm)9541921685121.814.41 / 27.6315.30.3719PCIe 2.0
×8
GDDR5540.12
?3220.01
GeForce GT 720797512DDR31.66412.81 / 26.3812.80.31
GDDR5540.1
GeForce GT 730 (128bit DDR3)GF108 (TSMC 40 nm)700 (1400)2964256DDR31.812828.81 / 2 / 42.8011.20.2749PCIe 2.0 ×16
GeForce GT 730 (64bit DDR3)GK208 (TSMC 28 nm)9023843285126414.41 / 27.2228.90.6925PCIe 2.0
×8
GeForce GT 730 (64bit GDDR5)GDDR5540.138
GeForce GT 740GK107 (TSMC 28 nm)99316256DDR31.7812828.51 / 2 / 415.931.80.7660PCIe 3.0
×16
GeForce GT 740 (GDDR5)GDDR5580.21 / 264
GeForce GT 700 Series の製品
GT 710
2016年1月25日発表。GT 730 (64bit DDR3) から、2基のSMX中の1基を無効化したローエンドモデル。旧製品のGT 720からコアクロックとメモリクロックが引き上げられている。デュアルリンクDVI-D出力端子、HDMI 1.4a出力端子、D-Sub15ピンのアナログ出力端子を搭載し、WQHD (2560×1440) モニタ表示に対応する。2017年8月以降はGDDR5メモリを搭載する製品も販売されているが、1 GB版はメモリバス幅が32bitに縮小されている。
GT 720
2014年8月13日販売開始。GT 730 (64bit DDR3) から、2基のSMX中の1基を無効化したローエンドモデル。コアクロックとメモリクロックも引き下げられている。GDDR5版も存在するが、日本国内ではOEM品しか流通していない。高クロック化されたGT 710の登場で終息した。
GT 730 (128bit DDR3)
2014年6月18日発表。Fermi世代のGT 430のリネーム品。GT 440 (DDR3) のリネーム品であるGT 630 (DDR3) からコアクロックが引き下げられ、性能は後発のGT 710以下にまで低下している。DDR3メモリを4 GB搭載した製品やDVI-D出力端子を2系統搭載した製品も存在する。
GT 730 (64bit DDR3)
2014年6月18日発表。GT 630 Rev.2 (64bit DDR3) のリネーム品。HDMI 1.4出力端子を4系統搭載した製品も存在する。性能はGDDR5版の70%程度。
GT 730 (64bit GDDR5)
2014年6月18日発表。GT 640 Rev.2 (64bit GDDR5) のコアクロックを1046 MHzから902 MHzに引き下げたもの。
GT 740
2014年5月30日販売開始。GT 640のコアクロックを902 MHzから993 MHzに引き上げたもの。
GT 740 (GDDR5)
2014年5月30日販売開始。GTX 650のコアクロックを1058 MHzから993 MHzに引き下げたもの。実際にはベンダー各社からコアクロック1058 MHzのOC版が出揃い、GTX 650の補助電源不要版となった。
GeForce GTX 700 Series

GeForce GTX 700 Seriesは、Keplerアーキテクチャまたは第1世代Maxwellアーキテクチャを採用する、ミドルレンジからハイエンドクラスの2013年後半 - 2014年前半の製品群である。

Keplerアーキテクチャでは192基のCUDAコアでSMXを構成していたのに対し、Maxwellアーキテクチャでは128基のCUDAコアでSMM (Maxwell Streaming Multiprocessor) を構成。128基のCUDAコアを4つのプロセシングブロックに分割し、32個のCUDAコア毎にシンプルな制御ロジックを配置、L2キャッシュを大幅に増加させたことで、コア当たりのパフォーマンスが35%向上、電力効率は2倍になったという[54]

GTX 760以上でDisplayPort 1.2出力端子を標準で搭載し、4Kモニタの60Hz表示に対応する。GTX 750 Ti以下ではDisplayPort出力端子は標準で搭載されず、HDMI 1.4出力で4Kモニタの30Hz表示までの対応となる。(GTX 750/GTX 750 TiでDisplayPort 1.2出力端子を搭載する製品もある)

製品名コア名 (プロセス)コアクロック
[Boost]
(MHz)コア数メモリフィルレート[注釈 5]FLOPS[注釈 5]SLI消費電力
(W)補助電源接続
SMCUDATMUROPL2タイプクロック
(GT/s)バス幅
(bit)帯域
(GB/s)容量
(GB)ピクセル
(GPix/s)テクセル
(GTex/s)単精度
(TFLOPS)
GeForce GTX 745 (OEM)GM107 (TSMC 28 nm)1033338424162 MBDDR31.812828.82 / 416.524.80.79×55?PCIe 3.0
×16
GeForce GTX 7501020 [1085]451232GDDR5580.21 / 216.332.61.04
GeForce GTX 750 Ti5640405.486.42 / 4[55]40.81.3160
GeForce GTX 760 (192bit) (OEM)GK104 (TSMC 28 nm)824 [889]611529624384 KB5.61921341.5 / 319.879.11.903-way1306pin
GeForce GTX 760980 [1033]32512 KB62561922 / 431.494.12.261706pin×2
GeForce GTX 760 Ti (OEM)915 [980]71344112229.31022.46
GeForce GTX 7701046 [1085]8153612872242 / 433.51343.212308pin+6pin
GeForce GTX 780GK110 (TSMC 28 nm)863 [900]122304192481.5 MB63842883 / 6[56]41.41663.98250
GeForce GTX 780 Ti875 [928]1528802407336342.02105.044-way
GeForce GTX 700 Series の製品
GTX 745 (OEM)
DELLのOEMモデル(ロープロファイル、4 GB)とFujitsuのOEMモデル(2 GB)が存在する。クリエイター向けのQuadro K620と同様に、SMX 5基中の2基が無効化され、DDR3メモリを搭載するが、こちらはGPU Boostは非対応。下位のGK208コアのGTX 730、GK107コアのGTX 740と比べて、TMUの数が3/4となるため、テクセルフィルレート(texel fill rate)は低くなる。
GTX 750、GTX 750 Ti[57]
2014年2月18日発表。第1世代MaxwellアーキテクチャのGM107コアを採用するエントリーミドルレンジモデル。L2キャッシュを2 MB搭載する。GTX 650 Tiの後継としてGTX 660の下位に位置付けられる(GTX 660はUEFIに対応して存続)。電力効率に優れたMaxwellアーキテクチャの採用により消費電力は半減し、補助電源が不要となった。同年5月にはロープロファイル対応の製品も発売された。GTXクラスの最下位モデルの性能は、GTX 460 SE (150 W) →GTX 550 Ti (116 W) →GTX 650 (64 W) でほぼ変わらなかったが、GTX 750 (55 W) によって約1.65倍に大きく底上げされた。GTX 750 Ti (60 W) の性能はGTX 650の約1.9倍で、GTX 650 Ti BOOST (134 W) と同程度となった。その低価格と低消費電力から2017年初頭まで人気は続いた。(最終的にGTX 750 Tiの価格は9,000円程度まで下落した)
GTX 760[58]
2013年6月25日発表。GTX 660 Tiの後継と位置付けられ、GTX 660 Ti、GTX 670と同じGK104コアを採用する。GTX 660 TiはGTX 670からメモリバス幅が192bitに抑えられていたのに対し、GTX 760はGTX 670からSMX 1基が無効化され、コアクロックが引き上げられている。性能はGTX 660 Tiと同程度だが[59]、消費電力が高い。
GTX 770[60]
2013年5月30日発表。GTX 680の後継と位置付けられ、GTX 680と同じフルスペックのGK104コアを採用し、8基のSMXで4基のGPCを構成する。GDDR5メモリはGTX 680の6.0 Gbps品から7.0Gbps品に変更されたが、消費電力が上がって6ピン補助電源と8ピン補助電源が1系統ずつ必要になった。
GTX 780[61]
2013年5月23日発表。GTX TITAN Black同じGK110コアを採用するが、SMX 15基中の3基が無効化されている。GeForce TITANシリーズにあった「DPフルスピードモード」は利用できない。
GTX 780 Ti[62]
2013年11月7日発表。GTX TITAN Blackと同じフルスペックのGK110コアを採用し、15基のSMXで5基のGPCを構成する。GeForce TITANシリーズにあった「DPフルスピードモード」は利用できない。
GeForce GTX TITAN Series

ハイエンドの中でもさらに最上位クラスの製品ブランドとして、GeForce GTX TITAN Seriesが追加された。ただし、製品世代としては、GeForce GTX 700シリーズと同列である。

GeForce GTX TITANシリーズのGK110コアのSMXの中には64基の倍精度演算ユニットも搭載されている。倍精度演算ユニットは、GK104コアの単精度演算ユニットによる倍精度演算の8分の1のクロック数で倍精度演算するが、コアクロックの8分の1のクロック速度で動作している。これをNVIDIA Control Panelの設定を変更することで、コアと同クロックで動作させられるように変更できる。この倍精度浮動小数点演算のフルスピードモード化機能を「DPフルスピードモード」と呼ぶ。但し、DPフルスピードモード時は消費電力が上がり、コアクロックが抑えられるため、実際の倍精度演算性能は理論値の8倍には届かない。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:236 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef