GeForce
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

(MHz)コア数メモリフィルレート[注釈 5]FLOPS[注釈 5]SLI消費電力
(W)接続PhysX
SPTMUROPタイプクロック
(MT/s)バス幅
(bit)帯域
(GB/s)容量
(MB)ピクセル
(GPix/s)テクセル
(GTex/s)単精度
(GFLOPS)
GeForce 310 (OEM)GT218 (TSMC 40 nm)589 (1402)1684DDR2666645.35122.364.7144.8×31PCIe 2.0
×16×
GeForce 315 (OEM)DDR312009.6102433
GT216 (TSMC 40 nm)475 (1100)48168158012.65123.807.6010633
GT215 (TSMC 40 nm)506 (1012)DDR27005.62564.058.1097.233
GeForce GT 320 (OEM)540 (1302)7224GDDR3158012825.310244.3213.018743〇
GeForce GT 330 (OEM)G92b (TSMC 65 nm)500 (1250)964816DDR2102016.32568.0024.024075
GT215 (TSMC 40 nm)550 (1340)328GDDR3200032.05124.4017.6257
GeForce GT 340 (OEM)170027.2102469

GeForce 400 Series「en:GeForce 400 series」も参照

GeForce 400 Series(ジーフォース・400・シリーズ)は、2010年3月27日に発表された、GeForceシリーズの第11世代製品群である。NVIDIAのグラフィックスチップとしては初めてDirectX 11に対応し、また、GPGPUへの最適化が進められた製品である。開発コードはGF100(GT300という開発コードで呼ばれていた時期もあった)。これはGeForce/Fermi第1世代を意味する。

FermiアーキテクチャではGF100コアとGF110コアで32基、その他のコアで48基のCUDAコアでSM (Streaming Multiprocessor) 構成する。シェーダクロック倍速機能により、シェーダコア部分のクロックはメインコアクロックの2倍速になっている。

製品名コア名 (プロセス)コアクロック
(CUDA)
(MHz)コア数メモリフィルレート[注釈 5]FLOPS[注釈 5]SLI消費電力
(W)補助電源接続
SMCUDATMUROPL2
(KB)タイプクロック
(GT/s)バス幅
(bit)帯域
(GB/s)容量
(GB)ピクセル
(GPix/s)テクセル
(GTex/s)単精度
(TFLOPS)
GeForce GT 420 (OEM)GF108 (TSMC 40 nm)675 (1350)14884256DDR31.812828.822.705.400.13×50?PCIe 2.0
×16
GeForce GT 430700 (1400)2961612.8011.20.2749
GeForce GT 440 (DDR3)810 (1620)1 / 23.2413.00.3165
GeForce GT 440 (GDDR5)GDDR53.251.20.5 / 1
GeForce GT 440 (OEM)GF106 (TSMC 40 nm)594 (1189)31442424384DDR31.819243.21.5 / 314.314.30.342-way56
GeForce GTS 450783 (1566)41923216256GDDR53.612857.7112.525.10.601066pin
GeForce GTX 460 SEGF104 (TSMC 40 nm)650 (1300)628848325123.425610920.831.20.751506pin×2
GeForce GTX 460 (768 MB)675 (1350)733656243843.619286.40.7516.237.80.91
GeForce GTX 460 (1 GB)32512256115121.6160
GeForce GTX 465GF100 (TSMC 40 nm)607 (1215)11352443.210319.426.70.863-way200
GeForce GTX 4701444856406403.353201341.2524.334.01.09215
GeForce GTX 480700 (1401)1548060487683.73841771.533.642.01.342508pin+6pin
GeForce 400 Series の製品
GT 420 (OEM)
2010年9月3日(日本時間)Webサイトにて発表。Fermiアーキテクチャの下位モデルで、GF108を採用した製品。
GT 430
2010年10月11日(日本時間)発表。GT 420と同じFermiアーキテクチャの下位モデルで、GF108を採用した製品。
GT 440
2011年2月1日(米国時間)発表。GT430のオーバークロック版。GDDR5メモリにも対応。
GTS 450
2010年9月13日(日本時間)Webサイトにて発表。Fermiアーキテクチャのバリューモデルである、GF106を採用した製品。GF106はGF104のちょうど半分のスペックのコアである。リファレンスモデルで6ピン補助電源が1系統で済む製品はGeForce 400シリーズで初。OEM版も存在するがスペックは異なる(CUDAコアなどが削減されている)。なおMicrosoft Expression Encoder 4 でのCUDAによるGPUエンコーディングを使用する際には、通常のPCを使用した1ストリームのMP4エンコードの場合で1 GBのメモリーと128以上のCUDAコアを持つGPUが推奨となっており、現在の製品ラインアップではGTS 450/GTX 550以上が推奨スペックとなる[33]
GTX 460 SE
2010年11月15日(米国時間)発表。GTX 460 (1 GB) からSM 1基が無効化されている。
GTX 460 (768 MB)、GTX 460 (1 GB)
2010年7月12日(日本時間)NVIDIAウェブサイトにて発表と同時に販売開始。FermiアーキテクチャであるGF100の派生コア、GF104を初めて採用した製品。GF100とGF104の相違点は以下のとおりである。

GPC数が4基から2基に半減

一つのSM当たりのCUDAコア数が32基から48基に増加、テクスチャマッピングユニット (TMU) が4基から8基に倍増

ROPパーティション(ROPユニットが8基まとまったもの)が6基から4基に削減

メモリバス幅が384bitから256bitに削減
GF104のフルスペックはCUDAコアが384基、テクスチャユニットが56基、ROPユニットが32基、メモリバス幅が256bitであるが、GF100採用製品と同じ様に歩留まり向上の為にCUDAコアが336基に削減されている。更に768 MB版はメモリ周りもメモリコントローラとROPパーテーションが1基ずつ(つまりはメモリバス幅64bit分、ROPユニットで8基)削減されている。仕様変更により、GF100に比べて、DirectX 9、10世代のアプリケーションでのパフォーマンスが向上し、768 MB版ではGTX 465に匹敵、1 GB版ではGTX 465を上回る性能となっている。どちらのモデルも6ピン補助電源が2系統必要であるが、消費電力はGTX 465に比べて大きく減少し、メーカーオリジナルデザインであれば768 MB版は6ピン補助電源1系統の製品も存在する。カードサイズも短小化され、取り回しが容易になっている。
GTX 465
2010年5月31日(台湾時間)COMPUTEX TAIPEI 2010開幕前日に開催した報道関係者向け説明会にて発表。FermiアーキテクチャであるGF100を採用した製品。歩留まり向上の為に、GTX 470から更に一部のCUDAコア等が無効化されている。Point of View GeForce GTX 480
GTX 470、GTX 480
2010年3月27日(米国時間)発表。NVIDIAのGPUとして初めてDirectX 11に対応した。その構造は、CUDAコアを32基、超越関数ユニット (SFU) やキャッシュ、テクスチャマッピングユニッ ト(TMU) を4基、頂点処理エンジン(PolyMorph Engine、いわゆるテッセレーター)が1基で、Streaming Multi-Processor (SM) という最小構成単位を形作り、SMが4基集まってGraphics Processing Cluster (GPC) というミニGPUを構成している。GF100は4基のGPCでクラスタ化された構造を持ち、クアッドコア的な構成となっている。GF100のフルスペックなCUDAコアは512基であり、GTX 470、GTX 480の両方で歩留まり向上の為に一部のCUDAコアが無効化されている。本来はこの世代で倍精度演算が大幅に強化される予定であったが、予定の1/4の性能にとどまっている(ただしこれでも前世代のGeforceを多少上回っている)。今後発売予定のTeslaでは計画通りの性能を発揮できるようになる予定である。前世代のハイエンドであるGT200系のチップに比べ、ピクセルシェーダー機能の性能向上は押さえられ、頂点シェーダー機能が大幅に強化された(GTX 280はGeForce FX 5800に比べ、ピクセルシェーダーの性能は150倍になった一方で、頂点シェーダーの性能は3倍にも達していなかった)。これは、GF100がDirectX 11の新機能であるテッセレーションに最適化されている為である。また、GeForce FXシリーズの教訓から、GeForce 6シリーズより続いた、ハイエンドは枯れたプロセスで生産する原則を破り、TSMCの最新プロセスである40 nmプロセスを採用している。GTX 480は非常に発熱が激しく、基板に吸気口を持ち、ヒートパイプを利用した特徴的なGPUクーラーを採用している。GTX 480は消費電力の公称値は250 W[34]となっているが、フルロード時に消費電力が300 W近くになるという動画やレビューが日本国外で掲載されている[注釈 6](なお、電源供給は6ピン補助電源と8ピン補助電源の2系統と、PCI-Expressスロットからの給電で合計300 Wになるので、電力不足になる事はない)。
GeForce 500 Series「en:GeForce 500 series」も参照

GeForce 500 Series(ジーフォース・500・シリーズ)は、2010年11月9日に発表された、GeForceシリーズの第12世代製品群である。Fermi第2世代のGF11xコアを採用しているが、コアのアーキテクチャは前世代とほぼ同じである。

製品名コア名 (プロセス)コアクロック
(CUDA)
(MHz)コア数メモリフィルレート[注釈 5]FLOPS[注釈 5]SLI消費電力
(W)補助電源接続
SMCUDATMUROPL2
(KB)タイプクロック
(GT/s)バス幅
(bit)帯域
(GB/s)容量
(GB)ピクセル
(GPix/s)テクセル
(GTex/s)単精度
(TFLOPS)
GeForce 510 (OEM)GF119 (TSMC 40 nm)523 (1046)14884128DDR31.86414.41 / 22.094.180.10×25?PCIe 2.0


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:236 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef