GeForce
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GTX 1050 Ti[98]
2016年10月25日発売。フルスペックのGP107コアを採用するエントリーミドルレンジモデル。1 GBのGDDR5チップを4個搭載する。14 nmプロセス採用で補助電源が不要。同年12月にはロープロファイル対応の製品も発売された。2基のGPC×3で計6基のSMで構成され、前世代のGTX 950とコア数は同じだが、コアクロックとメモリクロックが上がって、性能はGTX 960と同程度となった。
GTX 1060 (3 GB)[101]
2016年8月18日発売。GTX 1060 (6 GB)からSM 1基が無効化され、512 MBのGDDR5チップを6個搭載する。性能はGTX 970と同程度で、Kepler世代のGTX TITANを超える。
GTX 1060 (6 GB)[102]
2016年7月19日発売。フルスペックのGP106コアを採用するミドルレンジモデル。2基のGPC×5で計10基のSMで構成されている。1 GBのGDDR5チップを6個搭載する。性能はGTX 980と同程度で、Kepler世代のGTX TITAN Blackを超える。GeForce GTX 1070 Founders Edition
GTX 1070[103]
2016年6月10日発売。ハイエンドモデルのGTX 1080で採用されているGP104コアから、GPC 4基中の1基が無効化され、3基のGPC×5で計15基のSMで構成されている。メモリは従来のGDDR5となっている。性能は前世代ハイエンドモデルのGTX 980 Tiと同程度。
GTX 1070 Ti[104]
2017年11月2日発売。ハイエンドモデルのGTX 1080と同じGP104コアを採用しているが、SM 20基中の1基が無効化され、メモリは従来のGDDR5となっている。
GTX 1080[105]
2016年5月27日発売。先に「DRIVE PX 2」や「Tesla P100 (GP100)」として投入されていたPascalアーキテクチャを採用する初のコンシューマ向けモデル。フルスペックのGP104コアを採用し、4基のGPC×5で計20基のSMで構成されている。新たなメモリ規格のGDDR5Xメモリの採用により、プリフェッチを底上げすることで、メモリ帯域が向上している。
GTX 1080 Ti[106][107]
2017年3月10日発売。NVIDIA TITANシリーズと同じGP102コアを採用しているが、SM 30基中の2基とROPユニット96基中の8基が無効化され、メモリバス幅が32bit減少、メモリ容量も1 GB減少、L2キャッシュ容量も0.25 MB減少している。メモリ帯域については、GDDR5XメモリのデータレートがGTX 1080/NVIDIA TITAN Xの10 Gbpsから11 Gbpsに引き上げられたことで、NVIDIA TITAN Xより広くなっている。
NVIDIA TITAN X[108]
2016年8月2日発売。GP102コアを採用しているが、SM 30基中の2基が無効化されている。Maxwell世代に続きPascal世代でもDPフルスピードモードはサポートされない。この世代から「GeForce GTX」から「NVIDIA」へ販売ブランドが変更されている。Maxwell世代の「GeForce GTX TITAN X」とPascal世代の「NVIDIA TITAN X」を区別するために、後者を「TITAN X (Pascal)」や「TITAN X (2016)」と表記する場合もある。浮動小数点数演算性能は、単精度が10.2 TFLOPS、倍精度が0.32 TFLOPS(理論値)。
NVIDIA TITAN Xp[109]
2017年4月6日発売。フルスペックのGP102コアを採用し、6基のGPC×5で計30基のSMで構成されている。浮動小数点数演算性能は、単精度が10.8 TFLOPS、倍精度が0.34 TFLOPS(理論値)。
NVIDIA TITAN V「en:Volta_(microarchitecture)」も参照

NVIDIA TITAN VはVoltaアーキテクチャを採用するハイエンド製品である。「Game Ready Driver」で動作するコンシューマ製品ではあるが主にAI研究者向けとされ、GeForceブランドではなくNVIDIAブランドで販売された。

HPC向け製品であるTesla V100に採用されたGV100コアが転用されており、NVIDIAのコンシューマグラフィック製品として初めてTensorコア(行列積和演算器)とHBM2メモリを搭載する。

32bit版OS向けのドライバーと、Windows 8、Windows 8.1向けのドライバーは提供されない。

製品名コア名 (プロセス)コアクロック
[Boost]
(MHz)コア数メモリフィルレート[注釈 5]FLOPS[注釈 5]SLIVR消費電力
(W)補助電源接続
SMCUDATensorTMUROPL2
(MB)タイプクロック
(GT/s)バス幅
(bit)帯域
(GB/s)容量
(GB)ピクセル
(GPix/s)テクセル
(GTex/s)単精度
(TFLOPS)Tensor (FP16)
(Tensor TFLOPS)
NVIDIA TITAN VGV100 (TSMC 12FFN)1200 [1455]805120640320964.5HBM21.730726531211538412.398.3??2508pin+6pinPCIe 3.0
×16
NVIDIA TITAN V CEO Edition1286409686832154
NVIDIA TITAN V の製品
NVIDIA TITAN V[110][111]
2017年12月7日発表。GV100コアのSM 84基中4基が無効化されている。米国での直販価格は2999ドル、国内代理店菱洋エレクトロの直販価格は39万8000円(消費税8%込)。新たに搭載されたTensorコアはディープラーニング向けに最適化され、Tensorコアを搭載しないTITAN Xpと比較し最大9倍の演算性能を持つとされる。またフルスピードでの倍精度浮動小数点演算をサポートし、SM構成が変更されFP64ユニットが増加したこともあり、FP64:FP32の性能比率はKepler世代の1:3を上回る1:2を実現している。浮動小数点数演算性能は、単精度が12.3 TFLOPS、倍精度が6.14 TFLOPS(理論値)。
NVIDIA TITAN V CEO Edition[112]
2018年6月20日発表。「Computer Vision and Pattern Recognition Conference」にてAI研究者20名にプレゼントされた限定生産版で、一般には市販されていない。HBM2メモリの容量が12 GBがら32 GBへ増量されている。
GeForce 16/20 Series
GeForce GTX 16 Series「en:GeForce 16 series」も参照

GeForce GTX 16 Seriesは、Turingアーキテクチャを採用する、ミドルレンジの2019年前半 - の製品群である。

このシリーズ以降、32bit版OS向けのドライバーと[113]、Windows 8、Windows 8.1向けのドライバーは提供されなくなった。

製品名コア名 (プロセス)コアクロック
[Boost]
(MHz)コア数メモリフィルレート[注釈 5]FLOPS[注釈 5]SLIVR消費電力
(W)補助電源接続
SMCUDATMUROPL2
(MB)タイプクロック
(GT/s)バス幅
(bit)帯域
(GB/s)容量
(GB)ピクセル
(GPix/s)テクセル
(GTex/s)単精度
(TFLOPS)
GeForce GTX 1630TU117 (TSMC 12FFN)1740 [1785]851232161GDDR6126496.0427.855.71.78××75?PCIe 3.0
×16
GeForce GTX 1650 (GDDR5)1485 [1665]148965632GDDR5812812847.583.22.66
GeForce GTX 1650 (GDDR6)1410 [1605]GDDR61219245.179.02.53
GeForce GTX 1650 (TU106)TU106 (TSMC 12FFN)906pin
GeForce GTX 1650 (TU116)TU116 (TSMC 12FFN)80
GeForce GTX 1650 SUPER1530 [1725]2012808049.01223.92〇100
GeForce GTX 16601530 [1785]22140888481.5GDDR58192673.41354.311208pin
GeForce GTX 1660 SUPERGDDR614336125
GeForce GTX 1660 Ti1500 [1770]241536961228872.01444.61120

GTX 1630[114][115]
2022年6月28日発売。前世代のGT 1030の後継に位置する低価格モデルで、TU117コアの持つSM 16基の内半数に当たる8基が無効化されている。消費電力は上位モデルのGTX 1650と同等の75 Wだが、性能はGTX 1050のおよそ1.17倍でGTX 1050 Tiと同程度かやや低い程度とされる。
GTX 1650 (GDDR5)[116][117][118][119]


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