GeForce
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OpenCLに関しては、Maxwellアーキテクチャ以降の465.89ドライバー以降でOpenCL 3.0に対応している[8]。それ以前のKeplerアーキテクチャでは350.12ドライバー以降でOpenCL 1.2まで[9]、TeslaアーキテクチャからFermiアーキテクチャまではOpenCL 1.1までの対応となる。

アーキテクチャ販売開始シリーズ[注釈 2]/製品名DirectXVulkanOpenGLOpenCLCUDA[10] [11]
API
(Feature Level)Shader
ModelSDKCompute
capability
Tesla第12007年G8011
(10_0)4.0?3.31.16.01.0
G84, G86, G92, G94, G96, G986.51.1
Tesla第22008年GT200, GT200b1.3
2009年GT215, GT216, GT21811
(10_1)4.11.2
Fermi2010年GT(X) 400, 500シリーズ
GT 610, 620, 630(GF108), 730(GF108)12
(11_0)5.14.68.02.1
GTX 465, 470, 480
GTX 570, 580, 5902.0
Kepler2012年GTX 600, 700シリーズ
GT 640(GK107), 7406.51.21.210.23.0
2013年GT 630(GK208), 640(GK208)
GT 710, 720, 730(GK208)
GTX 780, TITANシリーズ(GK110)11.8[注釈 3]3.5
Maxwell第12014年GTX 750シリーズ6.71.33.012.45.0
Maxwell第22015年GTX 900シリーズ, TITAN X12
(12_1)5.2
Pascal2016年GT(X) 10シリーズ
NVIDIA TITAN X, Xp6.1
Volta2018年NVIDIA TITAN V7.0
Turing2019年GTX 16シリーズ7.5
2018年RTX 20シリーズ
NVIDIA TITAN RTX12
(12_2)
Ampere2020年RTX 30シリーズ6.88.6
Ada Lovelace2022年RTX 40シリーズ8.9

DSR (Dynamic Super Resolution)に関しては、Fermiアーキテクチャ以降の344.48ドライバー以降で対応している[12]。GTX 16シリーズを除くTuringアーキテクチャ以降の511.23ドライバー以降では、Tensorコアを利用したAI処理により高画質化したDLDSR (Deep Learning Dynamic Super Resolution)にも対応している[13]
Image Scalingに関しては、Maxwellアーキテクチャ以降の496.76ドライバー以降で対応している[14]。Keplerアーキテクチャ以降の441.08ドライバー以降ではImage Sharpeningに対応していた[15]

3D Visionに関しては、Teslaアーキテクチャ以降の上位製品とFermiアーキテクチャ以降Turingアーキテクチャ(SUPER, 1650, 1630を除く)までで対応していた[16]が、425.31ドライバーを最後にサポートが終了している[17]。GeForce 3D Visionでは、リフレッシュレート120Hz以上のディスプレイと左右眼の視野を交互に遮断する専用メガネを用いて3D立体視を可能としていた[18]
VR Readyに関しては、Maxwell第2アーキテクチャ以降の上位製品で対応している[19]。左右眼用にそれぞれディスプレイを組み込んだHMDを用いVRを可能としている。
ドライバーのサポート

アーキテクチャWindows 7/8/8.1/10
(32bit)Windows 7
(64bit)Windows 8/8.1
(64bit)Windows 10
(64bit)Windows 11
Tesla1. [342.01] (2016/12/14)提供なし
Fermi2. [391.35] (2018/03/27)
Kepler
(ノートPC向け)2. 上に同じ3. [425.31] (2019/04/11)
Kepler4. [R470ブランチ] (?2024/09)
Security Update Driver4. 左に同じ
Maxwell7. Game Ready Driver および
Studio Driver (Pascal以降)
Pascal
Volta5. 提供なし4. 上に同じ5. 提供なし
Turing
Ampere
Ada Lovelace6. 提供なし

Teslaアーキテクチャに対しては、2016年12月14日付の342.01ドライバーを最後にサポートが終了している。

32bit版のWindows 7/8/8.1/10に対してと、Fermiアーキテクチャに対しては、共に2018年3月27日付の391.35ドライバーを最後にサポートが終了している。

KeplerアーキテクチャのノートPC向け製品に対しては、2019年4月11日付の425.31ドライバーを最後にサポートが終了している
[20]

64bit版のWindows 7/8/8.1に対してと、KeplerアーキテクチャのデスクトップPC向け製品に対しては、共に2021年9月20日付の472.12ドライバーを最後の「Game Ready Driver」として、2024年9月までは脆弱性修正を含むR470ブランチの「Security Update Driver」が提供される[21]

NVIDIA TITAN VとGeForce 16/20/30シリーズに対しては、32bit版のOS(Windows 7/8/8.1/10、Linux、FreeBSD)向けと、64bit版のWindows 8/8.1向けドライバーは提供されない。

GeForce 40シリーズ以降では、Windows 7/8/8.1と32bit版のWindows 10向けドライバーは提供されない。

GeForce 10シリーズ以降では、ゲーム向けに最適化された「Game Ready Driver」の他に、クリエイティブアプリケーション[注釈 4]向けに最適化された「Studio Driver」も提供されている[22]


Windows Serverシリーズ向けのドライバは提供されない。

Linux/BSD/Solaris向けには、クリエイティブアプリケーション向けに最適化されている「Studio Driver」相当のバージョンのみが提供される[要出典]。Windows向けとは異なり、Quadro/NVIDIA RTXシリーズにもGeForceシリーズと同一のドライバが適用可能である。

命名規則

GeForceシリーズは、その名称からビデオチップの大まかな相対性能を知ることができる。なお同数同指標の製品でもベンダーによって性能には差違があるので、導入の際には確認が必要である。

2008年6月17日発表のGeForce 200シリーズより命名規則が一新され、2009年3月に発表されたリネーム製品であるGeForce 100シリーズにも導入されている。これまでの命名規則では最後に置かれていたモデル内のクラスを表すアルファベットの代わりに、シリーズ内のクラスを表すアルファベットを前に置き、続く3 - 4桁の数字の内、上位から百の位まででシリーズを、末尾2桁と数値05相当の"Ti"付加によってシリーズ内の性能指標(モデル)を表している。

GeForce 500シリーズからは性能向上に伴い従来のGTSクラスに該当する製品がGTXクラスに吸収された。GeForce 700シリーズからGeForce 20シリーズまでは、従来シリーズでの性能指標95, 90(デュアルチップ)に相当する製品として、命名規則の異なるTITAN(TITAN Zを除きシングルチップ)が存在する。GeForce 30シリーズ以降は性能指標90のモデルもシングルチップである。GeForce 20シリーズからはGTXクラスの上位モデルを置き換える形でRTXクラスも販売され、上位モデルの置き換えが進んだことからGeForce 16シリーズでは例外的に性能指標30のモデルもGTXクラスとされている。

GPUクラスシリーズ性能指標 (モデル)価格の目安
ハイエンドデュアル(200 - 600シリーズ)
シングル(30 - シリーズ)GTX/RTX1 - 10, 16, 20 - 4090 Ti, 90 (95 - 90)100,000 - 330,000円
シングル80 Ti, 80 SUPER, 80 (85 - 80)60,000 - 220,000円
ハイクラス70 Ti, 70 SUPER, 70 (75 - 70)40,000 - 150,000円
ミドルレンジ60 Ti, 60 SUPER, 60 (65 - 60)20,000 - 90,000円
50 Ti, 50 SUPER, 50 (55 - 50)12,000 - 40,000円
GTS(50 - 40)?
ロークラス
(エントリークラス)GT45 - 306,000 - 25,000円
ローエンド25 - 053,000 - 8,000円
(無印)?


クラスシリーズ性能指標
GTX260

「GTX 260」ならば、200シリーズのミドルレンジモデルとなる。GeForce 9 Series 以前の命名規則

GeForce4 TiシリーズからGeForce 9シリーズまでは、千の位でシリーズを、百と十の位でシリーズ内の性能指標 (モデル) を、末尾のアルファベットでモデル内のクラスを表している。


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