GeForce
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GeForce GTX 750 Ti5640405.486.42 / 4[55]40.81.3160
GeForce GTX 760 (192bit) (OEM)GK104 (TSMC 28 nm)824 [889]611529624384 KB5.61921341.5 / 319.879.11.903-way1306pin
GeForce GTX 760980 [1033]32512 KB62561922 / 431.494.12.261706pin×2
GeForce GTX 760 Ti (OEM)915 [980]71344112229.31022.46
GeForce GTX 7701046 [1085]8153612872242 / 433.51343.212308pin+6pin
GeForce GTX 780GK110 (TSMC 28 nm)863 [900]122304192481.5 MB63842883 / 6[56]41.41663.98250
GeForce GTX 780 Ti875 [928]1528802407336342.02105.044-way
GeForce GTX 700 Series の製品
GTX 745 (OEM)
DELLのOEMモデル(ロープロファイル、4 GB)とFujitsuのOEMモデル(2 GB)が存在する。クリエイター向けのQuadro K620と同様に、SMX 5基中の2基が無効化され、DDR3メモリを搭載するが、こちらはGPU Boostは非対応。下位のGK208コアのGTX 730、GK107コアのGTX 740と比べて、TMUの数が3/4となるため、テクセルフィルレート(texel fill rate)は低くなる。
GTX 750、GTX 750 Ti[57]
2014年2月18日発表。第1世代MaxwellアーキテクチャのGM107コアを採用するエントリーミドルレンジモデル。L2キャッシュを2 MB搭載する。GTX 650 Tiの後継としてGTX 660の下位に位置付けられる(GTX 660はUEFIに対応して存続)。電力効率に優れたMaxwellアーキテクチャの採用により消費電力は半減し、補助電源が不要となった。同年5月にはロープロファイル対応の製品も発売された。GTXクラスの最下位モデルの性能は、GTX 460 SE (150 W) →GTX 550 Ti (116 W) →GTX 650 (64 W) でほぼ変わらなかったが、GTX 750 (55 W) によって約1.65倍に大きく底上げされた。GTX 750 Ti (60 W) の性能はGTX 650の約1.9倍で、GTX 650 Ti BOOST (134 W) と同程度となった。その低価格と低消費電力から2017年初頭まで人気は続いた。(最終的にGTX 750 Tiの価格は9,000円程度まで下落した)
GTX 760[58]
2013年6月25日発表。GTX 660 Tiの後継と位置付けられ、GTX 660 Ti、GTX 670と同じGK104コアを採用する。GTX 660 TiはGTX 670からメモリバス幅が192bitに抑えられていたのに対し、GTX 760はGTX 670からSMX 1基が無効化され、コアクロックが引き上げられている。性能はGTX 660 Tiと同程度だが[59]、消費電力が高い。
GTX 770[60]
2013年5月30日発表。GTX 680の後継と位置付けられ、GTX 680と同じフルスペックのGK104コアを採用し、8基のSMXで4基のGPCを構成する。GDDR5メモリはGTX 680の6.0 Gbps品から7.0Gbps品に変更されたが、消費電力が上がって6ピン補助電源と8ピン補助電源が1系統ずつ必要になった。
GTX 780[61]
2013年5月23日発表。GTX TITAN Black同じGK110コアを採用するが、SMX 15基中の3基が無効化されている。GeForce TITANシリーズにあった「DPフルスピードモード」は利用できない。
GTX 780 Ti[62]
2013年11月7日発表。GTX TITAN Blackと同じフルスペックのGK110コアを採用し、15基のSMXで5基のGPCを構成する。GeForce TITANシリーズにあった「DPフルスピードモード」は利用できない。
GeForce GTX TITAN Series

ハイエンドの中でもさらに最上位クラスの製品ブランドとして、GeForce GTX TITAN Seriesが追加された。ただし、製品世代としては、GeForce GTX 700シリーズと同列である。

GeForce GTX TITANシリーズのGK110コアのSMXの中には64基の倍精度演算ユニットも搭載されている。倍精度演算ユニットは、GK104コアの単精度演算ユニットによる倍精度演算の8分の1のクロック数で倍精度演算するが、コアクロックの8分の1のクロック速度で動作している。これをNVIDIA Control Panelの設定を変更することで、コアと同クロックで動作させられるように変更できる。この倍精度浮動小数点演算のフルスピードモード化機能を「DPフルスピードモード」と呼ぶ。但し、DPフルスピードモード時は消費電力が上がり、コアクロックが抑えられるため、実際の倍精度演算性能は理論値の8倍には届かない。

製品名コア名 (プロセス)コアクロック
[Boost]
(MHz)コア数メモリフィルレート
[注釈 5]FLOPS[注釈 5]SLI消費電力
(W)補助電源接続
SMCUDATMUROPL2
(MB)タイプクロック
(GT/s)バス幅
(bit)帯域
(GB/s)容量
(GB)ピクセル
(GPix/s)テクセル
(GTex/s)単精度
(TFLOPS)
GeForce GTX TITANGK110 (TSMC 28 nm)836 [876]142688224481.5GDDR56384288640.11874.494-way2508pin+6pinPCIe 3.0
×16
GeForce GTX TITAN Black889 [980]152880240733642.72135.12
GeForce GTX TITAN ZGK110 ×2チップ705 [876]15×22880×2240×248×21.5×2384×2336×26×267.73388.122-way
(Quad SLI)3758pin×2
GeForce GTX TITAN Series の製品
GTX TITAN[63]

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2013年2月19日発表。先に「Tesla K20X」として投入されていたGK110コアを採用するコンシューマ向けモデル。製品名については、Tesla K20Xを採用し、TOP500で2012年11月に性能ランキング1位となった米オークリッジ国立研究所スーパーコンピュータータイタン[64]に由来している。GPUコアのSMX 15基中の1基が無効化されている。浮動小数点数演算性能は、単精度が4.49 TFLOPS(GTX 680は3.09 TFLOPS)、DPフルスピードモード時の倍精度が1.50 TFLOPS(理論値)(GTX 680は0.13 TFLOPS)。
GTX TITAN Black[65]
2014年2月18日発表。フルスペックのGK110コアを採用。GTX TITANと比べて動作クロックとメモリークロックが引き上げられている。浮動小数点数演算性能は、単精度が5.12 TFLOPS、DPフルスピードモード時の倍精度が1.71 TFLOPS(理論値)。
GTX TITAN Z[66]
2014年3月25日発表。フルスペックのGK110コアを2基搭載するデュアルGPU。接続にトリプルスロット幅の空きを必要とする。浮動小数点数演算性能は、単精度が8.12 TFLOPS、DPフルスピードモード時の倍精度が2.71 TFLOPS(理論値)。発売時の価格は、史上最高の40万円 -[67]
GeForce 900 Series「en:GeForce 900 series」も参照

GeForce 900 Seriesは、第2世代Maxwellアーキテクチャを採用する、ミドルレンジからハイエンドクラスの2014年後半 - 2015年の製品群である。

第2世代Maxwellアーキテクチャでは、新たなメモリ圧縮技術を採用しメモリのアクセス効率が高まった[68]。MFAA(Multi-Frame Sampled Anti Aliasing)技術に対応[69]。64bitメモリコントローラ1基に対するROPユニットは8基から16基に変更された[70]。GTX 970以上でVR(Virtual Reality)をサポートする[71]

HDMI 2.0出力端子×1とDisplayPort 1.2出力端子×3を搭載し、4画面の4Kモニタの60Hz表示に対応する。

製品名コア名 (プロセス)コアクロック
[Boost]
(MHz)コア数メモリフィルレート[注釈 5]FLOPS[注釈 5]SLIVR消費電力
(W)補助電源接続
SMCUDATMUROPL2
(MB)タイプクロック
(GT/s)バス幅
(bit)帯域
(GB/s)容量
(GB)ピクセル
(GPix/s)テクセル
(GTex/s)単精度
(TFLOPS)
GeForce GTX 950GM206 (TSMC 28 nm)1024 [1188]676848321GDDR56.6128106232.849.21.572-way×906pinPCIe 3.0
×16
GeForce GTX 9601127 [1178]810246471122 / 436.172.12.31120
GeForce GTX 970GM204 (TSMC 28 nm)1050 [1178]131664104561.75224 (3.5 GB)
+32 (0.5 GB)196 (3.5 GB)
+28 (0.5 GB)4
(3.5+0.5)58.81093.493-way○1456pin×2
GeForce GTX 9801126 [1216]162048128642256224472.11444.614-way165
GeForce GTX 980 TiGM200 (TSMC 28 nm)1000 [1075]222816176963384336696.01765.632508pin+6pin
GeForce GTX TITAN X243072192121926.14
GeForce 900 Series の製品
GTX 950[72][73][74]
2015年8月20日発表。GTX 960と同じGM206コアを採用するが、SMM 8基中の2基が無効化され、コア数や消費電力はGTX 960の3/4となる。価格的にも性能的にもGTX 750 TiとGTX 960の隙間を埋めるモデルとして登場し、性能はGTX 750 Ti比で約1.5倍になったが[75]、消費電力も1.5倍に増えて補助電源が必要な上に2万円前後という価格に割高感があり、2万円台前半に価格がこなれていた上位のGTX 960に人気が集まった。2016年3 - 4月には消費電力を抑えて補助電源を不要にした製品[76]、5月にはロープロファイル対応の製品も発売された。(しかし半年後の同年10月には次世代Pascalアーキテクチャ採用のGTX 1050を搭載した製品がより安価に発売される事になる)
GTX 960[77]
2015年1月22日発表。フルスペックのGM206コアを採用するミドルレンジモデル。GM206コアはGM204コアの半分となる2基のGPC(8基のSMM)で構成されていて、コア数やメモリ帯域はGTX 980の半分となる。GM206コアはH.265ハードウェアデコーダを統合しており、ミドルレンジでも4K/60fpsのデコードが可能となっている。スペック的にはGTX 950 Tiのような製品で、性能はGTX 950比で1.2倍程度に過ぎない。前世代のGTX 760と比べてメモリバス幅が256bitから128bitに半減しているため、高負荷時の性能はGTX 760と僅差にまで落ち込む。
GTX 970[78]
2014年9月19日発表。GTX 980と同じGM204コアを採用するが、SMM 16基中の3基が無効化されている。当初はメモリ周りはGTX 980と同じとされていたが、実際にはROPユニットが64基から56基に削減され、L2キャッシュも32bit幅1基分0.25 MB少なかった。このため、4 GBのメモリ中3.5 GBまでは帯域が7/8に、3.5 GBを超えた分は帯域が1/8に制限されていた[79]。NVIDIAは、2015年1月にスペックを下方修正した[80][81]。また、電源周りの回路に問題があり、高fpsで描画時にコイル鳴きが発生する製品が多い。
GTX 980[78][82]
2014年9月19日発表。フルスペックのGM204コアを採用し、4基のGPC(16基のSMM)で構成されている。7.0 GbpsのGDDR5メモリを搭載し、メモリ圧縮技術により9.3 Gbps相当のパフォーマンスを発揮する。GM204コアはH.265/HEVCハードウェアエンコーダを統合する。
GTX 980 Ti[83][84][85]
2015年6月1日発表。GTX TITAN Xと同じGM200コアを採用するハイエンドモデル。


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