GeForce
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チップを二つ載せた製品も発売された[26][27]
7800 GTX
2005年6月22日発表。この製品の開発コードネームである、G70コアは改名される前に、NV47というコードネームであった。この事からも分かる様に、GeForce 7シリーズはGeForce 6シリーズの改良版である。しかし、様々な部分が改良されており、トランジスタ数で約1億もの機能拡張が行われている。また、アーキテクチャ名がCineFX 4.0、アンチエイリアス機能がIntelliSample 4.0にそれぞれGeForce 6シリーズから一つずつ上がっている。
7800 GTX 512
2005年11月15日発表。7800 GTXを改良し、より高クロックと512 MBまでのグラフィックスメモリに対応した製品。GeForce 7シリーズのハイエンド向けモデル。
7900 GS
2006年9月6日発表。7900シリーズ最下位製品。他の7900シリーズ製品よりも、バーテックスシェーダー、ピクセルシェーダーが削減されている。
7900 GT
2006年3月9日発表。7800 GTの後継製品。G71コアを採用した最初の製品。7800 GTXよりも性能が向上している。
7900 GTO
未発表で限定発売された製品。7900 GTよりも性能が高く、7900 GTXに近い性能だが低価格であり、人気があった。
7900 GTX
2006年3月9日発表。7800 GTXの後継製品。G71コアを採用した最初の製品。7800 GTXより高クロックで動作するものの、7800 GTX 512よりもメモリクロックは100 MHz低い。
7900 GX2 (7900 GTX Duo)
どちらもOEM販売のみで、正式には発表されていない。名前が異なるが同じカードである。基板を二枚重ねにした様なカードで、カード毎に6ピン補助電源が必要である。Quad SLIに対応している。
7950 GT
2006年9月6日発表。G71コアを採用した、7900 GTの後継製品。リファレンスレベルでHDCPに対応している。
7950 GX2
2006年6月5日発表。G71コアを二つ搭載したハイエンドモデル。7900 GTXの上位に当たる、GeForce 7000シリーズ最上位製品。Quad SLIに対応している。
GeForce 8 Series「en:GeForce 8 series」も参照

GeForce 8 Series(ジーフォース・エイト・シリーズ)は、GeForceシリーズの第八世代製品群である。2006年11月9日にGeForce 8800ファミリーを発表[28]

前世代まで、ピクセルシェーダーとバーテックスシェーダーに分離していたシェーダーユニットは、ストリーミングプロセッサ (Streaming Processor : SP) に統合された。この統合型シェーダーユニットの事を「ユニファイドシェーダー」と呼ぶ。G80コアの8800モデルは動画再生支援機能であるPureVideoが前世代であるGeForce 7シリーズと同じVideoProcessor1 (VP1) のサポートに留まり、G84コアやG86コア、G92コアではHD動画再生支援を持つPureVideo HDVideoProcessor2 (VP2) がサポートされた。DirectX 10 Shader Model 4.0、Quantum Effects、HDCP(HDCPについてはオプションとなるものもあり)などをサポート。DirectX 10.1のGPUの仮想化は非対応。

製品名コア名 (プロセス)コアクロック
(SP)
(MHz)コア数メモリフィルレート[注釈 5]FLOPS[注釈 5]TCSLI消費電力
(W)補助電源接続
SPTMUROPタイプクロック
(MT/s)バス幅
(bit)帯域
(GB/s)容量
(MB)ピクセル
(GPix/s)テクセル
(GTex/s)単精度
(GFLOPS)
GeForce 8300 GSG86 (TSMC 80 nm)459 (918)884DDR2800646.41281.843.6714.7〇×40?PCIe 1.0
×16
GeForce 8400 GS1625629.4
GeForce 8400 GS Rev.2G98 (TSMC 65 nm)567 (1400)85122.274.5422.4×25PCIe 2.0
×16
GeForce 8400 GS Rev.3GT218 (TSMC 40 nm)520 (1230)162.084.1639.4
GeForce 8500 GTG86 (TSMC 80 nm)450 (900)12812.82561.803.6028.8〇2-way30PCIe 1.0
×16
GeForce 8600 GTG84 (TSMC 80 nm)540 (1190)32168GDDR3140022.45124.328.6476.2×47
GeForce 8600 GTS675 (1450)200032.02565.4010.892.8606pin
GeForce 8800 GSG92 (TSMC 65 nm)550 (1375)964812160019238.43846.6026.4264105PCIe 2.0
×16
GeForce 8800 GT600 (1500)1125616180025657.65129.6033.6336125
GeForce 8800 GT 1GB1024
GeForce 8800 GTS 512650 (1625)12864164052.551210.441.6416135
GeForce 8800 GTS 320G80 (TSMC 90 nm)500 (1200)962420158432063.432010.012.0230143PCIe 1.0
×16
GeForce 8800 GTS 640640
GeForce 8800 GTX575 (1350)1283224180038486.476813.818.43463-way

177 (初期)

155 (後期)
6pin×2
GeForce 8800 Ultra612 (1500)2160103.714.719.6384175
GeForce 8 Series の製品
8100/8200
GeForce 8シリーズをベースにした統合GPUを搭載したチップセット。AMD製CPU向け。GeForce 6・7系のGPU統合型GPUはnForceと呼ばれたが、このシリーズからチップセット名もGeForceと呼ばれるようになった。
8300 GS
メーカーOEM(組み込み向けモデル)なので個人が手にする機会は少ない。
8400 GS
8500 GTのメモリバス幅を64bitに削減したもの。Hybrid SLIに対応している。GT218コア(GeForce 210で使用されているものと同じコア)を使用した製品も存在し、DirectX 10.1に対応する。
8500 GT
2007年4月17日(日本時間)発表。Hybrid SLIに対応している。
8600 GT/8600 GTS
2007年4月17日(日本時間)発表。
G80
NVIDIA GeForce 8800 Ultra

G80世代において、リファレンスデザインではどれも2スロット占有型の大型ファンを搭載している。
8800 GTS
2006年11月9日(日本時間)発表。メモリバス幅が320bitに削減されている。PCI Express 補助電源コネクタ、SLIコネクタは1系統。2007年2月13日には、グラフィックスメモリを320 MBに削減した廉価モデルが発表、発売された。
8800 GTX
2006年11月9日(日本時間)発表。8800 GTXは7900 GTXから動作クロックはあまり向上していないが、GPUに統合型シェーダーユニットを128個内蔵して能力を向上させており、諸々のベンチマークソフトで「7900 GTX」のSLIを超える結果を出しており、性能が大幅に伸びた。SLIコネクタが2つ備えられており、デイジーチェーンで接続する事で3WAY-SLIに対応する。また、PCI Express補助電源コネクタも2系統接続する。
8800 Ultra
2007年5月2日発表。8800 GTXをより高クロックで動作させたGeForce 8シリーズ最上位製品。8800 GTXよりも高クロックながら、コアの最適化により最大消費電力が177 Wから175 Wに若干減少している。しかしリファレンスクーラーはより巨大なものを採用している。クロック以外の仕様は8800 GTXに準ずる。
G92

2007年11月9日(日本時間)発表。GeForce 8シリーズのハイエンド向けモデル。開発コードネームは 、8800 GTXなどの初期のモデルはG80、8800 GT以降のモデルはG92とされている。
8800 GT
後発になる8800 GTは、65 nmプロセス技術を採用して消費電力を下げたほか、PCI Express 2.0に対応、メモリバス幅が256bitに削減され搭載可能なメモリ量が512 MBに減ったものの、コアクロックとシェーダークロックが向上している(後から1 GB版もリリースされた)。さらに次世代DVDの再生支援などを含むVideo Processor 2が実装されている。性能はG80世代のGTXとGTSの中間ほどで、従来のグレード表記の逆転が起きていた。リファレンスデザインでは、発熱が減ったことで1スロットに収まるファンを搭載している。
8800 GTS 512 MB
2007年12月には PCI Express 2.0 などに対応した新型 8800 GTS 512 MB (G92) が発売され、上記の逆転現象は解消された。
GeForce 9 Series「en:GeForce 9 series」も参照

GeForce 9 Series(ジーフォース・ナイン・シリーズ)は、GeForceシリーズの第九世代製品群である。DirectX 10.1には対応していない。DX10のアプリケーションが充実していないことやDX10.1の普及がまだ先との判断から実用上問題ないと判断されていた。回路幅が65 nmのものと、55 nmのものがある。また、このシリーズにはGeForce 8シリーズのリネーム品が多い。

製品名コア名 (プロセス)コアクロック
(SP)
(MHz)コア数メモリフィルレート[注釈 5]FLOPS[注釈 5]SLI消費電力
(W)補助電源接続
SPTMUROPタイプクロック
(MT/s)バス幅
(bit)帯域
(GB/s)容量
(MB)ピクセル
(GPix/s)テクセル
(GTex/s)単精度
(GFLOPS)
GeForce 9300 GEG98 (TSMC 65 nm)540 (1300)884DDR2800646.42562.164.3220.8×?PCIe 2.0


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