GeForce
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NVIDIA TITAN Xp[109]
2017年4月6日発売。フルスペックのGP102コアを採用し、6基のGPC×5で計30基のSMで構成されている。浮動小数点数演算性能は、単精度が10.8 TFLOPS、倍精度が0.34 TFLOPS(理論値)。
NVIDIA TITAN V「en:Volta_(microarchitecture)」も参照

NVIDIA TITAN VはVoltaアーキテクチャを採用するハイエンド製品である。「Game Ready Driver」で動作するコンシューマ製品ではあるが主にAI研究者向けとされ、GeForceブランドではなくNVIDIAブランドで販売された。

HPC向け製品であるTesla V100に採用されたGV100コアが転用されており、NVIDIAのコンシューマグラフィック製品として初めてTensorコア(行列積和演算器)とHBM2メモリを搭載する。

32bit版OS向けのドライバーと、Windows 8、Windows 8.1向けのドライバーは提供されない。

製品名コア名 (プロセス)コアクロック
[Boost]
(MHz)コア数メモリフィルレート[注釈 5]FLOPS[注釈 5]SLIVR消費電力
(W)補助電源接続
SMCUDATensorTMUROPL2
(MB)タイプクロック
(GT/s)バス幅
(bit)帯域
(GB/s)容量
(GB)ピクセル
(GPix/s)テクセル
(GTex/s)単精度
(TFLOPS)Tensor (FP16)
(Tensor TFLOPS)
NVIDIA TITAN VGV100 (TSMC 12FFN)1200 [1455]805120640320964.5HBM21.730726531211538412.398.3??2508pin+6pinPCIe 3.0
×16
NVIDIA TITAN V CEO Edition1286409686832154
NVIDIA TITAN V の製品
NVIDIA TITAN V[110][111]
2017年12月7日発表。GV100コアのSM 84基中4基が無効化されている。米国での直販価格は2999ドル、国内代理店菱洋エレクトロの直販価格は39万8000円(消費税8%込)。新たに搭載されたTensorコアはディープラーニング向けに最適化され、Tensorコアを搭載しないTITAN Xpと比較し最大9倍の演算性能を持つとされる。またフルスピードでの倍精度浮動小数点演算をサポートし、SM構成が変更されFP64ユニットが増加したこともあり、FP64:FP32の性能比率はKepler世代の1:3を上回る1:2を実現している。浮動小数点数演算性能は、単精度が12.3 TFLOPS、倍精度が6.14 TFLOPS(理論値)。
NVIDIA TITAN V CEO Edition[112]
2018年6月20日発表。「Computer Vision and Pattern Recognition Conference」にてAI研究者20名にプレゼントされた限定生産版で、一般には市販されていない。HBM2メモリの容量が12 GBがら32 GBへ増量されている。
GeForce 16/20 Series
GeForce GTX 16 Series「en:GeForce 16 series」も参照

GeForce GTX 16 Seriesは、Turingアーキテクチャを採用する、ミドルレンジの2019年前半 - の製品群である。

このシリーズ以降、32bit版OS向けのドライバーと[113]、Windows 8、Windows 8.1向けのドライバーは提供されなくなった。

製品名コア名 (プロセス)コアクロック
[Boost]
(MHz)コア数メモリフィルレート[注釈 5]FLOPS[注釈 5]SLIVR消費電力
(W)補助電源接続
SMCUDATMUROPL2
(MB)タイプクロック
(GT/s)バス幅
(bit)帯域
(GB/s)容量
(GB)ピクセル
(GPix/s)テクセル
(GTex/s)単精度
(TFLOPS)
GeForce GTX 1630TU117 (TSMC 12FFN)1740 [1785]851232161GDDR6126496.0427.855.71.78××75?PCIe 3.0
×16
GeForce GTX 1650 (GDDR5)1485 [1665]148965632GDDR5812812847.583.22.66
GeForce GTX 1650 (GDDR6)1410 [1605]GDDR61219245.179.02.53
GeForce GTX 1650 (TU106)TU106 (TSMC 12FFN)906pin
GeForce GTX 1650 (TU116)TU116 (TSMC 12FFN)80
GeForce GTX 1650 SUPER1530 [1725]2012808049.01223.92〇100
GeForce GTX 16601530 [1785]22140888481.5GDDR58192673.41354.311208pin
GeForce GTX 1660 SUPERGDDR614336125
GeForce GTX 1660 Ti1500 [1770]241536961228872.01444.61120

GTX 1630[114][115]
2022年6月28日発売。前世代のGT 1030の後継に位置する低価格モデルで、TU117コアの持つSM 16基の内半数に当たる8基が無効化されている。消費電力は上位モデルのGTX 1650と同等の75 Wだが、性能はGTX 1050のおよそ1.17倍でGTX 1050 Tiと同程度かやや低い程度とされる。
GTX 1650 (GDDR5)[116][117][118][119]
2019年4月23日発売。フルスペックのTU117コアからSM 16基中の2基が無効化されている。前世代のGTX 1050 Tiの後継に位置する。米国での小売価格は、GTX 1050 Tiの139ドルより僅かに高い149ドルとなった。
GTX 1650 (GDDR6)[119]
2020年4月3日発売。
GTX 1650 (TU106)[120][119]
2020年7月発売。RTX 2060/2070に用いられるTU106コアの一部を無効化したもの。NVENCの世代がTU117を使用する1650のVolta世代より新しいTuring世代になっている。補助電源を必要とする。中国市場では GeForce GTX 1650 Ultra と称して販売されている[121]
GTX 1650 (TU116)[119]
2020年7月発売。GTX 1660に用いられるTU116コアの一部を無効化したもの。NVENCの世代がTU117を使用する1650のVolta世代より新しいTuring世代になっている。補助電源を必要とする。
GTX 1650 SUPER[122]
2019年11月22日発売。上位のTU116コアを採用している。CUDAコア数が1280コアに増え、クロックも1530 MHz(ブースト時1725 MHz)に上がっている。メモリがGDDR6の12 GHz相当になり、帯域も192 GB/sに拡張されている。
GTX 1660[123]
2019年3月14日発売。フルスペックのTU116コアからSM 24基中の2基が無効化されている。従来のメモリ規格のGDDR5メモリに据え置かれ、価格が抑えられた。前世代のGTX 1060(6 GB)の後継に位置し、消費電力は前世代のGTX 1060と同等だが、補助電源の供給方法は8ピン×1に変更された。米国での小売価格は、GTX 1060(3 GB)の199ドルとGTX 1060(6 GB)の249ドルの中間の219ドルとなった。
GTX 1660 SUPER[122]
2019年10月29日発売。メモリがGDDR6の14 GHz相当になり、帯域も336 GB/sに拡張されている。ただ、従来のSUPERシリーズとは違い、コアクロックもコア数も変わらない。ただメモリ関連が強化されているだけだが、NVIDIA公式によると、無印より1.2倍性能がアップしているらしい。[124]
GTX 1660 Ti[125]
2019年2月22日発売。フルスペックのTU116コアを採用し、3基のGPC×12で計24基のSMで構成されている。消費電力は前世代のGTX 1060と同等だが、補助電源の供給方法は8ピン×1に変更された。性能は前世代のGTX 1070を僅かに下回る。米国での小売価格は、GTX 1070の379ドルより100ドル安い279ドルとなった。
GeForce RTX 20 Series「en:GeForce 20 series」も参照

GeForce RTX 20 Seriesは、Turingアーキテクチャを採用する、ハイクラスからウルトラハイエンドクラスの2018年後半 - の製品群である。


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