GeForce
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

2018年6月4日、PascalおよびMaxwell世代のGPUとDisplayPort 1.3または1.4対応のモニタを接続した時に不具合が発生することがあり、ファームウェアのアップデートが必要となる場合があると発表された[94][95]

製品名コア名 (プロセス)コアクロック
[Boost]
(MHz)コア数メモリフィルレート[注釈 5]FLOPS[注釈 5]SLIVR消費電力
(W)補助電源接続
SMCUDATMUROPL2
(MB)タイプクロック
(GT/s)バス幅
(bit)帯域
(GB/s)容量
(GB)ピクセル
(GPix/s)テクセル
(GTex/s)単精度
(TFLOPS)
GeForce GT 1010 (DDR4)GP108 (Samsung 14 nm)1151 [1379]225616160.25DDR42.16416.8218.418.40.59××20?PCIe 3.0
×4
GeForce GT 1030 (DDR4)3384240.527.60.88
GeForce GT 10101228 [1468]2256160.25GDDR5540.019.619.60.6330
GeForce GT 10303384240.5648.129.50.94
GeForce GTX 1050 (2 GB)GP107 (Samsung 14 nm)1354 [1455]564040321712811243.354.21.7375PCIe 3.0
×16
GeForce GTX 1050 (3 GB)1392 [1518]676848240.759684.1333.466.82.14
GeForce GTX 1050 Ti1290 [1392]321128112441.361.91.98
GeForce GTX 1060 (3 GB)GP106 (TSMC 16 nm)1506 [1709]9115272481.58192192372.31083.50○1206pin
GeForce GTX 1060 (6 GB)1012808061203.86
GeForce GTX 1070GP104 (TSMC 16 nm)1506 [1683]151920120642256256896.41815.782-way1508pin
GeForce GTX 1070 Ti1607 [1683]1924321521032447.82180
GeForce GTX 10801607 [1733]202560160GDDR5X103202578.23
GeForce GTX 1080 TiGP102 (TSMC 16 nm)1480 [1582]283584224882.75113524841113033210.62508pin+6pin
NVIDIA TITAN X1417 [1531]963103844801213631710.2
NVIDIA TITAN Xp1405 [1582]30384024011.454713533710.8
GeForce 10 Series の製品
GT 1030[96]
2017年5月17日発売。PascalアーキテクチャのGP108コアを採用するロークラスモデル。14 nmプロセス採用。GP108コアはGP107コアの半分となる1基のGPC(3基のSM)で構成されていて、コア数、メモリバス幅、メモリ容量はGTX 1050 Tiの半分となる。Kepler世代のGT 730 (GDDR5版)の後継となる製品であるが、GTX 750に近い性能がある[97]。PCIe 3.0×4接続でロープロファイルかつ1スロット。
GT 1030 (DDR4)
2018年3月12日発売(NVIDIAからの正式発表は無し)。GDDR5の価格高騰を受けて、VRAMをSDDR4に置き換えた。コアクロックが引き下げられ、TDPは20 Wに低減しているが、メモリ帯域がGDDR5版の35%まで減少した事が大きく影響して、性能はGDDR5版の60%弱にまで大きく低下、GT 730 (GDDR5版)を下回る。GTX 1050, GTX 1060の性能比較
GTX 1050 (2 GB)[98]
2016年10月25日発売。GTX 1050 TiからSM 1基が無効化され、512 MBのGDDR5チップを4個搭載する。性能はGTX 950から数%上昇し、GeForce GTX 650の約3倍、GTX 750 Tiの約1.5倍となる[99]
GTX 1050 (3 GB)[100]
2018年3月21日発売(NVIDIAからの正式発表は無し)。上位のGTX 1050 Tiの1 GBのGDDR5チップの数を4個から3個に減らしたもの。メモリバス幅は4分の3となる96bitへ減少した。GPUクロックが引き上げられており、性能はGTX 1050(2 GB)を上回る。
GTX 1050 Ti[98]
2016年10月25日発売。フルスペックのGP107コアを採用するエントリーミドルレンジモデル。1 GBのGDDR5チップを4個搭載する。14 nmプロセス採用で補助電源が不要。同年12月にはロープロファイル対応の製品も発売された。2基のGPC×3で計6基のSMで構成され、前世代のGTX 950とコア数は同じだが、コアクロックとメモリクロックが上がって、性能はGTX 960と同程度となった。
GTX 1060 (3 GB)[101]
2016年8月18日発売。GTX 1060 (6 GB)からSM 1基が無効化され、512 MBのGDDR5チップを6個搭載する。性能はGTX 970と同程度で、Kepler世代のGTX TITANを超える。
GTX 1060 (6 GB)[102]
2016年7月19日発売。フルスペックのGP106コアを採用するミドルレンジモデル。2基のGPC×5で計10基のSMで構成されている。1 GBのGDDR5チップを6個搭載する。性能はGTX 980と同程度で、Kepler世代のGTX TITAN Blackを超える。GeForce GTX 1070 Founders Edition
GTX 1070[103]
2016年6月10日発売。ハイエンドモデルのGTX 1080で採用されているGP104コアから、GPC 4基中の1基が無効化され、3基のGPC×5で計15基のSMで構成されている。メモリは従来のGDDR5となっている。性能は前世代ハイエンドモデルのGTX 980 Tiと同程度。
GTX 1070 Ti[104]
2017年11月2日発売。ハイエンドモデルのGTX 1080と同じGP104コアを採用しているが、SM 20基中の1基が無効化され、メモリは従来のGDDR5となっている。
GTX 1080[105]
2016年5月27日発売。先に「DRIVE PX 2」や「Tesla P100 (GP100)」として投入されていたPascalアーキテクチャを採用する初のコンシューマ向けモデル。フルスペックのGP104コアを採用し、4基のGPC×5で計20基のSMで構成されている。新たなメモリ規格のGDDR5Xメモリの採用により、プリフェッチを底上げすることで、メモリ帯域が向上している。
GTX 1080 Ti[106][107]
2017年3月10日発売。NVIDIA TITANシリーズと同じGP102コアを採用しているが、SM 30基中の2基とROPユニット96基中の8基が無効化され、メモリバス幅が32bit減少、メモリ容量も1 GB減少、L2キャッシュ容量も0.25 MB減少している。メモリ帯域については、GDDR5XメモリのデータレートがGTX 1080/NVIDIA TITAN Xの10 Gbpsから11 Gbpsに引き上げられたことで、NVIDIA TITAN Xより広くなっている。
NVIDIA TITAN X[108]
2016年8月2日発売。GP102コアを採用しているが、SM 30基中の2基が無効化されている。Maxwell世代に続きPascal世代でもDPフルスピードモードはサポートされない。この世代から「GeForce GTX」から「NVIDIA」へ販売ブランドが変更されている。Maxwell世代の「GeForce GTX TITAN X」とPascal世代の「NVIDIA TITAN X」を区別するために、後者を「TITAN X (Pascal)」や「TITAN X (2016)」と表記する場合もある。浮動小数点数演算性能は、単精度が10.2 TFLOPS、倍精度が0.32 TFLOPS(理論値)。
NVIDIA TITAN Xp[109]
2017年4月6日発売。フルスペックのGP102コアを採用し、6基のGPC×5で計30基のSMで構成されている。浮動小数点数演算性能は、単精度が10.8 TFLOPS、倍精度が0.34 TFLOPS(理論値)。
NVIDIA TITAN V「en:Volta_(microarchitecture)」も参照

NVIDIA TITAN VはVoltaアーキテクチャを採用するハイエンド製品である。「Game Ready Driver」で動作するコンシューマ製品ではあるが主にAI研究者向けとされ、GeForceブランドではなくNVIDIAブランドで販売された。

HPC向け製品であるTesla V100に採用されたGV100コアが転用されており、NVIDIAのコンシューマグラフィック製品として初めてTensorコア(行列積和演算器)とHBM2メモリを搭載する。

32bit版OS向けのドライバーと、Windows 8、Windows 8.1向けのドライバーは提供されない。

製品名コア名 (プロセス)コアクロック
[Boost]
(MHz)コア数メモリフィルレート[注釈 5]FLOPS[注釈 5]SLIVR消費電力
(W)補助電源接続
SMCUDATensorTMUROPL2
(MB)タイプクロック


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:236 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef