シリーズ性能指標 (モデル)クラス
9800GTX
「9800 GTX」ならば、9シリーズのハイエンドクラスの最上位モデルとなる。 この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
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GeForce 256Canopus GeForce 256 DDR「en:GeForce_256」も参照
GeForce 256は、NVIDIAが開発したGeForceシリーズ初の製品である。1999年8月31日発表。開発コードネームは NV10。DirectX 7とOpenGL 1.2に対応する。
同社のビデオチップ製品 RIVA シリーズの後継製品で、DirectX 7に対応。これまでCPU (英: Central Processing Unit) でソフトウェア的に行なっていたT&L (英: Transform & Lighting、物体の座標変換と陰影計算) 処理を実行する機能(ハードウェアT&L)を備えており、NVIDIAはGeForce 256を指して GPU (英: Graphics Processing Unit) という用語を提唱した[23]。以後、業界全体でジオメトリエンジン搭載のグラフィックアクセラレータをGPUと呼ぶようになった。この製品では、最大128 MBまでのビデオメモリ容量、SDR(Single Data Rate、シングルデータレート)のSDRAMやSGRAM(グラフィクス機能を追加したSDRAM)に対応していたが、後にDDR(Double-Data-Rate、ダブルデータレート)に対応した。前世代のハイエンドRIVA TNT2 Ultraと比較すると、コアクロックやメモリクロックは低下しているものの、Riva TNT2の2倍の4パイプラインのレンダリングエンジン、二基のジオメトリエンジンを搭載しており、性能が大幅に向上した。また、チップの集積トランジスタ数は2,300万、3D計算能力は50 Gflops、製造プロセスが0.22 μmとなっている。
当時、最大のライバルであった3dfxに対し、事実上勝利した事を印象づけた製品でもある。
製品名コア名 (プロセス)コアクロック GeForce2 GTS(ジーフォース・ツー・ジーティーエス)は、GeForceシリーズの第二世代製品である。2000年4月25日発表。開発コードネームは NV15。 GeForce 256に改良を加え、テクセルフィルレートは1ギガテクセル毎秒を突破(GeForce 256の実に3倍以上を達成)。製品に与えられた GTS とは、ギガテクセルシェーダー (Giga Texel Shader) を意味している。後に、GeForce2 GTSのコア、メモリクロックを向上させた GeForce2 Ultra(ジーフォース・ツー・ウルトラ)、メモリクロックのみ向上させた GeForce2 Proが発売された。元々、NV15は設計段階からメモリクロック400 MHzに対応していたが、GeForce2 GTS発売時にはクロックが333 MHzのメモリしか調達できなかった為、スペック的に制限がかかっていた。製造プロセスは0.18 μm、集積トランジスタ数は2,500万となっている。 製品名コア名 (プロセス)コアクロック GeForce2 MX(ジーフォース・ツー・エムエックス)(コードネームNV11)は、GeForce2シリーズの廉価製品である。 GeForce 256の製造プロセスルールを0.18 μmに微細化したもの。パイプラインを2つ減らし、メモリバスを半分に抑える事によってコストを抑えている。性能的には前世代のハイエンドグラフィックスカードであるGeForce 256とほぼ同じであり、人気を集めた。派生としてGeForce2 MX 200とGeForce2 MX 400が発売された。GeForce2 MXの対応メモリは64か128bitのSDRメモリ、64bitのDDRメモリであるが、GeForce2 MX 200は64bitのSDRメモリのみ、GeForce2 MX 400は128bitのSDRメモリ、64bitのDDRメモリに対応している。 製品名コア名 (プロセス)コアクロック GeForce2 Ti(ジーフォース・ツー・チタニウム)は、GeForce3シリーズ発売後に、GeForce Titaniumシリーズとして発売された廉価製品である。 GeForce2 Ultraを置き換える製品であるが、スペックはメモリクロック以外は同一のものである。性能もメモリクロック低下分だけ落ちる。 製品名コア名 (プロセス)コアクロック GeForce3 Series(ジーフォース・スリー・シリーズ)は、GeForceシリーズの第三世代製品である。2001年の2月に発表された。開発コードネームは NV20。バーテックスシェーダー・ピクセルシェーダー nfiniteFX を搭載し、DirectX 8とOpenGL 1.5に対応する。 最初にGeForce3が発売され、その後GeForce Titaniumシリーズとして、GeForce3 Ti 500、GeForce3 Ti 200が発売された。これらはGeForce3のそれぞれ高クロック、低クロック版であり、オーバークロックすることで上位版とほぼ同じ性能となることから、GeForce3 Ti 200が人気を集めた。製造プロセスは0.15 μm、集積トランジスタ数は5,700万となっている。 マイクロソフトのゲーム機XboxにはGeForce3相当のGPUを統合したチップセットが採用されている。 製品名コア名 (プロセス)コアクロック GeForce4 Ti(ジーフォース・フォー・チタニウム)は、GeForceシリーズの第四世代製品である。2002年の2月に発表された。開発コードネームは NV25。 GeForce3を大幅に改良した製品であり、アンチエイリアス機能が強化された。人気オンラインゲーム (MMORPG)、ファイナルファンタジーXIをプレイするために、手頃な価格ながら十分な性能を有していたローエンド製品 GeForce4 Ti 4200 に人気が集中した。GeForce4 Ti 4800とGeForce4 Ti 4800 SEはそれぞれGeForce4 Ti 4600とGeForce4 Ti 4400をAGP 8Xに対応させた製品であり、仕様では変化していない。製造プロセスは0.15 μm、集積トランジスタ数は6,300万となっている。 製品名コア名 (プロセス)コアクロック GeForce4 MX(ジーフォース・フォー・エムエックス)は、GeForce4世代の廉価版製品である。開発コードネームは NV17。 製品名ではGeForce4シリーズの一製品であるが、コードネームはGeForce2 MXのNV11に次ぐものであり、事実上GeForce2 MXの改良版といった位置づけの製品である。GeForce2 MXと比べ、コアクロックとメモリクロックが引き上げられ、メモリバス幅も最大128bitに拡張(一部64bitの製品もある)され、「Lightspeed Memory Architecture II」というGeForce4 Tiシリーズにも採用されているビデオメモリの帯域幅をより効率よく使うための機能を搭載しているため、GeForce2 MXより、およそ倍の性能になっている。また、製造プロセスが0.18 μmから0.15 μmに微細化した事により消費電力や発熱の低減もあった。しかし、GeForce4 Tiシリーズとは違い、DirectX 8の技術の一つであるプログラマブルシェーダーに対応しておらず、実質的にはDirectX 7世代のカードである。GeForce4 MXシリーズはAGP2.0(4X)対応であったが、AGP3.0(8X)対応のGeForce4 MX 440 AGP 8Xも販売された。また、メモリチップの容量の対応を増やした、 GeForce MX 4000という製品も発売された。この製品の命名規則は他のGeForce4 MXシリーズと異なっており、GeForce4 Tiシリーズの命名規則を当てはめたものと推察できる。 製品名コア名 (プロセス)コアクロック GeForce FX Series(ジーフォース・エフエックス・シリーズ)は、GeForceシリーズの第五世代製品である。発表は2002年の11月である。 第5世代でありながらGeForce5でなくGeForce FXとなっているのは、買収した3dfxの技術が導入されていることによる。ただし、NVIDIAのドライバダウンロードサイトでは、GeForce 5 FXという表記になっている。VLIWのプログラマブルシェーダーを搭載し、DirectX 9.0aとOpenGL 2.1に対応する。 特徴的なデザインとして、ピクセルシェーダーは非常に高いクロックで駆動する1基のみであり、シェーダーの演算結果を出力するROPも全モデルで4本しかない(当時の表現で4ピクセルパイプ)、という点が挙げられる。
(MHz)コア数メモリフィルレート[注釈 5]
PPTMUROPタイプクロック
(MT/s)バス幅
(bit)容量
(MB)ピクセル
(GPix/s)テクセル
(GTex/s)
GeForce 256NV10 (TSMC 220 nm)120444.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}
SDR
DDR
166
300
128320.480.48
GeForce2 SeriesNVIDIA GeForce2 GTS「en:GeForce_2_series」も参照
GeForce2 GTS
(MHz)コア数メモリフィルレート[注釈 5]
PPTMUROPタイプクロック
(MT/s)バス幅
(bit)容量
(MB)ピクセル
(GPix/s)テクセル
(GTex/s)
GeForce2 GTSNV15 (TSMC 180 nm)200484DDR333128320.801.60
GeForce2 Pro40064
GeForce2 Ultra2504601.002.00
GeForce2 MXNVIDIA GeForce2 MX 400
(MHz)コア数メモリフィルレート[注釈 5]
PPTMUROPタイプクロック
(MT/s)バス幅
(bit)容量
(MB)ピクセル
(GPix/s)テクセル
(GTex/s)
GeForce2 MX 200NV11 (TSMC 180 nm)175242SDR16664320.350.70
GeForce2 MX64 / 128
DDR33364
GeForce2 MX 400200SDR1661280.400.80
DDR33364
GeForce2 Ti
(MHz)コア数メモリフィルレート[注釈 5]
PPTMUROPタイプクロック
(MT/s)バス幅
(bit)容量
(MB)ピクセル
(GPix/s)テクセル
(GTex/s)
GeForce2 TiNV15 (TSMC 180 nm)250484DDR400128641.002.00
GeForce3 SeriesCanopus GeForce3 Ti 500「en:GeForce_3_series
(MHz)コア数メモリフィルレート[注釈 5]
PPVSTMUROPタイプクロック
(MT/s)バス幅
(bit)容量
(MB)ピクセル
(GPix/s)テクセル
(GTex/s)
GeForce3 Ti 200NV20 (TSMC 150 nm)1754184DDR400128640.701.40
GeForce32004600.801.60
GeForce3 Ti 5002405000.961.92
GeForce4 SeriesMSI GeForce4 Ti 4800「en:GeForce_4_series
GeForce4 Ti
(MHz)コア数メモリフィルレート[注釈 5]
PPVSTMUROPタイプクロック
(MT/s)バス幅
(bit)容量
(MB)ピクセル
(GPix/s)テクセル
(GTex/s)
GeForce4 Ti 4200NV25 (TSMC 150 nm)2504284DDR500128641.002.00
GeForce4 Ti 44002755501281.102.20
GeForce4 Ti 46003006501.202.40
GeForce4 Ti 4800 SE2755001.102.20
GeForce4 Ti 48003006501.202.40
GeForce4 MX
(MHz)コア数メモリフィルレート[注釈 5]
PPVSTMUROPタイプクロック
(MT/s)バス幅
(bit)容量
(MB)ピクセル
(GPix/s)テクセル
(GTex/s)
GeForce4 MX 420NV17 (TSMC 150 nm)2502×42SDR166128640.501.00
GeForce4 MX 440270DDR4000.541.08
GeForce4 MX 440 AGP 8XNV18 (TSMC 150 nm)500
GeForce4 MX 460NV17 (TSMC 150 nm)3005500.601.20
GeForce4 MX 4000NV18B (TSMC 150 nm)2754001280.551.10
GeForce FX Series「en:GeForce FX series」も参照