GTO_(漫画)
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この項目では、藤沢とおるによる日本の漫画について説明しています。

本作を原作として1998年にフジテレビ系列で放映されたテレビドラマについては「GTO (1998年のテレビドラマ)」をご覧ください。

本作を原作として2012年にフジテレビ系列で放映されたリメイク版テレビドラマについては「GTO (2012年のテレビドラマ)」をご覧ください。

GTO
ジャンル少年漫画
学園漫画
アクション漫画
漫画
作者藤沢とおる
出版社講談社

その他の出版社
東立出版社
創藝出版社

掲載誌週刊少年マガジン
レーベル少年マガジンKC
発表号1997年2号 - 2002年9号
発表期間1996年12月11日 - 2002年1月30日
巻数全25巻
話数全207話(本編200話+外伝7話)
漫画:GTO SHONAN 14DAYS
作者藤沢とおる
出版社講談社
掲載誌週刊少年マガジン
レーベル少年マガジンKC
発表号2009年28号 - 2011年42号
発表期間2009年6月10日[1] - 2011年9月14日[2]
巻数全9巻
漫画:GT-R
作者藤沢とおる
出版社講談社
掲載誌週刊少年マガジン
レーベル少年マガジンKC
発表号2012年30号 - 40号
発表期間2012年6月27日[3] - 9月5日
巻数全1巻
漫画:井の頭ガーゴイル
作者藤沢とおる
出版社講談社
掲載誌週刊ヤングマガジン
レーベルヤンマガKCスペシャル
発表号2012年7号 - 2014年8号
発表期間2012年1月16日[4] - 2014年1月20日[5]
巻数全5巻
漫画:GTO パラダイス・ロスト
作者藤沢とおる
出版社講談社
掲載誌週刊ヤングマガジン
レーベルヤンマガKCスペシャル
発表号2014年20号 -
発表期間2014年4月14日[6] -
巻数既刊20巻(2022年11月4日現在)
アニメ
監督阿部記之
シリーズ構成十川誠志
キャラクターデザイン宇佐美皓一
音楽本間勇輔
アニメーション制作スタジオぴえろ
製作フジテレビ
SPE・ビジュアルワークス
スタジオぴえろ
放送局フジテレビ系列
放送期間1999年6月30日 - 2000年9月24日
話数全43話+総集編
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『GTO』(ジーティーオー)は、藤沢とおるによる日本漫画講談社週刊少年マガジン』において、1997年2号から2002年9号まで掲載されたのち、2009年28号より『GTO SHONAN 14DAYS』(ジーティーオー・ショウナン・フォーティーンデイズ)として復活し[1]2011年42号まで連載された[2]。また、2011年49号から51号まで番外編『BLACK DIAMOND』が3号連続で掲載[7]2012年30号から44号まで番外編『GT-R』(ジーティー・アール)が連載された[3]。『週刊ヤングマガジン2014年20号から『GTO パラダイス・ロスト』が連載開始[6]。藤沢によるとこれが最終章だが、途中実質打ち切りにあい、現在は棚上げにされている状態であるとのことである[8]

1998年反町隆史主演で放送されたドラマが当時、社会現象を巻き起こし、最終話では視聴率35.7%という驚異的な数字を記録するほど大ヒットした[9]。本作の大ヒットにより本誌の部数も上がり、同年の1998年には少年マガジン史上最高部数となる445万部を達成した[10]。まさにマガジンの90年代後期?00年代前期の黄金期を牽引した代表作の1つである。1999年から2000年にかけてフジテレビでアニメ放送もされた。2014年12月時点で累計発行部数は5000万部を記録している[11]
概要

東京都武蔵野市吉祥寺を舞台に、学校法人・東京吉祥学苑の中学校教師に着任した元湘南走り屋である鬼塚英吉が、学園全体に巣食う数々の問題を型破りな方法で解決し、活躍する姿を描いた学園漫画

現代の社会問題教育問題を多く取り扱っているのが特徴。教師の実態や本音、少年少女の心のうちなどが描かれ、学校というシステムの病巣に鋭く迫っている。一方で無茶苦茶なギャグや時事ネタ、オタク向け(『新世紀エヴァンゲリオン』や『機動戦士ガンダム』)のネタも多く、絵の丁寧さとギャグシーンとのギャップもある。

作品タイトルの「GTO」はGreat Teacher Onizuka(グレート ティーチャー オニヅカ)の頭文字を取ったもの。

不良時代の鬼塚を描いた『湘南純愛組!』の続編だが、特に物語が連続している部分は回想シーンなどで補強されており、前作を知らない読者にも読みやすくするための配慮がなされている。

1998年、第22回講談社漫画賞少年部門受賞。同年にテレビドラマ化・小説化、翌年にアニメ化・映画化された。さらに2012年には、1998年版テレビドラマのリメイクとして、再度テレビドラマ化された。

あらすじ
本編

かつて最強の不良「鬼爆」の一人として湘南に君臨した鬼塚英吉は、辻堂高校を中退後、(大検を経て)優羅志亜(ユーラシア)大学に替え玉試験で入学した。彼は持ち前の体力と度胸、純粋な一途さと若干の不純な動機で、教師を目指した。

無茶苦茶だが、目先の理屈よりも「ものの道理」を通そうとする鬼塚の行為に東京吉祥学苑理事長の桜井良子が目を付け、ある事情を隠して中等部の教員として採用する。学園内に蔓延する不正義や生徒内に淀むイジメの問題、そして何より体面や体裁に振り回され、臭いものに蓋をして見て見ぬ振りをしてしまう大人たち、それを信じられなくなって屈折してしまった子どもたち。この学園には様々な問題が山積していたのである。

桜井は、鬼塚が問題に真っ向からぶつかり、豪快な力技で解決してくれることに一縷の望みを託すようになる。
「SHONAN 14DAYS」編

あるテレビ番組に出演していた鬼塚は、そこでネタとして出した話題(神崎麗美を生き埋めにしかけたこと)が問題となり、騒ぎが収まるまで実家のある湘南に雲隠れすることにした。そこで出会った、冬月あずさの友人・白鳥あやめから自身が働いている養護施設「ホワイトスワン」の問題解決を依頼され、わけありの子供たちと共同生活を送ることになる。

本編の時代設定は1990年代後半から2000年代初期だが、当時は(本編でも)存在していなかったもの[12]が登場している。また、2000年代前半(後半)以降の時事ネタ(『14才の母』や『DEATH NOTE』など)も扱っている。前述のように実名で様々なネタが使用されているが、『涼宮ハルヒの憂鬱』だけは名前が一部変更され、パロディとして扱われている。設定が一部忘却、鬼塚は頭に爆弾を抱えていたが鼻血は出ず、阿久津は過去に少女監禁をしていたがなかったことになっている。
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