この項目では、アメリカ合衆国のテレビドラマについて説明しています。『グリム童話』全般については「グリム童話」を、その他の「グリム」の用法については「グリム」をご覧ください。
GRIMM/グリム
ジャンル超自然ホラーファンタジー
刑事ドラマ
原案スティーヴ・カーペンター
『GRIMM/グリム』(原題: Grimm )は、アメリカ合衆国のサスペンスファンタジー・刑事ドラマ。グリム童話のキャラクターたちが実在するという設定の、現代世界におけるダーク・ファンタジーである[9]。
本作は、ホラーとダーク・ファンタジーの要素を取り入れた犯罪捜査ドラマである[10][11]。主人公は、グリム一族の末裔で[2]、ポートランド警察署殺人課の刑事[2]。基本的に1話完結方式で[8][4]、”ヴェッセン”(独: Wesen 、「生物」「存在」「本性」などの意[12])[注釈 1]と呼ばれる種族(魔物)たちが関わる殺人事件、種族間の確執、そしてグリム一族にまつわる歴史上の出来事などが描かれる[4]。また、人名・種族名や用語にドイツ風の(またはそれらしく聞こえる)命名がなされている[13]。 毎回、冒頭では、その回のモチーフとなる童話などからの一節が引用表示される[13]。『グリム童話』のみでなく、世界中のさまざまな文学・説話がモチーフとして用いられているが[8][10][4]、童話本来のダークでグロテスクな要素にアクションとユーモアを加えた、大人向けの内容になっている[8][14][15]。 クリエイターはスティーヴ・カーペンター
概要
NBC系列で、2011年10月28日に放送開始となった[8][16]。2017年3月31日、13話に短縮された最終シーズン6の放送が終了し[17][18]、放送は完結した。
放送枠はたびたび移動している。第1シーズンは全て、金曜夜に放送された[19]。第2シーズンは2012年8月13日から4回にわたって月曜枠で放送されたのち小休止に入り、同9月28日に金曜枠で再開され[3][20]、2013年4月30日から同5月21日のシーズン最終話までは火曜枠で放送された[21]。