GOTHAM/ゴッサムのキャラクター一覧
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GOTHAM/ゴッサム』(Gotham)は、ブルーノ・ヘラーが企画したアメリカ合衆国のクライムテレビドラマであり、DCコミックスバットマン・フランチャイズを基として若年期のジェームズ・ゴードンブルース・ウェインオズワルド・コブルポットの3人を中心に様々なキャラクターが登場し、中には後にバットマンとなるブルースと深い因縁を持つ事になるキャラクターも多数いる。
メイン
最重要人物
ジェームズ(ジム)・ゴードン
演 - ベン・マッケンジー、日本語吹替 - 小野大輔[1]ゴッサムシティ警察の新米刑事 で、退役軍人。父親は元ゴッサムシティ地方検事であり、ジェームズが13歳の時に自動車事故で亡くなっている。
シーズン1
腐敗したゴッサム市警の中でブルース・ウェインの両親殺害事件などの捜査は進捗せずに苦悩する[2]。婚約者のバーバラとも破局し、ゴッサム市長や警察本部長ローブによってアーカム・アサイラムの看守として左遷されてしまう。エレクトロキューショナーを逮捕した功績で復帰し、その後はアーカムで出会ったレスリー(リー)と恋仲になる。腐敗を止めるためにローブの秘密を利用して警察官組合の会長に推薦させる。しかし、連続殺人鬼オーガのためにバーバラは精神に異常をきたし、アーカムに収監されることになる。
シーズン2
ゴッサム市警を解雇されるが、コブルポットとの取引でゴッサム市警に復帰するも、その過程で借金の取立てを行ったクラブの店主を殺してしまう。新本部長エッセンが殺されたのを機に刑事に復帰したブロックと再び相棒となり、元軍人のバーンズが上司となる。そんな中、新たにゴッサムに現れたテオとタビサのギャラバン兄妹が、マニアックスや聖デュマ騎士団のメンバーを裏で扇動してゴッサムに混乱をもたらそうとしているのに気付いて、逮捕に奔走する。刺客となったバーバラは転落して瀕死の重傷を負う。前市長拉致容疑でテオを逮捕するも、脅迫された前市長のコブルポットを犯人と名指しする証言で釈放される。聖デュマ騎士団によってブルースが殺されそうになり、自身も指名手配に追い込まれる。ブロックやアルフレッド、コブルポットと協力し、ブルースを救ってテオを銃殺する。ニグマの罠で、警官殺しの容疑を掛けられてブラックゲート刑務所へ送還され、テオ殺害に由来する自暴自棄から妊娠したリーに別れを告げるが、ブロック達の手引きで脱走する。ニグマのクリステン殺しを暴いて冤罪を晴らすも、リーは流産してゴッサムから姿を消す。テオをアズラエルとして蘇らせゴッサムに放ったのがストレンジである事を突き止め、黒幕が画策したアーカムの爆破を阻止する。アーカムから脱走した怪物達の確保をブロックに託し、リーを探すためにゴッサムを去る。
シーズン3
リーが他の男と暮らし始めたのを知って身を引き、賞金稼ぎとなる。ジャービスに恨まれてリーが標的にされ、恋仲になっていた記者のバレリーも銃撃され、命は取り留めたものの破局となる。ジャービスの逮捕後、刑事に復帰する。バーンズがアリスのウィルスの影響を受けて私刑に走りアーカムへ収監されてしまう。リーの婚約者でファルコンの息子でもあるマリオがジャービスにウィルスを打たれて結婚式の日に暴走して殺さざるを得ない。リーとファルコンの双方からは激しい恨みを買い、ザーズによって命を狙われるが、バーンズの様子を見て真実に気付いたリーがファルコンを説得して思いとどまらせる。その後、叔父のフランクと再会し、彼と父がブルースの両親の死に関わる秘密結社「梟の法廷」のメンバーで、組織を裏切ろうとした父はフランクの命令で暗殺されたことを聞く。梟の法廷に潜入する。露見して刺客となったバーンズの襲撃を受けるが、ゴッサム市警での戦いで制圧する。恨みを募らせ自らウィルスを打ったリーに拉致され、地中深くへ生き埋めにされてしまい、ウィルスを自ら体内に注入して脱出する。ウィルスのために暴走しながらも、ワクチン製作の鍵となるストレンジとジャービスの確保に乗り出すが、フィッシュを殺害してしまい、リーによってゴッサムから連れ出されそうになる。警察官としての信念を選んだゴードンは、リーと自分をワクチンで治療する。
シーズン4
犯罪許可証を発行して犯罪を合法化したペンギンと敵対する。ペンギンと戦うために手を組んだソフィア・ファルコンの策動で警部に昇進する。兄を殺されたソフィアに復讐され、リーを傷つけられてソフィアを倒す決心をする。ソフィアが雇ったピッグが多くの人を殺したことで、罪の意識に悩む。ジェレマイアが市中に爆弾を仕掛けたために市民を避難させ、自分は残る。
シーズン5
封鎖されたゴッサムに残り、警察を率いて犯罪者たちから市民を守る。貴重な物資を奪おうとしたペンギンの脚を撃つ。避難民が暮らすヘイブンの爆破犯を探すためにペンギンと協力するが、爆破犯としてペンギンに処刑されそうになったザーズを救う。ヘイブンの爆破犯はニグマであるが、上司ウォーカーの命を受けた戦友のエドゥアルド・ドランスに脳内チップで操られていたことを知る。ニグマのチップを破壊し、ドランスに致命傷を負わせ、リーに襲われるも彼女の脳内チップを破壊する。バーバラに自分の子を妊娠したことを伝えられる。ジェレマイアが拡散しようとした毒物を川に放出せざるを得ず、ゴッサムの封鎖は継続となる。外部との連絡を絶ち、植物にゴッサムを支配させようとするアイビーの企みで狙撃されるが、治療したリーと結婚する。その後ナイッサとベインによってゴッサムを崩壊させられそうになるもゴッサムを守りきる。本部長になり、10年後にブルースが戻ったときに自身は引退しようとする。だがジェレマイアにウェインタワーを爆破されられそうになり、娘をジェレマイアから救ってくれたバットマンに協力し引退を遅らせる。
ブルース・ウェイン / バットマン
演 - ダヴィード・マズーズ、日本語吹替 - 田村睦心[1]謎の強盗に殺害された大富豪のトーマスとマーサ・ウェイン夫妻の息子で執事のアルフレッド・ペニーワースの世話になっている孤児。成人後には「バットマン」として犯罪者と戦う事になる[3]
シーズン1
両親の死によって心に傷を負った復讐心から、殺した犯人の正体を探りつつ、同時に父の会社ウェイン・エンタープライズの腐敗を調べる。両親の殺人現場を目撃していた少女セリーナ・カイルと心を通わせる事になる。ウェイン邸にある父の書斎にある隠し階段の存在を突き止める。
シーズン2
アルフレッドから訓練を受けながらも、両親の死の真相を追求し、父の秘密を知って苦悩する。テオの命令を受けたジェロームに命を狙われるもテオに救われる。テオに会社の経営権と引き換えに両親の死に関する情報の提供を持ち掛けられるが、拒否する。片思いしていたシルバーの本性と両親を殺した犯人がマローンであるのを知る。その後、テオ率いる聖デュマ騎士団によって捕らわれ、シルバーと共に脱出するも失敗する。シルバーを許し、「ゴッサムの息子」として殺されそうになるが、駆け付けたゴードンやアルフレッドによって助け出される。マローンを殺そうとするが、マローンは自殺してしまい、それを機に犯罪者達の心理等について知るべくセリーナと共に町の通りで過ごす。ウェイン邸に戻り、父がブラックゲート刑務所に収監されていたカレン・ジェニングスと出会っていた事を突き止める。カレンが「パインウッド・ファーム」と呼ばれているアーカム・アサイラムの地下施設「インディアン・ヒル」で、ヒューゴー・ストレンジにより非道な改造を受け、施設を閉鎖した父に救われていたことを知るも、カレンはストレンジが差し向けたMr.フリーズに殺されてしまう。親友ブリジットの生存を聞かされたセリーナがアーカムに乗り込んだため、ゴードンやルーシャスと共にアーカムへ乗り込む。両親の死の黒幕である秘密委員会の存在を知る。
シーズン3
ウェイン・エンタープライズの重役会でインディアン・ヒルに関する告発を行おうとするも、梟の法廷の代表であるキャサリンに拉致されてしまい、周りの人間の命を狙わないことと引き換えにこれ以上の調査を諦めると約束させられる。自身によく似た少年514Aをウェイン邸に置くも、自身に成りすましてセリーナに接触する様になった為に対立し、逃走されてしまう。アイビーが盗んだネックレスに隠されていた鍵が切っ掛けで、秘密委員会の正体である梟の法廷に辿りつき、アルフレッドやセリーナと共に手掛かりとなる水晶の梟を手に入れるも、甦ったジェロームに壊され、拉致されるも、脱出してジェロームに打ち勝つ。自身のクローンであった514Aと入れ替えられる形で梟の法廷に拉致され、そこで出会ったシャーマンによって両親の死を始めとする過去の追体験をさせられ、洗脳され、修行を受けて怒りを制御する事を教えられる。そして、アリスの血から作り出されたウィルスでゴッサム粛清の実行役をさせられそうになるが、アルフレッドによって阻止される。しかし洗脳は解けず、シャーマンが最後に残した言葉に従って梟の法廷を陰から操っていた悪魔の頭(デーモンズ・ヘッド)の首魁・ラーズ・アル・グールに接触し、言う通りに捕われのアルフレッドを刺してしまうが、正気を取り戻す。しばらく後、ブルースは漆黒のスーツに身を包んで素顔を隠し、強盗に襲われそうになっていた家族達を救い出す。
シーズン4
犯罪が合法化されたゴッサムでルーシャスから貰った特殊スーツに身を包み犯罪者を取り締まる。ラーズを殺したことで罪の意識に苦しみ、アルフレッドを解雇し享楽にふける。改心してアルフレッドに復帰を請う。"影の同盟"のバーバラに反対する勢力に拉致され、血液を使ってラーズを復活させられる。再びラーズを殺す。ジェレマイアが市中に爆弾を仕掛け、市民が非難する中、自分は残る。
シーズン5
脊髄を負傷したセリーナとともにゴッサムにとどまり、外部から物資を輸送させる。アイビーから貰った種でセリーナを回復させる。ゴードンを助けてテレサ・ウォーカーとドランスがヘイブンを爆破したことを本土のマスコミに知らせる。ジェレマイアと闘って毒液の中に落とす。アイビーに操られて川を汚染しようとするが、セリーナによって正気に戻される。ゴッサムは本土と連絡されるが、力不足を感じて旅に出る。10年後、ゴッサムに帰り、アルフレッドとルーシャスの協力でバットマンとなりヴィランたちと戦う。
オズワルド・コブルポット / ペンギン
演 - ロビン・ロード・テイラー、日本語吹替 - 阪口周平[1]「ペンギン」というあだ名で呼ばれる暗黒街に身を置く男。追い詰められると卑屈になる傾向がある等、情けない面も目立つが、上昇志向が異様に強く、自身を愛してくれたただ一人の人物である母・ガートルドの為に、闇の世界で伸し上がる事を目論む。戦闘能力は決して高くないが、僅かな隙を見逃さずに反撃に転じる狡猾さと、持ち前の強い悪運で、何度死の淵の危険に晒されながらも、しぶとく生き延びており、再起を繰り返している。
シーズン1
当初はフィッシュ・ムーニーのギャング団の下っ端で、傘持ち担当であった。フィッシュを追い詰める情報を重犯罪課に密告したことがバレて半殺しになるが、ゴードンの機転で生かされてその後も友好関係を保つ。フィッシュのボスであるファルコンの命令で、ライバルのマローニの手下となって内通し、その功でフィッシュの転落後にそのナイトクラブを引き継ぐ。その後、ファルコンとマローニの抗争を仕組み、マロー二を殺害しギャングの頂点に立ったフィッシュをビルの屋上から突き落とした結果、ゴッサムシティのギャングのトップに登り詰める。
シーズン2
警察官を解雇されたゴードンと取引をして借金の取り立てをさせ、ローブを脅してゴードンを復帰させるのと同時に市警本部長を辞任させる。ギャラバン兄妹に母を人質にされ言いなりとなる形で市長候補を襲い続けるが、洗脳を解かれたブッチに裏切られてしまい、目の前でタビサに母を殺されてしまう。テオへの復讐にも失敗し、ニグマに助けられる。市長となったテオによって指名手配されるが、ニグマの説得を受けて再起し、ゴードンと協力してテオを抹殺する。テオ殺害の容疑でアーカム・アサイラムに収監される、ストレンジに人格を矯正された上で解放され、母親の墓で実の父ダールと思わぬ形で再会する。家族として迎え入れられるが、父の財産を狙っていた他の家族に父を殺される。真実を知って父の仇をとり、元の人格に戻る。アズラエルとして蘇ったテオをブッチに再び殺させる。ストレンジに復讐すべく、アーカム・アサイラムに襲撃を仕掛けるが、死んだと思っていたフィッシュの姿に驚愕する。
シーズン3
生きていたフィッシュに懸賞金を掛けて追い詰めようとする一方で、アーカム・アサイラムから脱走した怪物達の排除政策を推し進めてゴッサム市長に就任する。ニグマを右腕として愛するようになるが、彼はクリステンに面影の似たイザベラと恋仲になり、嫉妬心から彼女を事故死に見せかけて殺す。


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