GON_-ゴン-
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ゴン
ジャンル
青年漫画
漫画
作者田中政志
出版社 講談社

その他の出版社
パラドックス・プレス、CMXマンガ

掲載誌モーニング
月刊アフタヌーン
発表期間1991年 - 2002年
2012年 - 2013年
巻数既刊7巻
アニメ:GON -ゴン-
原作田中政志
総監督キム・ギルテ
脚本村山功
キャラクターデザインパク・ソウン
音楽キム・テフン
製作大元メディア講談社
放送局テレビ東京系列
放送期間第1期:2012年4月2日 - 2013年3月25日
第2期:2015年4月4日 - 9月26日
話数第1期:全50話
第2期:全26話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『ゴン』は、田中政志による日本漫画作品。1991年から2002年まで講談社の『モーニング』に掲載されていた。

2012年4月2日より2013年3月までテレビアニメが放送された。また、『月刊アフタヌーン』2012年5月号より2013年4月号まで『カラー版 GON』を連載。2013年11月号にモノクロ版の読切を掲載[1]
概要

恐竜の「ゴン」が大自然の中を動き回る姿を描いている。ゴンは肉食恐竜をデフォルメしたようなややコミカルな容姿をしており、比較的リアル調の描写がされている他の登場キャラクターとの間には明らかな差異が存在し、印象的なキャラクター造形となっている。

登場人物(動物)にセリフがないのが特徴であり、ダイナミックな状況描写によって表現されている。但し、『月刊アフタヌーン』2013年11月号掲載分は、登場動物がふきだしを使ってセリフを喋る通常の(擬人化)漫画形式のものであった。

言語がわからなくても親しめるので海外でも出版され、高い評価を獲得し、アイズナー賞最優秀ユーモア出版物部門および最優秀国際作品部門、ソリエス漫画祭最優秀外国作品賞など数々の国際的な漫画賞を受賞している。1998年には文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞を受賞した[2]。また、作者の別作品『FLASH』には、ゴンのデザイン面での原型と思われる恐竜の子供(のような謎の生物)「ジュニア」が登場する。

また、本作のスピンオフとして『ゴンちゃん』が『コミックボンボン』2006年1月号から2007年1月号まで連載された[3][4]
単行本

コミックスは講談社『ワイドKCモーニング』として発売。

第1巻 1992年3月発売
ISBN 978-4061766297

第2巻 1992年11月発売 ISBN 978-4061766587

第3巻 1994年2月発売 ISBN 978-4061767201

第4巻 1996年8月発売 ISBN 978-4063373073

第5巻 1998年8月発売 ISBN 978-4063373691

第6巻 1999年5月発売 ISBN 978-4063373967

第7巻 2002年3月発売 ISBN 978-4063374889

テレビゲーム

1994年11月11日にバンダイよりスーパーファミコン用ソフトとして、ゴンを題材としたアクションゲーム『ゴン』が発売された。途中でセーブをすることが出来ないため、ステージでゲームを終了した場合4桁のキーを入力することでコンティニュースタートできるようになっている。

ナムコの格闘ゲーム『鉄拳3』では、1998年3月26日に発売されたPlayStation移植版限定の隠しキャラクターとしてゴンが登場する[5]

2012年6月14日にはバンダイナムコゲームスよりニンテンドー3DS用ソフト『ゴン バクバクバクバクアドベンチャー』が発売。
テレビアニメ

『GON -ゴン-』のタイトルで、2012年4月2日より2013年3月までテレビ東京系列にて放送された。CS放送局ではアニメシアターXで放送されていたが、地上波放送終了してから2ヵ月後の2013年5月からはカートゥーン ネットワークでも放送開始された。フルCGアニメ[6]。製作は韓国アニメ会社の大元メディアと講談社の共同制作。日本放送の後、2012年夏放送の韓国をはじめ、欧州、アジア各国、北米等でも放送される。2014年10月から2015年3月まで再放送されており、2015年4月改編でテレビ東京が平日朝7:30?8:15の45分枠に生放送の情報ワイド「チャージ730!」を立ち上げることが決まったため、同年4月からTXNの放送時間を土曜9:14 - 9:30枠に移動となり[7]、2015年4月から同年9月まで第2期のアニメが放映された。

第16話から第22話まで『GONわくわくスペシャル』としてアニメパートと実写パートで放送。実写パートの出演はゴン特殊捜査官・ココ(演 - 熊田胡々)。本編前に「いいお話ダイジェスト」、本編前後に「ゴンクイズ」、最後に「ゴン特殊捜査官 ココが行く!」を放送。第37話から第40話までAパートにサンドウィッチマンが出演するミニ番組と投票で選ばれたエピソードダイジェストの『GONわくわくスペシャル』を放送。
スタッフ
オリジナル版制作


製作総指揮 - ジョン・ウック、入江祥雄

プロデューサー - キム・ブルギョン、吉羽治

アソシエイトプロデューサー - イ・チョンウ、臼井信幸

総監督 - キム・ギルテ

シナリオ -
村山功

ストーリーボード - イ・ヒラ、イ・ゾンイ

キャラクターデザイン - パク・ソウン

背景デザイン - ノ・ヒョンミン

マッピング/テクスチャリング - イ・ヘウォン

モデリング - イ・ザンヨン、チョ・ビルボン

リギング - パク・スイル、キム・ギョソック

フェイシャル - イ・ジンヨン

アニメーション - イ・スン、キム・ミン、ファン・ソンヨン

ビジュアルエフェクト/合成 - ジョン・ヒョンスック、ホン・サンボム、ハン・チャンウ

レンタリング - ソ・インソク、シャン・アンナ

編集 - キム・スヒョン、イ・ドンウ

音楽 - キム・テフン

音響制作 - ライブトーン

企画・製作 - 大元メディア講談社

日本語版制作


演出・脚本 - 高桑一

文芸協力 - 鈴木伊織、村上亜樹

録音調整 - 清本百合子

録音スタジオ - スタジオマウス

音響制作 - ダックスプロダクション、平田哲、西島浩志

編集スタジオ - キュー・テック

OP/ED制作協力 - 10GAUGE

音楽プロデューサー - 北川高樹

音楽製作 - エイベックス・エンタテインメント

プランニングマネージャー - 松下卓也、高谷与志人(第1期)→大山良(第2期)、吉多奈央(第1期)→大倉リンダ(第2期)(テレビ東京)

日本語版プロデューサー - 有本充利(第1期)→湯ノ口智樹(第2期)、後藤政則(第1期)→岩瀬智彦(第2期)、小山佑介→吉野文(第1期)→菅沢正浩(第2期)(テレビ東京)

日本語版製作 - GON JAPAN PROJECT(講談社、エイベックス・エンタテインメント、テレビ東京

登場キャラクター・声の出演

声優は第1期/第2期の順で示す。

ゴン(
くまいもとこ) - 黄色い恐竜の姿をしているが、公式サイトでは正体不明の生物とされている。驚異的な身体能力と食欲を持つ。気に入らないことがあると頭突きや大声で相手を吹っ飛ばす。食べ物を独り占めするなど傍若無人な振る舞いで周囲に迷惑をかけるが、困っている者を助けることもある。クマリンなど子供には歯が立たない様子を見せる。


ウッス(宇垣秀成) - 森のリーダーを自称するクマ。ゴンが森に来てからは尻に敷かれ続け、ゴンが寝る時はいつもウッスの腹の上で寝ている。力持ちだが食い意地が張っており、キノコが好物。腹にバツ印の模様がある。手下にイタチのイッチー、ニッチー、サッチーを付ける。


ジャック(草尾毅町田広和) - ウッスと森のリーダー争いを続けているオオカミ。


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