GOG.com
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GOG Limited
URLwww.gog.com
言語英語ドイツ語フランス語ロシア語ポルトガル語簡体字
タイプダウンロード販売
設立2008年2月22日 (16年前) (2008-02-22)[1]
本社所在地キプロスニコシア
拠点数2
事業地域世界
最高業務
責任者Piotr Karwowski
株主CD Projekt
広告なし
登録必要
開始2008年8月1日 (15年前) (2008-08-01)[1]
現在の状態アクティブ
対応プラットフォームMicrosoft Windows, macOS
プログラミング言語PHP, C++
2008年から2014年までのロゴ

GOG.com (旧称 Good Old Games)はビデオゲーム及び映画のダウンロード販売プラットフォーム。
概要

GOGは『ウィッチャー(英語版)』シリーズで有名なポーランドのゲーム会社「CD Projekt」によるゲーム配信プラットホームである。CD Projektの完全子会社である「GOG Limited」が運営しており、キプロスニコシアに本社を置いている[2]。OSはWindowsOS XLinuxに対応している。

「GOG」とは「Good Old Games」の略で、その名の通り当初はレトロゲームが専門だったが、2012年3月より新作ゲームの販売も開始した[3][4]。映画も配信している。

DRM-Free(DRMフリー)、Fair Price(正価での提供)、Money-Back Guarantee(30日間の返金保証)をモットーとしている。ゲーム配信プラットホームとしてはSteamに次ぐ大手の一角を占め、『ウィッチャー3』に関してはSteamよりも多く売ったという。
歴史
Good Old Gamesの設立

1994年にマーチン・イウィンスキとミヒャール・キシンスキは「CD Projekt」を創業した。彼らは元々はアメリカの小売業者からゲームを輸入しポーランドで販売していた[5] 。2008年下旬に、CD Projektは「Good Old Games」という名でGOG.comを設立した。当初の目的は現代のプレイヤーに古典ゲームをデジタル著作権管理なしで販売することであった[6]
マーケティングスタンス及び再設立

2010年9月19日から22日までの間、GOG.comのウェブサイトが利用できなくなりメッセージが表示された状態となっていた他、同社のツイッターアカウントも閉鎖された[7] 。Good Old Gamesの広報担当者はサイトは閉鎖されておらず、サービス変更に関するニュースを近日中に知らせると繰り返し述べた[8] 。2010年9月20日に停止についての説明がサイトに投稿され、それによればサイトは「事業と技術的理由により」一時的に閉鎖をしなければならなかったと説明されていたが、業界のジャーナリストは企業のツイッターのメッセージに基づき閉鎖は同社のDRMフリー戦略に関連するものだと考えた[9] 。2010年9月22日、GOG.comは、サイトの閉鎖が、ベータ版から正式版となったサイトの一部としてのマーケティング上の悪ふざけであることを明らかにした[10][11] 。サイトでは「まず第一にGOG.comの閉鎖により騙されたもしくは傷ついたと感じた全ての人々にお詫びします。小規模企業ではマーケティング予算が膨大ではないため、ウェブサイトの新しいバージョンを立ち上げに関連した大きな話題を生成する機会を逃すことはできません。さらに重要なことは『バルダーズ・ゲート』が蘇ります!」と述べられていた

このサイトは2010年9月23日に元通りになり、ウェブキャストのプレゼンテーションで概説されているように、店舗の改善と利点が追加されていた[12] 。プレゼンテーション中、GOG.comの共同設立者マーチン・イウィンスキとマネージングディレクターのギョーム・ランブールは、罪を償うための修道士の服を着ていた[13] 。サイトの再開により以前はGOG.comに気付かなかった新規顧客を獲得したことにより、ランブールは成功したとみなした[14]。GOG.comは、約束していたように、再開後に以前はAtariやHasbro、およびほかの企業間で発売されていた『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の関連ゲームの所有権間の法的問題のためにダウンロードサービスを通じて未リリースだった『バルダーズ・ゲート』『Planescape:Torment』『Icewind Dale』などの「Black Isle Studios」のゲームをいくつか提供することができた[15][16]

2012年3月27日、Good Old Gamesは過去作に加えて新たにAAA(大作級)作品と独立作品を追加すると発表した。サイトは「GOG.com」にブランドが変更された[17]
OS XとLinuxサポート

2012年10月、GOG.comはDRMフリーゲームをOS Xに対応すると発表された。これには以前はCD Projekt REDによって開発され以前はSteam独占だったOS X版の『ウィッチャー(英語版)』と『ウィッチャー2(英語版)』が含まれていた。GOG.comはコミュニティーのウィッシュリストにユーザーのフィードバックを集めた。最も要求された追加機能の1つは、「進行中」とマークされる前に1万5000票近く集まったネイティブLinuxゲームのサポートだった[18] 。元々はGOG.comの代理人は技術的かつ運営上の問題でlinuxを対応させるのは厳しくなっていると述べた [19] 。しかしながらLinuxを対応させることを望んでいた.[20] 2014年3月18日GOG.comは公式にLinuxのサポートを追加すると発表し、当初は2014年秋にUbuntuLinux Mintを対応することを目標としていた[21]。2014年7月25日、Linuxサポートが早期リリースされ、対応する50種類のゲームが発売された[22] 。発売された作品にはLinuxに新しく対応したゲームが含まれていたが、大半のゲームは既に他の配信プラットフォーム上ではLinux向けのダウンロードに対応していた。
DRMフリー映像への拡大

2014年8月27日、GOG.comは、新サービスとしてDRMフリー映像の配信を開始すると発表した[23] 。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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