GOG.com (旧称 Good Old Games)はビデオゲーム及び映画のダウンロード販売プラットフォーム。 GOGは『ウィッチャー
概要
「GOG」とは「Good Old Games」の略で、その名の通り当初はレトロゲームが専門だったが、2012年3月より新作ゲームの販売も開始した[3][4]。映画も配信している。
DRM-Free(DRMフリー)、Fair Price(正価での提供)、Money-Back Guarantee(30日間の返金保証)をモットーとしている。ゲーム配信プラットホームとしてはSteamに次ぐ大手の一角を占め、『ウィッチャー3』に関してはSteamよりも多く売ったという。 1994年にマーチン・イウィンスキとミヒャール・キシンスキは「CD Projekt」を創業した。彼らは元々はアメリカの小売業者からゲームを輸入しポーランドで販売していた[5] 。2008年下旬に、CD Projektは「Good Old Games」という名でGOG.comを設立した。当初の目的は現代のプレイヤーに古典ゲームをデジタル著作権管理なしで販売することであった[6]。 2010年9月19日から22日までの間、GOG.comのウェブサイトが利用できなくなりメッセージが表示された状態となっていた他、同社のツイッターアカウントも閉鎖された[7] 。Good Old Gamesの広報担当者はサイトは閉鎖されておらず、サービス変更に関するニュースを近日中に知らせると繰り返し述べた[8] 。2010年9月20日に停止についての説明がサイトに投稿され、それによればサイトは「事業と技術的理由により」一時的に閉鎖をしなければならなかったと説明されていたが、業界のジャーナリストは企業のツイッターのメッセージに基づき閉鎖は同社のDRMフリー戦略に関連するものだと考えた[9] 。2010年9月22日、GOG.comは、サイトの閉鎖が、ベータ版から正式版となったサイトの一部としてのマーケティング上の悪ふざけであることを明らかにした[10][11] 。サイトでは「まず第一にGOG.comの閉鎖により騙されたもしくは傷ついたと感じた全ての人々にお詫びします。小規模企業ではマーケティング予算が膨大ではないため、ウェブサイトの新しいバージョンを立ち上げに関連した大きな話題を生成する機会を逃すことはできません。さらに重要なことは『バルダーズ・ゲート』が蘇ります!」と述べられていた このサイトは2010年9月23日に元通りになり、ウェブキャストのプレゼンテーションで概説されているように、店舗の改善と利点が追加されていた[12] 。プレゼンテーション中、GOG.comの共同設立者マーチン・イウィンスキとマネージングディレクターのギョーム・ランブールは、罪を償うための修道士の服を着ていた[13] 。サイトの再開により以前はGOG.comに気付かなかった新規顧客を獲得したことにより、ランブールは成功したとみなした[14]。GOG.comは、約束していたように、再開後に以前はAtariやHasbro、およびほかの企業間で発売されていた『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の関連ゲームの所有権間の法的問題のためにダウンロードサービスを通じて未リリースだった『バルダーズ・ゲート』『Planescape:Torment』『Icewind Dale』などの「Black Isle Studios」のゲームをいくつか提供することができた[15][16]。 2012年3月27日、Good Old Gamesは過去作に加えて新たにAAA(大作級)作品と独立作品を追加すると発表した。サイトは「GOG.com」にブランドが変更された[17] 2012年10月、GOG.comはDRMフリーゲームをOS Xに対応すると発表された。これには以前はCD Projekt REDによって開発され以前はSteam独占だったOS X版の『ウィッチャー 2014年8月27日、GOG.comは、新サービスとしてDRMフリー映像の配信を開始すると発表した[23] 。
歴史
Good Old Gamesの設立
マーケティングスタンス及び再設立
OS XとLinuxサポート
DRMフリー映像への拡大