GODZILLA
怪獣惑星(第一章)
決戦機動増殖都市(第二章)
星を喰う者(最終章)
監督
静野孔文
瀬下寛之
脚本
虚淵玄(全3章)
村井さだゆき(第二章のみ)
山田哲弥(第二章のみ)
原案虚淵玄
製作吉澤隆
製作総指揮
古澤佳寛
高橋亜希人(第二章、最終章のみ)
出演者
宮野真守
櫻井孝宏
花澤香菜
杉田智和
梶裕貴
諏訪部順一
音楽服部隆之
主題歌
歌:XAI
第一章:「WHITE OUT」
第二章:「THE SKY FALLS」
最終章:「live and die」
編集肥田文
制作会社POLYGON PICTURES
製作会社東宝
配給東宝映像事業部
公開
第一章: 2017年11月17日
第二章: 2018年5月18日
最終章: 2018年11月9日
上映時間
第一章:89分
第二章:101分
最終章:91分
製作国 日本
言語日本語
前作シン・ゴジラ
次作ゴジラ-1.0
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映像外部リンク
on Toho Co., Ltd. Official YouTube Channel(日本語) - song by XAI
XAI "WHITE OUT" / "Godzilla: Planet of the Monsters" Theme Song GODZILLA ver. - YouTube
XAI "THE SKY FALLS" / "Godzilla: City on the Edge of Battle" Theme Song GODZILLA ver. - YouTube
XAI "live and die" / "Godzilla: The Planet Eater" Theme Song GODZILLA ver.(Short) - YouTube
『GODZILLA』(ゴジラ、英題)は、ポリゴン・ピクチュアズ制作による日本のアニメーション映画。通称は「アニゴジ」。
『ゴジラ』シリーズとしては初の3Dアニメーション作品[1]で、実写では描写が難しいSF映画となっている[2]。ストーリー原案と主な脚本は虚淵玄[注釈 1]。
巨大生物「怪獣」の脅威にさらされ22年間宇宙移民となった人類が、亜空間航行の影響によって約2万年が経過した地球を舞台に、奪還を目指し怪獣「ゴジラ」に立ち向かう模様を描く。
全三部作で、第一章『GODZILLA 怪獣惑星』(ゴジラ かいじゅうわくせい、英題: Godzilla: Planet of the Monsters)が2017年11月17日に[3]、第二章『GODZILLA 決戦機動増殖都市』(ゴジラ けっせんきどうぞくしょくとし、英題: Godzilla: City on the Edge of Battle)が2018年5月18日に[4]、最終章『GODZILLA 星を喰う者』(ゴジラ ほしをくうもの、英題: Godzilla: The Planet Eater)が2018年11月9日に[5]公開された。いずれも劇場公開から2カ月後、定額制動画配信サービス「Netflix」で全世界配信された[6]。
ゴジラのアニメーション作品としてはアメリカ合衆国で1978年に放送された『Godzilla』、1999年に放送された「ゴジラ ザ・シリーズ」などが存在したが[2]、長編アニメーション映画としては初の作品となる[7]。 20世紀末、人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「怪獣」の脅威に晒されるようになった。中でも他の怪獣を駆逐する力をもった「ゴジラ」の暴威は凄まじく、半世紀に渡り敗走を重ねた人類は種全体の存続を図り、一部の人間を他星に移住させる計画を立案する。2048年3月14日、恒星間移民船の1つ「アラトラム号」はコンピュータによって選抜された一部の人間と、同盟を結んでいた異星人種「エクシフ」と「ビルサルド」を乗せ、11.9光年彼方の惑星くじら座タウ星eを目指して旅立った。 出発から約22年後。人類の過酷な宇宙生活の末にアラトラム号はタウ星eに到着するが、そこは人類の生存に適さない環境であり、移住計画は事実上失敗に終わる。老人ばかりの志願者たちで入植を強行しようとする中央委員会に対し、ハルオ・サカキはタウ星eからの即刻退去と移民プランの完全棄却を要求して揚陸艇に篭城するも拘束され、タウ星eへの着陸を試みた揚陸艇は降下中の事故で全員死亡する。 今後の移民が困難となり、さらにハルオがエクシフの軍属神官メトフィエスの協力で立案した「対ゴジラ戦術」がリークされたことで、船員たちの間では地球帰還を望む声が高まり、中央委員会は地球への帰還を決断する。アラトラム号は長距離亜空間航行を用いて往路よりもはるかに短い時間で地球へと到着する。しかし、亜空間航行の影響で地球では約2万年[注釈 2]もの歳月が経過していたうえ、調査の結果、未だにゴジラが生存していることが判明する。中央委員会は帰還を諦めようとするが、メトフィエスの後押しでハルオの戦術案が採用され、ゴジラ殲滅のため600名からなる地球降下部隊を派遣することが決定する。 保釈されたハルオは、幼なじみのユウコ・タニやエリオット・リーランドと共に地球に降下し、ゴジラ捜索のための準備と変わり果てた地球環境の調査を進める。しかしその最中、ゴジラに捜索に当たる予定だったリーランドの部隊が怪獣セルヴァムの襲撃に遭い、被害を受ける。さらなる犠牲を避けるため、メトフィエスの案でリーランドたちは仲間の部隊との合流を経て撤退を試みるが、部隊は事前の作戦ルートを行軍中にゴジラと遭遇する。ハルオはゴジラの防御力の要である非対称性透過シールドの電磁パルスパターンを解析するために単身ゴジラに挑み、それを支援しようと単身ゴジラに攻撃を仕掛けたリーランドの死と引き換えにデータの入手に成功する。 ゴジラから逃れ、ビルサルドの技術士官ムルエル・ガルグと合流したハルオは指揮権を掌握したメトフィエスから指揮権を委譲され、作戦の続行を決定する。ハルオたちは多くの犠牲を払いながらも作戦を進め、ついにゴジラのシールドを一時的に無力化し、撃破に成功する。念願のゴジラ討伐を果たした一同は歓喜するが、環境生物学者マーティン・ラッザリは、今回討伐したゴジラが経過年月と比較して何の変化もないことから、2万年前の個体とは別である可能性を指摘する。そして、マーティンの推測を裏付けるかのようにハルオたちの前に2万年もの間300メートルの大きさまで進化を続けた「ゴジラ・アース」が出現し、部隊はまたたく間に壊滅に追い込まれる。 ゴジラ・アースの攻撃で気を失っていたハルオが意識を取り戻すとそこは木造の住居で、しかも自分の身体もすでに治療されていたことに驚く。はぐれた仲間を探そうとした家を出たところを家主らしき人型種族の少女に遭遇、ハルオは慌てて逃げ出した彼女を追いかけてどうにか接触し、自らの命の恩人となった少女のミアナと交流を結ぶ。 一方、ユウコ、アダム、ベルベを含む残存部隊の一つがミアナの同族と思しき少女に襲われていたが、そこにハルオとミアナが駆けつけたことで助かり、改めてミアナたち民族の集落に客人として招き入れられると先に保護されていたマーティンやガルグとも再会する。ハルオたちは、ミアナとその姉のマイナから彼らのいう神の卵の意思を介し、彼女らの種族の名が「フツア」であること、彼らが崇める「フツアの神」もすでにゴジラに敗れて卵を残すのみであり、もはやゴジラに敵う術はないという話を聞かされる。マーティンは、フツアが2万年前の人類の末裔で、現在の環境に適応するために昆虫の特徴を取り込んだ新人類だと推測する。 その後、生存者たちからも退却案が飛び出す中、とにかく軌道上の母船と連絡を取ろうと揚陸艇のコクピットブロックを探す途中でメトフィエスとも合流できたハルオたちは母船に迎えを要請するが、ガルグはマイナがセルヴァム撃退に使った狩猟道具にかつて対ゴジラ用最終決戦兵器として建造された「メカゴジラ」の構成素材「ナノメタル」が用いられていることに気づき、その生産プラントが残されている可能性を見い出す。フツアの話からそれを確認するとハルオにもその事実を伝え、彼も母船への帰還直前になってゴジラ討伐作戦の続行を決定する。 姉妹の案内で富士山麓へ調査に向かったハルオたちは、そこでナノメタルが2万年間増殖を続けて生じた「メカゴジラシティ」ともいうべき巨大施設を発見し、ゴジラとの戦いに光明を見出す。太陽系離脱に傾倒する中央委員会をよそに、ハルオたちは前回の対ゴジラ戦術にシティを組み込んだ新戦術を立案し、パワードスーツを改良した新兵器「ヴァルチャー」の設計や、ゴジラ・アースへの止めとして用いる「EMPハープーン」の開発など準備を進めるが、地下で自己増殖を続けるナノメタルを見たハルオはナノメタルへの強い不安を抱き始め、さらにナノメタルに不信感を持つ地球人の兵士たちがナノメタルを使ってシティと同化していくビルサルドの姿を目撃して騒ぎ出すという事件が起きる。ビルサルドと地球人の間に齟齬が生じる中、熱光学遮断フィールドが解除されたことでシティを発見したゴジラ・アースが進攻を開始する。 ヴァルチャーの本格的な量産もまだという不完全な状態で作戦開始を迫られたハルオは、ユウコとかつての教官リルエル・ベルベとともに先行開発されていたヴァルチャーに乗り込み、ゴジラ・アースの誘導を行う。
ストーリー
怪獣惑星
決戦機動増殖都市
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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