GLP
GLP Pte. Ltd.
種類非上場会社
本社所在地シンガポール
501 Orchard Road 08-01 Wheelock Place
設立2009年
業種不動産業、投資運用業
外部リンク公式ウェブサイト
GLP(Global Logistic Properties ジーエルピー)は、主に物流不動産の開発(デベロッパー)、管理、運用(ファンドマネジメント)をし、不動産、インフラ、金融、テクノロジーを投資対象とする世界的な投資会社。2009年、ソブリン・ウエルス・ファンドであるシンガポール政府投資公社によって設立された。
日本、米国、欧州、アジアの世界17か国で事業展開しており、不動産・プライベートエクイティファンド(PE)で、グローバルに1,000億ドル超の資産を運用する[1]。
ブランドスローガンは「Beyond The Best」 GLPは、グローバル物流不動産市場における最大級の先進的物流施設プロバイダーおよび投資マネージャーである。3PL、EC大手、小売り、食品、アパレル、メーカー(自動車、エレクトロニクス他)、医療をはじめ、AmazonやJD.comなど世界的なeコマース企業にサービスを提供。GLP保有物件の入居テナント数は1,800社超である[1]。プライベートエクイティビジネスでロボット工学、自動化、ビッグデータ、テクノロジー分野など「物流テック」企業へ投資を行なう。
概要
沿革
2009年、グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(Global Logistic Properties)としてシンガポール政府投資公社(GIC)等により設立。
2010年、シンガポール証券取引所(SGX)に上場。不動産会社として史上最大規模のIPO[2]。
2012年、GIC、CIC、CPPIBと、ブラジルの物流施設を約14.5億ドルで購入[3]。日本の東京証券取引所にて、J-REITの「GLP投資法人」が約13億ドルで上場、同セクターで日本最大のIPOとなった[3]。
2015年、IndCor Properties Inc.の物流ポートフォリオを約46億ドルで買収、米国で2番目に大きな物流不動産の所有者となった[4]。
2017年、欧州と北米に物流施設を有するGazeleyを買収[5]。
2018年、SGXより非上場化され、商号はGLPに変更。運用資産約16億ドルのプライベートエクイティファンド「Hidden Hill Modern Logistics Private Equity Fund」を設立、ロボット工学、自動化、ビッグデータ、テクノロジーソリューションへの投資を実施[6]。
2019年、ブラックストーンに米国の物流施設を187億ドルで売却、史上最大の民間不動産取引とされている[7]。
2020年、プライベートエクイティに関し、GLPとゴールデン・リンカーン・ホールディングスが、消費財サプライヤーLi & Fungを9 億 3,000 万ドルで取得[8]。