GLM_(企業)
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GLM株式会社
GLM.Co.,LTD.
本社
種類株式会社
本社所在地 日本
612-8418
京都府京都市伏見区竹田向代町74-3
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度58分1.5秒 東経135度45分22.2秒 / 北緯34.967083度 東経135.756167度 / 34.967083; 135.756167座標: 北緯34度58分1.5秒 東経135度45分22.2秒 / 北緯34.967083度 東経135.756167度 / 34.967083; 135.756167
設立2010年4月
業種輸送用機器
法人番号1130001045121
事業内容環境対応自動車の開発・販売、それに付随するサービスの開発
代表者宮下祐一
資本金31億1714万円
売上高1066万3000円
(2021年03月31日時点)[1]
営業利益▲5億5102万7000円
(2021年03月31日時点)[1]
経常利益▲5870万円
(2021年03月31日時点)[1]
純利益▲7億0246万9000円
(2022年03月31日時点)[2]
総資産9億0391万7000円
(2022年03月31日時点)[2]
従業員数27人
外部リンクglm.jp
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GLM株式会社(GLM.Co.,LTD.)は、京都府京都市伏見区に本社を置く企業である。主な事業として電気自動車(EV)の開発、販売等を行っている。
概要

2006年京都大学VBL(ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー)で発足した「京都電気自動車プロジェクト」を、2010年4月に事業化してグリーンロードモータース株式会社を設立[3]。2014年4月にGLM株式会社に社名を変更した[4]。2018年に京都市伏見区に4階建ての本社機能を備えたテクニカルセンターを竣工した。[5]

自社ブランドによる完成車事業と他社への技術協力や共同・受託開発などを行うプラットフォーム事業を展開。これまでに旭化成帝人東洋ゴム工業などと共同開発を発表している[6]。2016年9月には安川電機がGLMとの資本提携を発表[7]。2017年7月に香港のメーンボード上場のオーラックスHD(2018年に WE Solutions Limited へ社名変更)と資本提携した[8]
トミーカイラZZ(Tommykaira ZZ)Tommykaira ZZ

GLM初の車両がスポーツカータイプの電気自動車「トミーカイラZZ(ジージー)」である。国産のEVとしても初となるスポーツカーの量産モデル[9]自衛隊水陸両用車なども手掛ける京都府舞鶴市の小阪金属工業の専用ファクトリーで2015年10月から本格的な量産を開始している[10]。販売価格は税抜800万円で、99台限定で販売中。

シャシーに高剛性アルミニウムを、外装フレームに繊維強化プラスチック(FRP)を採用し、普通乗用車規格のEVでありながら車重は1tを切る軽量化に成功。「公道を走るレーシングカー」をコンセプトに、パワステブレーキブースタートラクションコントロールシステムに至るまでを排除、自らが主体的に操縦する楽しさを重視して設計されている。最大出力225kW (305PS)の高出力モーターを装備し、0-100km/hまでの加速は3.9秒を達成している。2人乗りのオープンカータイプで、最高速度は180km/h。1回の充電による航続距離は120km。オプションでソフトトップが装備可能[11]

京都のトミタ夢工場が生産していた「トミーカイラZZ」(1997年 - 2001年にかけ世界で206台を販売)のコンセプトや車名、ロゴマークを継承している[12]。海外の高級スポーツカーと同じハンドメードによる生産を行っており、外装カラーなどオーナーの希望に合わせて納車することも可能。モーターバッテリーなど内部構造はもちろん、外観や車体、部品やパーツに至るまで全てをGLMが単独、もしくはパートナー企業と共同で新しく開発している。

開発にはトヨタ自動車レクサスの車体設計を指揮した技術本部長の藤墳裕次や、ガソリン車のZZの開発を行っていた元トミタ夢工場のエンジニアらが携わっている。2011年10月の新車開発スタートから専用ファクトリーでの本格量産まで4年を要して完成した[13]

2015年にはイギリスの世界的なモータースポーツイベント「Goodwood Festival of Speed」に出展を果たした[14]
プラットフォーム事業

同社が展開するEVに特化した自動車エンジニアリングサービスとノウハウを提供する事業。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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