『GLAY』
GLAY の スタジオ・アルバム
リリース2010年10月13日
録音2009-2010
v.f.v STUDIO
ジャンルロック
J-POP
時間CD : 47分58秒
DVD : 56分
レーベルloversoul music & associates
プロデュースGLAY & 佐久間正英
チャート最高順位
週間1位(オリコン)
2010年10月度月間4位(オリコン)
2010年度年間66位(オリコン)
ゴールドディスク
ゴールド(日本レコード協会)
GLAY アルバム 年表
THE GREAT VACATION VOL.2 ?SUPER BEST OF GLAY?
(2009年)GLAY
(2010年)rare collectives vol.3 rare collectives vol.4
(2011年)
『GLAY』収録のシングル
「Apologize」
リリース: 2010年4月1日
「Precious」
リリース: 2010年9月8日
「Thank you for your love[1]」
リリース: 2011年5月5日
ミュージックビデオ
「Satellite of love」 - YouTube
「Precious (新潟lots「BOYS ONLY NIGHT」)」 - YouTube
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『GLAY』(グレイ)は、日本のロックバンド、GLAYのメジャー10作目のオリジナル・アルバムである。2010年10月13日発売。 前作『LOVE IS BEAUTIFUL』以来、約3年9か月ぶりのオリジナル・アルバムである。メンバー自ら立ち上げた新レーベル「loversoul music & associates」からの第1弾アルバム。オリジナル・アルバム初のバンド名を冠したアルバム。 2010年7月30日に新潟LOTSで行われたライブ、BOYS ONLY NIGHT(男ナイト)にてアルバムタイトルが発表された。 デビュー15周年を終えたGLAYが16年目以降に向かうにあたって、「『これぞGLAY』と言えるアルバム」をコンセプトに作られたという。全体的にミドル・テンポのナンバーが多い。 レコーディングは、佐久間正英が取締役を務めるv.f.v STUDIOで行われた。マスタリングはニューヨークのSterling Soundで行われ、グラミー賞を受賞しているエンジニア、テッド・ジェンセン
解説
ジャケットの「両腕を広げるTERU」の写真は、「GLAYを象徴する物は何か?」という事を話し合った際、TAKUROがTERUのように両腕を広げるポーズをとりながら「やはり、これじゃないだろうか」と意見を述べたところ、同意する意見が出た為に決定された。TERUがCulture Journalに出演した際のインタビューでは、「僕の物まねをする人たちの映像を見ていると、ほとんどの方が両腕を広げてるので、いわば『逆輸入』という感じで」とも答えている。
本作で通算8作目、ベストアルバムも含めると12作目となるオリコン週間アルバムチャート首位獲得を果たした。また、これにより、90年代、2000年代、2010年代と、3つの世代にわたって首位を獲得したことになった。
2011年には台湾でも発売され、ボーナストラックとして「Thank you for your love」が収録されている。
収録曲
シキナ
作詞・作曲:TAKURO
打ち込みを使ったデジタルサウンドとアコースティック・ギターが融合された曲。アレンジに、dj MASSとYO FUJIIが参加している。当初はバンドサウンドだったという。
汚れなきSEASON
作詞・作曲:TAKURO
メロコア系2ビートのロック・チューン。中盤、近年のGLAYでは珍しい速弾きのギターソロが披露されている。2010年10月15日、ミュージックステーションでテレビ初披露された。「イオン ヒートファクト」CMソング。
WASTED TIME
作詞・作曲:TAKURO
「1980年代」をテーマに作られたという。かつて世間一般で言われた'80年代の評価に対して投げかけた曲。
遥か…
作詞・作曲:TAKURO
アレンジに永井誠一郎が参加しているピアノ・バラード。TERUのファルセットボイスが披露されている。TERU曰くアレンジはDREAMS COME TRUE風とのこと。
Apologize
作詞・作曲:TAKURO
2010年3月29日から4月21日の期間限定でモバイルサイトで配信された楽曲。2009年の『GLAY ARENA TOUR 2009 THE GREAT VACATION』で先行披露された。アウトロが次曲へ繋がっている。
月の夜に
作詞・作曲:TERU
アコーディオンのサウンドを取り入れた曲。
風にひとり
作詞・作曲:HISASHI
ストリングスとギターフレーズを合わせた曲。
Precious
作詞・作曲:TAKURO
42ndシングル。
Satellite of love
作詞・作曲:TAKURO
GLAY LIVE TOUR 2010-2011 ROCK AROUND THE WORLDのパンフレットに付属しているCDにはAcoustic Versionが収録されている。押井守監督の短編アニメーション映画「Je t'aime」挿入曲。楽曲のアレンジは、ほとんどHISASHI1人で行ったという。当初は、この曲がラストを飾る予定だった。
Chelsea
作詞:TAKURO / 作曲:JIRO & TAKURO
『GLAY LIVE TOUR 2010-2011 ROCK AROUND THE WORLD BOYS ONLY NIGHT』初披露の曲。バンドサウンドを重視して作られた曲。ファンから「曲の前に変な音がする」「針とびしている」という問い合わせが発生しているが、この曲のイントロはオーケストラル・ヒットによるサウンドで始まるものでノイズなどではない。
Thank you for your love (台湾盤ボーナストラック)
作詞・作曲:TERU
台湾盤にのみ収録されているボーナストラック。