GINZA_SIX
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GINZA SIX


GINZA SIX
(2017年3月撮影)
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情報
用途物販店舗、飲食店舗、事務所、駐車場、地域冷暖房施設、多目的ホール(能楽堂)[1]
設計者設計プロジェクトマネージャー 森ビルアール・アイ・エー
基本計画・基本設計 谷口建築設計事務所(谷口吉生
実施・監理 施設全体 銀座六丁目地区市街地再開発計画設計共同体(KAJIMA DESIGN、谷口建築設計事務所)[1]
施工鹿島建設東京建築支店[1]
建築主銀座六丁目10地区市街地再開発組合[1]
管理運営GINZA SIXリテールマネジメント[2]
構造形式鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
鉄筋コンクリート造、制振構造[1]
敷地面積9,077.49 m² [1]
建築面積8,921.10 m² [1]
延床面積148,697.50 m² [1]
状態完成
階数地下6階、地上13階、塔屋2階[1]
高さ約56m[1]
エレベーター数38基[1]
着工2014年平成26年)4月2日[1]
竣工2017年(平成29年)1月末[1]
開館開所2017年4月20日[3]
解体松坂屋銀座店含む計17棟
所在地104-0061
東京都中央区銀座六丁目10番1号
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度40分10.65秒 東経139度45分50.62秒 / 北緯35.6696250度 東経139.7640611度 / 35.6696250; 139.7640611 (GINZA SIX)座標: 北緯35度40分10.65秒 東経139度45分50.62秒 / 北緯35.6696250度 東経139.7640611度 / 35.6696250; 139.7640611 (GINZA SIX)
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2階 シジェームギンザ屋上庭園

GINZA SIX(ギンザシックス)は、東京都中央区銀座六丁目にある複合商業施設。ハイブランドを中心とした商業施設、業務施設(オフィス)、能楽堂などの文化公共施設、地域冷暖房及び駐車場から構成される。
概要

計画地は都市再生緊急整備地域(東京都心・臨海地域)に指定され、建物は多くが老朽化や防災上の課題を抱えた旧耐震基準の建物だった。このため、それらの課題解決と周辺地域に寄与する施設整備を目指し、閉店した松坂屋銀座店(銀座最古参の百貨店)の跡地を含む銀座六丁目10番街区(4,600m2)と隣接する銀座六丁目11番街区(4,400m2)約1.4haにわたる2つの街区を一体的に整備する再開発事業が決まり[4]2011年(平成23年)12月に都市計画決定し、2017年(平成29年)1月に竣工した[3][5][6]。総事業費は約861億円[7]

参加組合員であり、再開発のコーディネーターや設計のプロジェクトマネージャーとして複数の立場で森ビルが参画し、設計は鹿島と谷口設計事務所(谷口吉生)による設計共同体(JV)、施工は鹿島が担当した[7]。管理運営は、大丸松坂屋百貨店、森ビル、Lキャタルトンリアルエステート(LVMHグループ)、住友商事が共同で出資したGINZA SIXリテールマネジメントが担う[2][注 1]

建物は地下6階・地上13階建てで、高さは約56m[7]中央通りに面する間口は約115mに及び、商業施設とオフィスなどをあわせた延床面積は約14万8,700uと、銀座エリアで最大規模を誇る[7]。施設には商業やオフィスのほか文化・交流施設として「観世能楽堂」を地下3階に配置[9]。拡幅された三原通り側には、観光バスの乗降所やツーリストサービスセンターを設け、銀座に不足していた観光の機能も持たせた[10]。また巨大施設であるがゆえに、地域の人々は、街を歩く人の回遊性を妨げないように、開発側に配慮を求めていたことから[7]、廃道されたあずま通りを敷地内通路として残し、中央通りから三原通りへ通りぬけられる「銀座パサージュ」も設置した[11]。17年12月には銀座駅からGINZA SIXに通じる地下通路が開通し、地下レベルでも歩行者ネットワークが強化されている[11][12]。このほか、制振構造の採用や非常用発電機などを備え、地震の際には地下3階の観世能楽堂等は帰宅困難者のための一時滞在スペースとして開放される[13]
ファサード

銀座最大の建築面積という特徴を表現するために、建物全周には、階ごとに「ひさし」が設置された[11]。「ひさし」はステンレスのヘアライン仕上げで、周囲の光を映し込み、時間や天候の変化を建築に与える[11]。また先端には繊細なLEDライン照明が組み込まれ、ファサードの統一性を表現している[11]

高さ31mの従来の街並みを形成する商業施設には、「ひさし」を吊り下げるかたちで、銀座の街の賑わいを演出するための「のれん」が設置された[11]。この「のれん」は、建物を垂直方向に分節化して銀座の路地空間を繋げるスケール感を表現する。ラグジュアリーブランドの店舗や地権者の店舗は、「のれんルールブック」に基づき、それぞれの設計者が自由にファサードをデザインすることができる[11]。「のれん」は、外壁の止水ラインの外に設けられているので、店舗の営業を継続しながら「のれん」の交換が容易なシステムであり、店舗の変更への対応はもとより、時間の経過によるファサードの陳腐化を防ぐことも可能にしてくれる[11]
沿革

1924年大正13年)12月1日 - 「松坂屋銀座店」開店。

2003年2月(平成15年) - 「銀座六丁目地区街づくり協議会」組織、検討開始。

2010年4月(平成22年) - 「銀座六丁目地区市街地再開発準備組合」設立。

2011年(平成23年)12月19日 - 「都市計画決定」告示(都市再生特別地区の変更)。

2012年(平成24年)12月12日 - 東京都知事「銀座六丁目10地区市街地再開発組合設立(事業計画)認可」(都市計画法第11条第1項)。

2013年(平成25年)

6月 - 東京都知事「権利変換計画認可」取得。

6月30日 - 「松坂屋銀座店」閉店[注 2]

7月 - 既存建物(合計17棟、合計延床面積約74,294m2)解体工事着手。


2014年(平成26年)4月2日 - 「建築工事着手」。

2015年(平成27年)11月 - 地中障害物等により、竣工時期変更。

2017年(平成29年)

1月末 - 「建築工事完了」。


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