ギガヘルツ (gigahertz)
電子レンジ
記号GHz
系国際単位系(接頭辞をつけた組立単位)
量周波数
定義109 Hz
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ギガヘルツ (GHz) は国際単位系における周波数の単位で、109ヘルツ (Hz) (= 1000000000 Hz)、1000メガヘルツ (MHz)、0.001テラヘルツ (THz) に相当する。1ギガヘルツの1周期は10?9秒=1ナノ秒 (ns) となる。
電磁波におけるギガヘルツ外へは届きにくい。ギガヘルツ帯の電波は携帯電話、電子レンジ、レーダー、無線LAN等に利用されている。
マイクロ波
極超短波 (UHF) 0.3?3 GHz
センチメートル波 (SHF) 3?30 GHz
ミリ波 (EHF) 30?300 GHz
サブミリ波 300?3000 GHz
無線通信の専門家は、周波数帯に以下のような名称をつけている。「電波の周波数による分類#マイクロ波の周波数帯」も参照 1999年には既にオーバークロックによって 1 GHzを超える動作をしている[1][2]。一般向けとしても2000年に、インテル、AMDなどのCPUベンダ各社が、1 GHzを超えるクロック周波数で動作するデスクトップPC向けマイクロプロセッサを発表した。CPUベンダ各社は、ギガヘルツの壁の突破を主題とした大々的なマーケティングキャンペーンを行った。 やがて市場はローエンドPCでもほぼ 1 GHz以上のプロセッサで占められるようになったが、一方で上位プロセッサは 4 GHz以上へのクロック向上が思うように進まなくなり、各社はマルチコア化などの手法でクロックあたりの性能を高める方向に転換した。少なくとも2008年頃には一般に市販されているマイクロプロセッサの多くは、1.6 GHzから 3.2 GHzのクロック周波数で動作するものが中心となっていた。ただし、この頃は低消費電力が要求されるネットブック向けにIntel A100のような 1 GHzを下回るプロセッサも依然としてWindows用途に出荷されていた。 2012年頃からは技術の向上で定格クロックが 4 GHzを超えるPC向けプロセッサも登場するようになった[3]。その一方で、従来ハイエンド向けだったマルチコア技術がローエンドでも使われるようになり、性能を維持したままクロックを下げられるようになった。C-60、Celeron 847、VIA Nanoの一部などは消費電力低減を目的として、Windows PC用途としてはぎりぎり(1.0 - 1.2 GHz程度)までクロックが下げられているにもかかわらず、ネットブックのみならず自作PC用マザーボードや中型以上のノートPCにも採用されていた。結果的にPCで使われるプロセッサの動作クロック範囲は、以前よりやや幅広くなってきている。こうした傾向は年々顕著になり、例えば第11世代Core(Tiger Lake)などはCore i7クラスの上位CPUであってもモバイル版であれば定格クロックが 1.0 GHzを下回るものが珍しくなく[4]、その分Turbo Boostで高いクロックが出せるようになっており、定格クロックだけでなく最大クロックが考慮されるようになってきている。しかし2022年の第12世代Alder Lakeマイクロプロセッサに至っては、Turbo Boostの無い完全な1.0GHz以下のコアからなる組み込みCPUとしてCeleron 7305E(Pコア1.0 GHz / Eコア0.9 GHz)も登場し、主として産業用の小型PC(シングルボードコンピュータ製品)で採用された。
Lバンド 1?2 GHz
Sバンド 2?4 GHz
Cバンド 4?8 GHz
Xバンド 8?12 GHz
Kuバンド 12?18 GHz
Kバンド 18?27 GHz
Kaバンド 27?40 GHz
Vバンド 40?75 GHz
Wバンド 75?110 GHz
コンピュータにおけるギガヘルツ
Windowsの動作要件としての1ギガヘルツ