GE/ハネウェル_LV100
[Wikipedia|▼Menu]

GE/ハネウェル LV100

要目一覧
種類
ガスタービンエンジン/ターボシャフトエンジン
製造国 アメリカ合衆国
製造会社GE・アビエーション
ハネウェル・エアロスペース
製造数
最初の運転
主な搭載機M1エイブラムス
形式ターボシャフトエンジン
全長
直径
重量
圧縮機
タービン
出力
燃料消費

LV100-5はかつてアメリカ陸軍によってM1エイブラムス戦車XM2001 クルセイダー自走砲の動力として開発されたガスタービンエンジンである。
概要

陸軍はおよそ2,800輌のM1エイブラムスのエンジンをLV100-5に換装することにより、50億USドル以上の運用と整備費用を節約することを期待する。

クルセイダー自走砲の事例ではディーゼルエンジン搭載時と比較してLV100-5エンジンを搭載した場合、任務遂行能力を妥協せず車両の全重量を3トン以上軽量化できるとされた[1]

ハネウェルとGEアビエーションは2002年6月11日にLV100-5に最初のエンジンの試験を通過した。GE/ハネウェルのチームはアメリカ陸軍との3年間で1億9,600万USドルの契約で18か月で最初の試験を完了した[2]

ガス発生器の運転速度は毎分34,800回転で15分間運転して円滑に停止したとされる。すべての振動と温度は運転範囲内で6月末までには最高出力での運転予定とされた[2]

LV100はエイブラムスの運用とライフサイクルコストを従来の2/3にすることが予定された[2]

LV100-5の部品点数はAGT-1500よりも43%少なく、運用と整備費用を削減でき、同様に小型軽量化され、加速が円滑で排気が無煙化される[3]

その後、予算削減のために中止された。
LV50

出力は600馬力級で大きさは147cm x 46cm x 66cm、体積0.32立方mと再生装置付で回転数は24,000rpmで高速発電機を直結して使用され、重量は発電機込みで313kgでフリータービン式なので機械式駆動にも対応しており、同出力のディーゼル発電セットより1トン以上軽量化される[4]
出典^GE and Honeywell Begin Testing of LV100-5 Engine For Abrams-Crusader Common Engine Program
^ a b cHoneywell-GE Tank Engine Passes First-Run Test; New LV100-5 Testing Ahead Of Program Schedule
^Army Overhauls Its 70-Ton Behemoth?the Abrams Tank
^ディーゼルへの挑戦










ゼネラル・エレクトリックGE・アビエーション航空用エンジン
ジェット

ターボジェット

CJ610

CJ805(英語版)

GE4/J5P

J31

J33

J35

J47

J73

J79

J85

YJ93

YJ101

ターボファン

CF6

CF34

CJ805-23(英語版)

F101

F110

F118

YF120

F404/F412/RM12


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:21 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef