GANTZ
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この記事には暴力的または猟奇的な記述・表現が含まれています。免責事項もお読みください。

GANTZ
ジャンル青年漫画SFバトルデスゲーム
漫画
作者奥浩哉
出版社 集英社
掲載誌週刊ヤングジャンプ
レーベルヤングジャンプ・コミックス
発表号2000年31号 - 2013年29号
発表期間2000年7月13日 - 2013年6月20日
巻数全37巻
話数全383話
関連作品


GANTZ/OSAKA

GANTZ/MINUS

GANTZ/EXA

GANTZ:G

GANTZ:E

アニメ
原作奥浩哉
監督板野一郎
シリーズ構成十川誠志
キャラクターデザイン恩田尚之
メカニックデザイン中島利洋
音楽十川夏樹
高梨康治(第6話 - 第26話)
アニメーション制作GONZO
製作GANTZ Partners
放送局第1期:フジテレビ
第2期:AT-X
放送期間第1期:2004年4月10日 - 6月22日
第2期:2004年8月26日 - 11月
話数第1期:全11話(ノーカット版は全13話)
第2期:全13話
映画:GANTZ:O
原作『GANTZ』大阪編
総監督さとうけいいち
監督川村泰
脚本黒岩勉
音楽池頼広
制作デジタル・フロンティア
製作「GANTZ:O」製作委員会
配給東宝
封切日2016年10月14日
上映時間96分
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『GANTZ』(ガンツ)は、奥浩哉による日本漫画。漫画雑誌『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて2000年31号から2013年29号まで連載された[1]。2021年11月時点で累計発行部数は2400万部を突破している[2]
概要

奥浩哉の代表作。2004年にテレビアニメ化、2011年に実写映画化、2016年にフル3DCGアニメーション映画化[3]、2018年1月には舞台化され上演された[4]。2021年4月時点でシリーズ累計発行部数は2400万部を突破している[5]

作者が高校時代から暖めていた、『必殺仕事人』にSFテイスト[注釈 1]を加えた「夜にみんなで集まって殺しに行く」物語[7]を描いた青年漫画石森章太郎原作のテレビ番組『がんばれ!!ロボコン』のガンツ先生がGANTZの名称の由来であり、ガンツの採点シーンもガンツ先生がロボコンたちの行動を採点するシチュエーションのパロディである[8]

「日本人に馴染むSF」を目指した、現実と非現実が交錯する世界観、不条理とも言える死と隣り合わせの緊張感、個性溢れる登場人物などが人気を集めている。作者は「正義とは何なのか?」「正義はあるのか?」というストーリーの図式は『GANTZ』のテーマでもあるという[9]

前作『01 ZERO ONE』に引き続き、原稿はCGによって制作されており、作者は「3D漫画」と称している。ShadePhotoshopなどのグラフィックソフトを駆使して背景や効果が精密に描画されている。作者いわく3D漫画のために顔しか手で描いていないと誤解されることが多かったが、実際にはロボットやスーツなどはスタッフの技術では誰も作れないため、作者が手描きで描いている。大阪編のハードスーツもすべて手描きであり、「一生懸命描いたのにCGだと思われているところはがっくり来ました」と述べている[10]

カタストロフィ編の展開はハリウッド映画『インデペンデンス・デイ』の影響を受けており、「実は『GANTZ』のカタストロフィ編は『僕なりのインデペンデンス・デイ』をやりたい!という挑戦でもあるのです。僕にとっては、そのくらい理想の映画です」と述べている[11]

最終回の展開はテレビアニメ『無敵超人ザンボット3』の影響を受けており[1]、同作の最終話へのオマージュとなっている[注釈 2]
あらすじ

ある日、高校1年生の玄野計地下鉄ホーム小学生時代の親友だった加藤勝を見かける。正義感の強い加藤は線路上に落ちた酔っ払いを助けようとするが1人では抱え上げられず玄野に手伝いを求める。2人はホームに戻り損ね、線路に進入してきた電車に轢かれて死んでしまう。次の瞬間、彼らはマンションの一室にいた。そこには同じように死んだはずの人々が集められていた。部屋の中央にある謎の大きな黒い球。彼らは、その「ガンツ」と呼ばれる球に、理由もわからないまま星人を「やっつける」ように指示され、別の場所へと強制的に転送されていく。

ガンツのミッションを繰り返すうちに玄野はガンツでの戦闘に生き甲斐を感じ始め、加藤は星人を倒すことに躊躇し後手になりながらも参加メンバーの生存を優先する。しかし、そうした2人の行動が結果的に玄野以外全滅という最悪の事態を招く。ただ1人生き延びた玄野は日常で恋人・小島多恵に生き甲斐を見出すようになりガンツからの解放を決意、ミッションでは加藤の意志を反芻しながら参加メンバーを引っ張っていく。次第にメンバー間には協調性が生まれ、情報交換や訓練を経て徐々に生存率も上がっていった。その一方で、ミッションエリアが都市部へと近付くにつれて[注 1]、星人側にガンツの存在が認知されるようになり[注 2]、被害はミッションとは無関係な一般市民にも及び[注 3]、さらにガンツのルールも曖昧になりはじめる[注 4]

そしてついに100点獲得者が続出するまでになり、加藤は再生され、玄野はそれまでの活躍からメンバーの後押しもありガンツから解放される。記憶を消されて解放されたことで普通の高校生として再び生き始めた玄野だったが、その存在はガンツの重要人物として星人側にも知られており、自宅を襲撃され殺されてしまう。玄野という精神的支柱を失い、ガンツの仕組みそのものに疑問を抱き始め消極的になっていたメンバーに対して、加藤はミッションに巻き込まれた一般市民の救出に奔走する。弟・のもとへ帰るため、そして玄野を再生するために身を挺して戦う加藤に感化されたメンバーの協力もあり、玄野は無事に再生される。玄野の再生に歓喜するのも束の間、ガンツを独自に調べていた西丈一郎から「カタストロフィ」の存在を示唆される[注 5]

漠然とした不安を抱えたまま再びマンションに集められると、部屋の明かりは消え、ガンツも故障したかのように様子がおかしくなっていた。転送先では多国籍のチームが混戦を極め、玄野たちも苦戦を強いられるが、半ば強制的にミッションは終了し、ガンツの球には「おわり」の文字が表示される。そして空が赤く染まり「カタストロフィ」が始まる。それは今までの局地的なミッションとは異なり、もはや星人による大規模な侵略戦争だった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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