また国際機関の長として、国際連合事務総長や欧州連合の欧州理事会議長および欧州委員会委員長が出席する。このうち欧州理事会議長と欧州委員会委員長はEUを代表してG8の本会合にも参加する。これ以外に経済分野では国際通貨基金専務理事が参加する。 2010年6月25日の拡大会合が行われた。その参加国は次の通りである。 側近達が集まって予備会合を持つことがあるが、こちらは「シェルパ会議」の別名で呼ばれる。サミットが首脳の地位を山頂にたとえることが発端となったことになぞらえ、同行者の意味で随員はシェルパと呼ばれる。シェルパは3名で構成されることが決まっており、日本においては首席シェルパは経済担当外務審議官が務める。「首脳個人代表」も参照 サミットにおいて恒例となった写真撮影では首脳の立ち位置は毎回変化しているが、この立ち位置にはルールがある。 中央に開催国(議長国)の首脳を配し、国家元首(大統領)か否(首相)かと在任期間の長い順に議長に近い順に左右に並ぶ(平成年間の日本は首相の交代が多かったため端に位置することが多い。一方で、比較的在任期間の長かった中曽根康弘や小泉純一郎、安倍晋三は中央付近に並ぶこともある)[67]。また、アメリカ合衆国で開催される場合ではこのルールはあまりこだわることはなく、議長であるアメリカ大統領との関係で立ち位置が決まることもあった。 主要国首脳会議がサミットと呼ばれていることから、トップ同士の集まりのことを「サミット」と形容することがある(例:市町村サミット。首長会は普段は全国市長会と全国町村会に分かれている)。
拡大会合参加国
アフリカ - アルジェリア・エチオピア・マラウイ・ナイジェリア・セネガル・南アフリカ共和国
中南米 - コロンビア・ハイチ・ジャマイカ
シェルパ
主要国首脳会議にまつわる事柄
首脳の写真撮影の立ち位置
転語
ギャラリー
ロンドンサミット(1977年)
ボンサミット(1978年)
東京サミット(1979年)
ヴェネチアサミット(1980年)
オタワサミット(1981年)
ヴェルサイユサミット(1982年)
ウィリアムズバーグサミット(1983年)
ボンサミット(1985年)
東京サミット(1986年)
ヴェネチアサミット(1987年)
トロントサミット(1988年)
アルシュサミット(1989年)
ヒューストンサミット(1990年)
ロンドンサミット
ミュンヘンサミット
東京サミット(1993年)
ナポリサミット
ハリファックスサミット
デンバーサミット(1997年)
ケルンサミット(1999年)
九州・沖縄サミット(2000年)
ジェノヴァサミット(2001年)
エヴィアンサミット(2003年)