G8
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

例えば中国共産党総書記中国国家主席)、大韓民国大統領オーストラリア首相インド首相ブラジル大統領メキシコ大統領南アフリカ大統領ウクライナ大統領[64]などが招待されたことがある。しかし議長国の一存次第なので彼らは必ず呼ばれるとは限らない。

このうち韓国大統領、インド首相、オーストラリア首相についてはサミットのメンバーに加えるべきという意見がある。2020年にはこの年のサミット(中止となった)の議長国だったアメリカ大統領ドナルド・トランプが韓国、オーストラリア、インド、ロシアをメンバーに加える構想を打ち出したが、ドイツ、イギリス、カナダ、日本が反対した[65]。2021年のコーンウォールサミットの議長国のイギリス首相ボリス・ジョンソンも韓国、オーストラリア、インドの首脳を同年のサミットに招待するとともに、この3国をメンバーに加えることを提案したが、日本が反対した[66]

また国際機関の長として、国際連合事務総長欧州連合欧州理事会議長および欧州委員会委員長が出席する。このうち欧州理事会議長と欧州委員会委員長はEUを代表してG8の本会合にも参加する。これ以外に経済分野では国際通貨基金専務理事が参加する。
拡大会合参加国

2010年6月25日の拡大会合が行われた。その参加国は次の通りである。

アフリカ - アルジェリア・エチオピア・マラウイ・ナイジェリア・セネガル・南アフリカ共和国

中南米 - コロンビア・ハイチ・ジャマイカ

シェルパ

側近達が集まって予備会合を持つことがあるが、こちらは「シェルパ会議」の別名で呼ばれる。サミットが首脳の地位を山頂にたとえることが発端となったことになぞらえ、同行者の意味で随員はシェルパと呼ばれる。シェルパは3名で構成されることが決まっており、日本においては首席シェルパは経済担当外務審議官が務める。「首脳個人代表」も参照
主要国首脳会議にまつわる事柄
首脳の写真撮影の立ち位置

サミットにおいて恒例となった写真撮影では首脳の立ち位置は毎回変化しているが、この立ち位置にはルールがある。

中央に開催国(議長国)の首脳を配し、国家元首(大統領)か否(首相)かと在任期間の長い順に議長に近い順に左右に並ぶ(平成年間の日本は首相の交代が多かったため端に位置することが多い。一方で、比較的在任期間の長かった中曽根康弘や小泉純一郎、安倍晋三は中央付近に並ぶこともある)[67]。また、アメリカ合衆国で開催される場合ではこのルールはあまりこだわることはなく、議長であるアメリカ大統領との関係で立ち位置が決まることもあった。
転語

主要国首脳会議がサミットと呼ばれていることから、トップ同士の集まりのことを「サミット」と形容することがある(例:市町村サミット。首長会は普段は全国市長会全国町村会に分かれている)。
ギャラリー

ロンドンサミット1977年

ボンサミット1978年

東京サミット1979年

ヴェネチアサミット1980年

オタワサミット1981年

ヴェルサイユサミット1982年

ウィリアムズバーグサミット1983年

ボンサミット1985年

東京サミット1986年

ヴェネチアサミット1987年

トロントサミット1988年

アルシュサミット1989年

ヒューストンサミット1990年

ロンドンサミット(1991年

ミュンヘンサミット(1992年

東京サミット1993年


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:127 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef