G8
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7月27日には、ドイツもG7の拡大を批判した[56]。2021年、日本政府はG7の拡大に反対すると正式に表明した[57]

2022年は、ロシアによるウクライナ侵略への対応を目的とし、ウクライナへの支援とロシアに対する経済制裁の議論が活発化した[58]
先進国・主要国首脳会議の一覧

以前は、サミット参加7か国の間でフランス、アメリカ合衆国、イギリス、ドイツ(旧西ドイツ)、日本、イタリア、カナダの順で毎年持ち回り開催されてきた。ロシアが参加するようになってからはイギリスの次にロシアが入り、8か国持ち回りになった。前半3か国が国際連合安全保障理事会の常任理事国であり、後半4か国はそうではない。

1990年代までは開催国の首都などの大都市での開催が多かったが、1990年代末になると反グローバリズムアルテルモンディアリスム団体の抵抗運動によるデモ活動が頻発。特に2001年のジェノヴァでは大規模なデモに見舞われたことから、以降、警備のしやすい地方都市、保養地での開催が多くなっている。

回年月日ホスト国開催地備考
11975年11月15日 - 17日 フランスランブイエカナダ・ロシア(当時はソビエト連邦)を除く6か国(ヨーロッパの西側諸国4国、アメリカ、日本)で開催。
21976年6月27日・28日 アメリカ合衆国サンフアンカナダが参加し「G7」形成。
31977年5月7日・8日 イギリスロンドン
41978年7月16日・17日 西ドイツボン
51979年6月28日・29日 日本東京
61980年6月22日・23日 イタリアヴェネツィア日本は大平正芳首相が衆参同日選挙中に急死したため、大来佐武郎外相が代理出席。
71981年7月20日・21日 カナダオタワ
81982年6月4日 - 6日 フランスヴェルサイユ
91983年5月28日 - 30日 アメリカ合衆国ウィリアムズバーグ
101984年6月7日 - 9日 イギリスロンドン
111985年5月2日 - 4日 西ドイツボン
121986年5月4日 - 6日 日本東京
131987年6月8日 - 10日 イタリアヴェネツィア
141988年6月19日 - 21日 カナダトロント
151989年7月14日 - 16日 フランスラ・デファンスアルシュ・サミット」と呼ばれる。フランス革命200年祭(パリ祭)に合わせて開催。
161990年7月9日 - 11日 アメリカ合衆国ヒューストン
171991年7月15日 - 17日 イギリスロンドン
181992年7月6日 - 8日 ドイツミュンヘン
191993年7月7日 - 9日 日本東京
201994年7月8日 - 10日 イタリアナポリ
211995年6月15日 - 17日 カナダハリファックス
-1996年4月19日・20日 ロシアモスクワ核の安全のための特別サミット。※非公式
221996年6月27日 - 29日 フランスリヨン
231997年6月20日 - 22日 アメリカ合衆国デンバー
241998年5月15日 - 17日 イギリスバーミンガム初のG8公式サミットかつ、英国初の地方開催サミット。先進国とは言い難い状態だったロシアが加わったため「先進国首脳会議」から「主要国首脳会議」に改称
251999年6月18日 - 20日 ドイツケルン
262000年7月21日 - 23日 日本名護市通称「九州・沖縄サミット」。日本初の地方開催サミット
272001年7月20日 - 22日 イタリアジェノヴァ
282002年6月26日・27日 カナダカナナスキス
292003年6月2日・3日 フランスエビアン
302004年6月8日 - 10日 アメリカ合衆国シーアイランド
312005年7月6日 - 8日 イギリスグレンイーグルズロンドン同時爆破事件が起こり、予定が大幅変更に。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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