2009年に米国で開催されたG20は「G20を国際経済協力の第一の協議体」とすることで合意した。2010年6月に開催された4回目となるG20サミットは、カナダのトロントで主要国首脳会議(G8サミット)に連続して開催され、その最大目的は、欧米諸国の財政・金融政策の健全化をどう達成するかであり、途上国の開発援助・地球温暖化の問題などが焦点となった。また、中国やインド、ブラジル、南アフリカ共和国などが国際経済で果たす役割が増す中で開かれた。
新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、2020年には史上初のテレビ会議を通じた首脳会合が開催された[10]。
2023年9月3日にはナイジェリアの大統領報道官が同国が「G20正式参加が望ましいが、政府はもたらされる利益とリスクを分析するため広範な協議に着手した」と述べ、G20正式参加の申請を検討していることを明らかにしている[11]。
2023年9月9日に開幕したG20首脳会合では、議長国インドのモディ首相が新たにアフリカ連合をG20の正式メンバーに迎えたと発表した。[12]
各国首脳とEU代表(2023年現在)
フランス共和国
エマニュエル・マクロン(大統領)
アメリカ合衆国
ジョー・バイデン(大統領)
イギリス
リシ・スナク(首相)
ドイツ連邦共和国
オラフ・ショルツ(首相)
日本
岸田文雄(内閣総理大臣)
イタリア共和国
ジョルジャ・メローニ(首相)
カナダ
ジャスティン・トルドー(首相)
欧州連合
シャルル・ミシェル(大統領)
欧州連合
ウルズラ・フォン・デア・ライエン(欧州委員会委員長)
アルゼンチン共和国
ハビエル・ミレイ(大統領)
オーストラリア連邦
アンソニー・アルバニージ(首相)
ブラジル連邦共和国
ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ(大統領)
中華人民共和国
李強(国務院総理)[13][14]
インド
ナレンドラ・モディ(首相)
インドネシア共和国
ジョコ・ウィドド(大統領)
メキシコ合衆国
アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール(大統領)
大韓民国
尹錫悦(大統領)
ロシア連邦
ウラジーミル・プーチン(大統領)
サウジアラビア王国
ムハンマド(首相)
南アフリカ共和国
シリル・ラマポーサ(大統領)
トルコ共和国
レジェップ・タイイップ・エルドアン(大統領)