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G1(ジーワン)とは、競馬の競走において国際的に最高の格付けである(詳しくは競馬の競走格付けを参照)。各国によって異なるが、G1はGroup1(グループ1)もしくはGrade1(グレード1)の略称である。 1971年にヨーロッパの競馬競走に格付けが行われ最高位の競走がGroup1(グループ1)とされたのが、G1の始まりである。1974年には北アメリカでも同様の格付けが行われ、最高位の競走がGrade1(グレード1)とされた。 多くの国の場合G1はグループ1であり、グレード1をG1としているパートI国はアメリカ・カナダ・日本・南アフリカのみである。グループ1をG1としているパートI国・地域はアイルランド・イギリス・ドイツ・フランス・アルゼンチン・オーストラリア・チリ・ニュージーランド・ブラジル・ペルー・UAE・香港の12国・地域である。 グループ1とグレード1は互いの国際的格付けに互換性が認められているため、ここではいずれも同じG1として取り扱う。 1984年に日本中央競馬会(JRA)が独自のグレード制を導入し、15の中央競馬のレースをG1レースに指定した[1]。あくまでJRA独自のグレード制であったため、この頃のG1には国際的な格付けが認められていなかった。 2007年に、従来のG1レースのうち国際グレードを持つレースを引き続き「G1」表記、持たないレースを「Jpn1」表記とした(Jpn1については後述)。2010年までに全ての中央競馬のJpn1レースが国際グレードを取得したため、いずれもG1表記になっている。また、この年以降に創設・G1へ昇格したレースについても、全てG1表記である。 JRAの障害競走では、1999年のグレード制の導入に伴い最高格付けの競走に対して「J・G1(読み「ジェージーワン」または「ジャンプグレードワン」)」と格付けされるようになった。これはJRA独自の格付けである。 日本の平地競走では、ICSC[2]の勧告を受けて同組織の基準に満たないG1競走を2007年から「Jpn1」と格付けすることにした。 「G1」と「Jpn1」の違いは下記の通りである。 以下に示す表において「性齢」の欄が「◯歳上牝」と表記されている場合は、◯歳以上の牝馬のみ出走できるレースであることを意味する。牡馬は「牡」、セン馬は「セ」と表記する。 また、「コース」の欄において「芝1600」と書かれている場合は芝コースの1600m競走、「ダ1200」と書かれている場合はダートコースの1200m競走であることを意味する。 レース名開催地性齢コース創設年G1格付け年備考
概要詳細は「競馬の競走格付け」を参照
国際
日本
J・G1
Jpn1
ちなみに「Jpn1」の読みは「G1」と同様に「ジーワン」とされているが、放送メディアによっては「ジーワン」ではなく「ジェーピーエヌワン」と呼称する事例もある(例:グリーンチャンネル)。JRAにおいては2022年現在Jpn1競走は行われておらず、2018年にJRAにて実施されたJBC競走の際、番組表など一部刊行物を除き競馬場・ウインズ等での掲示物・場内放送・映像において「ジーワン」呼称および「Jpn1」表記は行われなかった。
「G1」は、IRPACの認定を受けた最高格付けの競走。
「Jpn1」は、IRPACの認定を受けていないが、JRAが単独または他組織(NAR、JBBA、ARC)と共に認定した最高格付けの競走。
G1レース一覧
日本
中央競馬
JRA独自
(1984?2006)国際
フェブラリーステークス東京4歳上ダ1600198419972007旧「フェブラリーハンデキャップ」(GIII)。
高松宮記念中京4歳上芝1200197119962007旧全国発売競走の一つ。旧「高松宮杯」(GII→GI)。
大阪杯阪神4歳上芝200019572017旧「産経大阪杯」(GII)。
桜花賞阪神3歳牝芝1600193919842010牝馬三冠の第1競走。八大競走かつ旧全国発売競走の一つ。
皐月賞中山3歳牡牝芝2000193919842010クラシック三冠の第1競走。八大競走かつ旧全国発売競走の一つ。
天皇賞(春)京都4歳上芝3200193819842007八大競走かつ旧全国発売競走の一つ。
NHKマイルカップ東京3歳牡牝芝1600199619962009旧「NHK杯」(GII)。
ヴィクトリアマイル東京4歳上牝芝1600200620062009
優駿牝馬(オークス)東京3歳牝芝2400193819842010牝馬三冠の第2競走。八大競走かつ旧全国発売競走の一つ。
東京優駿(日本ダービー)東京3歳牡牝芝2400193219842010クラシック三冠の第2競走。八大競走かつ旧全国発売競走の一つ。
安田記念東京3歳上芝1600195119842004旧全国発売競走の一つ。
宝塚記念阪神3歳上芝2200196019842001旧全国発売競走の一つ。
スプリンターズステークス中山3歳上芝1200196719902005
秋華賞京都3歳牝芝2000199619962009牝馬三冠の第3(最終)競走。
菊花賞京都3歳牡牝芝3000193819842010クラシック三冠の第3(最終)競走。八大競走かつ旧全国発売競走の一つ。
天皇賞(秋)東京3歳上芝2000193719842007八大競走かつ旧全国発売競走の一つ。
エリザベス女王杯京都3歳上牝芝2200197619842007旧全国発売競走の一つ。1976?1995年は牝馬三冠の第3(最終)競走だった。
マイルチャンピオンシップ京都3歳上芝1600198419842004
ジャパンカップ東京3歳上芝2400198119841992旧全国発売競走の一つ。日本初の国際招待競走。
チャンピオンズカップ中京3歳上ダ1800200020002007旧「ジャパンカップダート」(GI)。
阪神ジュベナイルフィリーズ阪神2歳牝芝1600194919842010旧「阪神3歳ステークス→阪神3歳牝馬ステークス」(GI)。
朝日杯フューチュリティステークス阪神2歳牡牝芝1600194919842010旧「朝日杯3歳ステークス」(GI)。
有馬記念中山3歳上芝2500195619842007八大競走かつ旧全国発売競走の一つ。
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