2006年に公開されたスウェーデンの映画については「フロストバイト」をご覧ください。
Frostbite
開発元EA DICE
Frostbite Labs[1]
初版2008年6月 (16年前) (2008-06)
プログラミング
言語C++、C#
プラットフォームMicrosoft Windows
PlayStation 3
PlayStation 4
PlayStation 5
Xbox 360
Xbox One
Xbox Series X
Nintendo Switch
Google Stadia
種別ゲームエンジン
ライセンスプロプライエタリ
公式サイト ⇒www.frostbite.com
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Frostbite(フロストバイト)は、EA DICEによって開発されたゲームエンジンである。Microsoft Windowsをはじめ、Xbox 360やPlayStation 3といった第7世代ゲーム機、Xbox OneやPlayStation 4といった第8世代ゲーム機など、クロスプラットフォームで使用できるように設計されている。Frostbiteは元々、ファーストパーソン・シューティングゲームであるバトルフィールドシリーズで採用されていたが、レースゲームやリアルタイムストラテジーゲームといった様々なジャンルにも採用されるようになった。 2008年開発、バトルフィールド バッド カンパニーで初めて採用された[2]。様々な音から周囲の音量を下げ、特定の音だけを聴きやすくするHDR Audioを採用。また、プレイヤーが壁などのオブジェクトを破壊可能にするDestruction 1.0を採用[3]。 2009年開発、バトルフィールド1943やバトルフィールド バッド カンパニー2などに採用されている[4][5]。Destruction 1.0を向上させたDestruction 2.0を搭載。Windowsにも対応され、完全ではないがDirectX 11にも対応した。このバージョンは、メダル・オブ・オナーのマルチプレイヤーモードでも採用され、Frostbiteをバトルフィールドシリーズ以外で使用した最初の作品となった[6]。 2011年開発、バトルフィールド3などに採用されている。DirectX 11に完全に対応し、APIや64ビットプロセッサにも対応したが[7]、DirectX 9には対応しなくなった。Destruction 3.0を搭載し、プレイヤーにとって落下した瓦礫が致死的となり得る要素となった。エンジンへの変更として、制圧射撃の追加や、乗り物を破壊する前に無効化できる要素が含まれている[8]。 2013年発売のバトルフィールド4などに採用されている。DirectX 11.1に対応している。Destruction 4.0を搭載し、バトルフィールド4ではプレイヤーの行動によって環境が劇的に変化する。例えば、マップ上のダムを破壊することにより、マップ全体に水があふれるような変化を起こすことができる。このような効果はレボリューション(Levolution)として知られている[8][9]。 タイトル発売年バージョン開発元プラットフォームジャンルDirectX 9.0cDirectX 10DirectX 11DirectX 12
バージョン
Frostbite 1.0
Frostbite 1.5
Frostbite 2
Frostbite 3
Frostbiteを使用しているゲーム一覧
バトルフィールド バッド カンパニー20081.0EA DICEPS3, Xbox 360FPS
バトルフィールド19432009[10]1.5EA DICEPS3, Xbox 360FPS
バトルフィールド バッド カンパニー220101.5EA DICEWindows, PS3, Xbox 360FPS
メダル・オブ・オナー (2010)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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