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fortissimo//Akkord:Bsusvierジャンルこそばゆい学園恋愛カコフォニー (AVG)
対応機種Windows XP/Vista/7
発売元La'cryma
発売日2010年9月30日
レイティング15歳以上(EXS:18歳以上)
キャラクター名設定不可
メディアDVD-ROM
画面サイズ1280*720 16bit(ハイカラー)以上
BGMフォーマットPCM音源
キャラクターボイスあり(主人公は除く)
CGモードあり
音楽モードあり
回想モードあり
メッセージスキップあり
オートモードあり
備考18禁特典同梱版特典
クッションカバー・画集
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『fortissimo//Akkord:Bsusvier』(フォルテシモ アコルト:ビーサスフィーア)は、La'crymaより発売されたゲームソフト。
『空を飛ぶ、3つの方法。』、『空を飛ぶ、七つ目の魔法。』に続く、La'crymaの第4作。前作は成人向けだったが、本作は15歳以上を対象としている。また、18禁版のEXSなどがある。 CIRCUSとブロッコリー の共同展開ブランドであるLa'crymaの第4作で、前作とは打って変わり、本作は召喚されし者(マホウツカイ)同士のバトルロイヤルである。 『月刊コンプエース』(角川書店)の2010年12月号より、こもだによる漫画「fortissimo//Ein wichtiges recollection」が連載された。『ドラゴンマガジン』(富士見書房)の2011年1月号から5月号にかけて、加納新太によるオリジナルノベライズ「fortissimo//wiederbelebung der seele」が連載された。 また、2011年3月31日には同作のバージョンアップ版「fortissimo EXA//Akkord:Bsusvier」(フォルテシモ イクサ アコルトビーサスフィーア)が、2012年6月29日には、新規ルートを追加した「fortissimo EXS//Akkord:nachsten Phase」(フォルテシモ エグゼス アコルト ネクステンファーゼ)が発売された。同作は18禁となっている。2013年12月20日にはEXSの全年齢移植版「fortissimo FA//Akkord:nachsten Phase」(フォルテシモ フルアクセス アコルト ネクステンファーゼ)が発売。 続編的作品としては2014年に発売された『カデンツァ フェルマータ アコルト:フォルテシモ』がある。 日本の南西に位置する孤島、月読島(つくよみじま)。4年ぶりに島に帰ってきた主人公の芳乃零二はその島で起こる魔法戦争、『最終戦争(ラグナロク)』に巻き込まれてしまう。戦略破壊魔術兵器、通称『マホウ』と呼ばれる超科学兵器を使い、殺し合う戦争。窮地に追い込まれた零二が人型戦略破壊魔術兵器、サクラを召喚したことにより、この戦争へと巻き込まれてゆく。そして彼は、この戦争の首謀者を見つけ出し、倒すことを誓うのだった。 ただし、これらのルールが適用されるのは、本来の参加者であった12人の『召喚せし者』であり、イレギュラーな乱入者とも言うべき零二にだけは適用されない。 声の項は、全年齢版 / 18禁し版の順とする。声優名がひとつの場合は両作共通。
概要
内容
用語解説
召喚せし者(マホウツカイ)
戦略破壊魔術兵器、『マホウ』と呼ばれる特殊な宝石と融合した人の総称。戦略破壊魔術兵器とリンクしただけの者を『見習い術士(マジシャン)』、兵器として具現化できる者は『召喚せし者』とされる。
戦略破壊魔術兵器(マホウ)
手のひらサイズの赤く輝く宝石の形状をした未知の超科学鉱石。宝石自体に意思があるとされ、自ら所有者を選び、宿主と一体化するという寄生生物のような一面を持つ。一度融合すると、人間の意志ではどうすることもできず、決して宿主を変えることはない。『召喚せし者』は常に宝石の補助があるため、人類の科学では理解不能の『超』人となり、宝石が蘇生を行うので死ぬこともない。『召喚せし者』を殺害する方法はマホウの破壊のみである。宿主の強い感情の動きに応じて、宿主の心象を具現化した兵器となる。最低限の使い方は本能に刻み込まれるため、訓練を積む必要はない。また、マホウには以下のような五つの大原則が存在する。
『召喚せし者』は、現在の如何なる科学兵器を用いても殺せない。
マホウはマホウでしか破壊できない。
マホウはその人物の心象を兵器として具現化した形状となる。
具現化したマホウ兵器には、独自の特殊な能力が備わる。
ゆえにマホウは、一人につき一種類まで。
魔力魔術兵装(エイン・フェリア)
生命エネルギーを消費することで生み出す魔力エネルギーを自らの肉体や肉体の一部と同化させる技術や行為のこと。これにより、通常では到達できない身体能力の強化等を可能にする。ただし、魔力量や同化率により効果は様々で、戦闘で優位に立てるほどの魔力コントロールは才能が必要となる。
概念魔術兵装(ヴァナル・ガンド)
世界の理に干渉し、新たに創り出した『概念』を対象に『纏う』技術、およびそれを可能にする兵器のこと。厳密には『概念』を変更しているのではなく、『世界に現存する概念』を、『創り出した概念』にて一時的に“上塗り”している状態である。ゆえに『概念魔術兵装』が消えれば、世界の理は通常通りの『概念』へと戻る。
補助兵装(オプション)
その者の心象を象って具現化するマホウだが、その際に異なる装備品として『召喚せし者』に装填されるものがある。マホウ本体となる攻撃能力を備えるものを『戦略破壊魔術兵器』と呼び、その能力を遺憾なく発揮するために『召喚せし者』へ与えられた装備を『補助兵装』と言う。
悠久の幻影(アイ・スペース)
オーディンが『最終戦争』(ラグナロク)を行う為に作り出した特殊な概念魔術空間。『召喚せし者』たちが互いに争う為に作られたバトルフィールドであり、『最終戦争』の参加者である『召喚せし者』たちはこの空間内でしかマホウを使用できなくなった。『悠久の幻影』が持つ概念(ルール)は以下の通り。
この空間内には『召喚せし者』以外は存在できない。
空間内で破壊された建造物などは現実世界への影響を及ぼさない。
1時間ごとに現実世界を侵食し、13時間以内に『悠久の幻影』を解除しなければ現実世界に存在する全ての生き物は死滅する。
解除する方法は“マホウの破壊”、つまり『召喚せし者』の消滅のみ。
この空間内で消滅した『召喚せし者』の魔力は勝者の『召喚せし者』(厳密には一番近くにいる『召喚せし者』)に受け継がれる。
空間内で消滅した『召喚せし者』は、他の『召喚せし者』以外の記憶から完全に抹消され、その“存在”ごと消滅してしまう。
登場人物
召喚せし者
芳乃 零二(よしの れいじ)
声:大須賀純 / 舌純
サクラ
声:南條愛乃 / 立花あや本作のメインヒロインの一人。零二に召喚された、完全自律型の戦略破壊魔術兵器であり、彼を「マスター」と呼んで慕っている。“?だよ”“?なんだよ”という語尾が特徴。月読島の万年桜の精霊が零二の戦略破壊魔術兵器と融合した姿。桜の精霊ゆえに光を司る。能力は『穢れなき桜光の聖剣(レーヴァテイン)』。「前方広範囲を灰燼と化すマホウの聖剣」。EXA版では紅葉のスキルを受け継いだことで『穢れなき桜光の聖剣(レーヴァテイン)』を七発同時に発射する『多重式屈折次元収束魔導砲(デュアル・レーヴァテイン)』や、光の屈折を利用して相手に幻影を見せる『そして誰もいなくなった(ディメンション・ミラージュ)』も使用する。究極の人型神話魔術兵器であるが、他の戦略破壊魔術兵器とちがって自在に出し入れする事はできず、また少女の姿をしているため、零二の彼女という設定で相楽家に居候している。光を司り、日光をエネルギー源とする為、暗い場所は苦手。また、魔力を過度に消耗すると高熱を発して寝込んでしまう。使用された『戦略破壊魔術兵器』の能力を瞬時に見抜き、記録する『対魔術兵器戦略思考(ミーミスブルン)』が標準装備されている。レーヴァテインは途方もない魔力を喰うので、基本的に『解放されし九つの鍵(レーギャルン)』によって封印されている。七段階の解放をサクラは基本としている。