Formula_1:_栄光のグランプリ
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Formula 1: 栄光のグランプリ
Formula 1: Drive to Survive

ジャンルドキュメンタリー
監督ジェームズ・ラウス (James Routh)
音楽ヴァルター・メア(英語版)[注釈 1]
国・地域 アメリカ合衆国
イギリス[注釈 2]
言語英語 (#多言語対応)
話数60 (各話リスト)
各話の長さ27-51分[注釈 3]
製作
エグゼクティブ・プロデューサーシーズン1-5共通:


ジェームズ・ゲイ=リース(英語版)

ポール・マーティン (Paul Martin)

撮影監督シーズン1-6共通:


ジャン=ルイ・シュラー (Jean-Louis Schuller)
シーズン1-2,4-5:


エドワード・エドワーズ (Edward Edwards)
シーズン3-5:


ジェイミー・グラムストン (Jamie Gramston)



マイク・シュナイアー (Mike Schneier)

制作Box To Box Films
製作シーズン1:


Netflix Studios, LLC

Netflix Global, LLC
シーズン2-6:
Netflix Worldwide Entertainment, LLC
配給Netflix

放送
映像形式4K UHD (ドルビー・ビジョン対応[2]) / FHD (1080p) / HD (720p)
音声形式ドルビーアトモス[2] / ステレオ
放送期間2019年3月8日 (2019-03-08) - 継続中
配信ページ
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『Formula 1: 栄光のグランプリ』(英語: Formula 1: Drive to Survive)は、自動車レースのフォーミュラ1(F1)を扱ったドキュメンタリーシリーズである[注釈 4]NetflixのオリジナルTV番組のひとつであり、Netflixで独占配信されている。最初のシーズンは2019年3月8日に配信が開始された。
概要

F1世界選手権の各シーズンにおける様々な出来事や人間模様を物語仕立てにして取り上げ、1話完結の形式で描くドキュメンタリー作品となっている。最初のシーズンは2018年の選手権を扱い2019年に配信が開始され、2023年までに5シーズンが製作されている。(→#略史

各シーズンは10話で構成され、2023年までに全50話が配信されている。(→#各話リスト

普段モータースポーツを観ていない視聴者の入口となるような作りになっており[3]、本作品はF1ファンの増加にも大きく寄与し、特にアメリカ合衆国では好評を博している。(→#反響

スポーツとしてのF1がチャンピオンタイトル争いを中心にして扱われがちなのとは異なり、本作品の各エピソードは様々なチームやドライバーにスポットライトを当てたものになっており、関係者たちのサーキット外の個性や人生、人間関係の機微を描き出している点は高く評価されている[4]

製作にあたってF1(フォーミュラワン・グループ)や各チームから独占取材の権利を獲得しており、レースにおける様子を描くだけではなく、ドライバー、チームオーナー、チーム代表(チーム運営の責任者)といったF1の主要な関係者たちへのインタビューや、彼らの私生活やチーム内部の事情にまで踏み込んで構成されている。(→#製作

2022年5月時点で、シーズン6までの製作が決定している[5]
製作
企画

「若くて外見も整った男たちが、素晴らしい風景の中、速い車を駆って走る。そしてあらゆることの裏側で、パワフルな関係者たちや世界的なブランドたちが戦いを繰り広げている──。最初の頃は、この作品は速い車による『ゲーム・オブ・スローンズ』なのだとよく冗談を言ったものです。[6]

—ポール・マーティン(2022年)

エグゼクティブ・プロデューサーを務めるジェームズ・ゲイ=リース(英語版)は、アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した『AMY エイミー』(2015年)のプロデューサーであり、F1関連ではアイルトン・セナを扱ったドキュメンタリー映画の『アイルトン・セナ ?音速の彼方へ』(2010年)でプロデューサーを務めた人物である[7]。もう一人のエグゼクティブ・プロデューサーであるポール・マーティンはそれまでもゲイ=リースと協働して作品製作に携わっており、製作総指揮はこの二人によって執られている[4]

この作品はもともとはレッドブル・レーシングを扱ったドキュメンタリーシリーズとして企画が進められていたが、F1全般を扱うことに方針が変わったとゲイ=リースは語っている[8]。F1のテレビ放映権料が高いことはよく知られているが、この作品については新たなファン層の開拓を期待できるという(通常のテレビ中継とは異なる)メリットがあるため、権利料の支払いはわずかな額で済んでいる[9]
制作

制作はイギリスロンドンを拠点にしているBox To Box Filmsが手掛ける[1]

Box To Box Filmsの取材による独自映像、独占インタビュー映像のほか、走行中の車両や過去の映像についてはフォーミュラワン・グループが権利を持つ映像(中継に使用される国際映像や過去のアーカイブ映像)が使用される。従来のF1関連のドキュメンタリーでは映像の使用権の関係からレース中の映像は制限されたものになっていることが多く、この点では異例である[注釈 5]。音声についても、チームとドライバーの間の無線の音声(フォーミュラワン・グループが権利を持つ)が使用されている。

レース中の映像は取材班が独自にピットガレージ内で撮影した映像も使われ、コース上の出来事に一喜一憂する関係者たちの姿を捉えた映像を加えることでレースの臨場感を高めている。
チームとの関係.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow>.thumbcaption{text-align:center}}ギュンター・シュタイナークレア・ウィリアムズクリスチャン・ホーナーシーズン1から取材を受けていたチームの中でもハースのシュタイナー、ウィリアムズのクレア・ウィリアムズ、レッドブルのホーナーは頻繁に登場し、自宅でも撮影が行われた[3][11][注釈 6]


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