First_Love_(宇多田ヒカルのアルバム)
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この項目では、宇多田ヒカルのアルバムについて説明しています。宇多田ヒカルの同名楽曲については「First Love (宇多田ヒカルの曲)」を、テレビドラマについては「First Love (テレビドラマ)」をご覧ください。
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『First Love』
宇多田ヒカルスタジオ・アルバム
リリース1999年3月10日
1999年6月30日アナログ盤)
2014年3月10日(15th Anniversary Edition)
録音1997年 - 1998年
Toshiba EMI Studio
STUDIO Terra
STUDIO Z'd
Wonder Station Yoyogi
ON AIR Azabu Studio
PARADISE studio
One Voice Kamazawa Recording Studios
Burnish Stone Recording Studios
Bunkamura Studio
Quad Recording Studios,NY.
ジャンルR&B
ダンス・ポップ
時間54分11秒
レーベル東芝EMI/イーストワールド
EMI R/イーストワールド(15th Anniversary Edition)
プロデュース三宅彰
宇多田 Skingg 照實
チャート最高順位


週間1位(2週連続3回・通算6週、オリコン

1999年3月・4月度月間1位(オリコン)

1999年度年間1位(オリコン)

2000年度年間82位(オリコン)

週間9位(15th Anniversary Edition、オリコン)

オリコン歴代アルバムランキング1位

ゴールドディスク

8ミリオン(日本レコード協会[1]

第41回日本レコード大賞・アルバム大賞

宇多田ヒカル アルバム 年表

Precious
1998年


Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2

Utada The Best
(2010年)First Love
(1999年)


First Love -15th Anniversary Edition-
(2014年)Distance
2001年


宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について-
(2014年)

EANコード
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EAN 4988005809629(15周年記念盤)

『First Love』収録のシングル

Automatic/time will tell
リリース: 1998年12月9日

Movin' on without you
リリース: 1999年2月17日

First Love
リリース: 1999年4月28日

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『First Love』(ファースト・ラヴ)は、日本シンガーソングライター宇多田ヒカルの1stアルバム1999年3月10日東芝EMIより発売された。全曲の作詞作曲を宇多田自らが行い、アレンジャーには西平彰村山晋一郎河野圭らが起用された。アルバムには宇多田のデビューシングル「Automatic/time will tell」や「Movin' on without you」、後にシングルカットされる表題曲「First Love」、「Automatic」のリミックス曲などを含む全12曲が収録された。収録曲は、宇多田が14歳の終わりから15歳の終わりまでの約1年間で制作・録音された。

本アルバムは、宇多田のデビュー後の社会現象の中で発売され、初動売上で当時歴代3位の202.7万枚を記録[2]。発売から1か月後には累計500万枚を超え、日本国内のアルバムセールス歴代1位を記録した。国内での累積売上は768万枚に達しており、全世界では1000万枚に迫る出荷数を誇る。本作は、そのセールスの巨大さや革命性から、現在も日本のポップ・ミュージック史の金字塔作品として紹介されている。
背景

宇多田ヒカルは、歌手の母・藤圭子音楽プロデューサーの父・宇多田照實の下で、小さい頃からスタジオで多くの時間を過ごしてきた。10歳の頃、「自分で作ってみたら」という提案で、「I'll Be Stronger」という英語詞の楽曲で始めて作詞作曲。14歳の頃、東京のスタジオで音楽プロデューサーの三宅彰に声を掛けられ、日本語詞の曲を作ることを提案され[3]1997年暮れ、14歳の終わり頃に初めての日本語詞曲「NEVER LET GO」が作られた。「日本語でできないと思われるのが悔しかった」のだという。その後、アルバムに向けて楽曲制作が始まった[4]

アルバムを制作する中で宇多田は、リリースの約4か月前の1998年12月9日にシングル「Automatic/time will tell」を発売して東芝EMIからメジャーデビューした。同シングルは初登場時はオリコンランキングでTOP10圏外にあったが、業界のプロ達の絶賛や、外資系CDショップや各地のFMラジオ局の猛プッシュをうけ瞬く間にヒットを記録[5]。翌年2月には売上100万枚を突破し、その勢いのまま発売した2作目『Movin' on without you』も合算で122万枚のミリオンセールスとなり大ヒットを記録した。世間では、宇多田の15歳という若さにもかかわらず洗練された歌唱力と独特の哀愁を帯びた声、比喩や押韻などを効果的に用いた大人びた歌詞が各方面で大きな反響を呼び、一種の社会現象となった[6]。そして、満を持して同年3月10日に本アルバム『First Love』をリリースした。
アートワーク

アートディレクターは資生堂宣伝・デザイン部の高橋歩が、カメラマンは久家靖秀が担当した。雑誌『MdN』でのディレクター・沖田英宣のインタビューによると、アルバムのジャケット写真は衣装や照明を変えながらおこなったセッションのひとつで、「何十年か先に日本のポップスをアーカイブした書籍が出る時には<名盤>として掲載されているはずなので、そんなジャケットにしたい」とディレクションされた。ライターの小池直也はReal Soundの記事にて、本作のジャケット写真について「『日本国民なら1度は見たことがある』と言っても過言ではない」とし、「『First Love』をアートワーク抜きに語ることは不可能だ」と語った[7]。その後も宇多田は現在に至るまで、全てのオリジナルアルバムで「顔を大きく映したジャケット写真」を踏襲している。
制作、録音

宇多田が学業に熱心だったこともあり、レコーディングは週末にのみ行われた。まず宇多田はアレンジャーと相談しながら音作りを行い、その後にトラックのループを流しながらメロディーや歌詞をつけたりと曲を作っていった[4]


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