Fedora
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「フェドラ」はこの項目へ転送されています。帽子の一種については「中折れ帽」をご覧ください。
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Fedora
Fedora 36 Workstation with its default desktop (vanilla GNOME version 42)
開発者Fedora Project
OSの系統Unix系, Linux, Red Hat Linux
開発状況開発中
ソースモデルFLOSS
初版2003年11月16日 (20年前) (2003-11-16)[1][2]
最新安定版40[3]  - 2024年4月23日 (26日前) [±]
アップデート方式DNF, Yum
パッケージ管理RPM
プラットフォームx86-64, ARM
カーネル種別モノリシックカーネル
既定のUIGNOME
ライセンス様々なフリーソフトウェアライセンスプロプライエタリ
ウェブサイトgetfedora.org/ja/
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Fedora(フェドラ - 国際発音記号 [?f??d?r.?])は、レッドハットが支援するコミュニティー「Fedora Project」によって開発されているRPMLinuxディストリビューションである。バージョン6まではFedora Coreと呼ばれていた。特定のバージョンを指す場合は「Fedora 9」のように、バージョン番号を添えて呼ばれることもある。
概要

Fedoraは最新の技術を積極的に取り込む事で知られている。現在はRawhideと呼ばれるローリングリリース版も用意している。また開発目的として「rapid progress of Free and Open Source software(フリー/オープンソースソフトウェアの世界を迅速に発展させること)」を謳っており[4]フリーソフトウェアを厳格に重視した一面も持っている。

2003年末、開発が終了したRed Hat Linuxの後継を開発するためにFedora Projectが結成された。レッドハットは企業向けのRed Hat Enterprise Linux (RHEL) のみをサポートしていくこととなり、Fedoraはコミュニティ主導となった。これにより高度な開発を柔軟に行うことができ、その成果がRHELに取り込まれる等、検証目的の位置づけである[5]
パッケージ管理GNOME Software, Fedora's default package manager front-end

パッケージ管理ツールには Dandified Yum (DNF) または Yellowdog Updater Modified (Yum) が採用されている。Fedora 22よりYumはDNFに置き換えられた。将来的にYumは廃止される予定であり、段階的にDNFへと置き換えられている。

Fedora Core 4まではYumに加えて、Red Hat Linuxのパッケージ更新ツール「up2date」も利用可能であったがFedora Core 5で削除されている。Debianなどが採用しているAPTも使用できるが、AMD64アーキテクチャで必要となる「マルチアーキテクチャ環境」(対象アーキテクチャの異なるパッケージが混在する環境)に対応していないので使用は推奨されていない。Mandriva Linuxなどで採用しているSmartも使用可能である。
リポジトリ

初めから利用できる公式のリポジトリの他に、RPM FusionやLivna等のコミュニティによって運営されているリポジトリ、アドビDropboxなどのサードパーティー製リポジトリもある。
Fedora Core/Extras

Fedora 7以前にはレッドハットの開発者により運営される公式リポジトリFedora Core(ディストリビューション名ではなくリポジトリ名)とは別に、コミュニティで運営されるFedora Extrasというリポジトリが存在した。中核のパッケージはCoreで提供し、Extrasでは「追加パッケージ」を提供する位置づけであった。新規パッケージが簡単に追加できたため、従来非公式なリポジトリで提供されていた数多くのパッケージがここに収録された。当初はCoreしかレポジトリ登録されていなかったが、Fedora Core 3以降ではExtrasも利用可能となった。Fedora Core 4以降はYumにデフォルトで登録され、インストールすればすぐ利用できるようになっていた。Fedora 7でCoreと統合され、同時に名称が現在のFedoraに変更された。
RPM Fusion

Core統合後もFedoraの「フリーソフトウェア精神」に反する、あるいはアメリカ国内法に違反する恐れがあるために収録が見送られたコミュニティベースのリポジトリには「Dribble」「Freshrpms」「Livna」があったが、2008年にごく一部のパッケージを残してRPM Fusionとして統合された。Fedora本体とは無関係にメンテナンスされている非公式のリポジトリである。オープンソースの「free」とそれ以外の「nonfree」に分かれてメンテナンスされており、後者には主にGPUドライバなどのプロプライエタリソフトウェア、またはMP3や動画再生関連のライブラリなどが収録されている。
バージョン履歴Fedora Core 1 with GNOME version 2.4 (2003-11)
Fedora Core 1
コードネーム: Yarrow, Cambridge最初のバージョンのFedoraであり、2003年11月6日にリリースされた。コードネーム"Yarrow"は英語でセイヨウノコギリソウのこと。Red Hat Linux 9から改善されたシステム環境はYumによる自動アップデート、プレリンクによるプログラムの起動時間を短縮、主にノートパソコン用のACPIやcpufreqをサポートするなどがあり、NPTLに対応したカーネルを採用している。翌年にはx86 64用もリリースされた。
Fedora Core 2
コードネーム: Tettnang2004年5月17日にリリースされ、コードネーム"Tettnang"はドイツ南部の町の名前である。Linuxカーネルのバージョンが2.6にあげられ、強制アクセス制御であるSELinuxの実装が施された。このバージョンからデフォルトのインプットメソッドフレームワークにIIIMFが採用された。
Fedora Core 3
コードネーム: Heidelberg2004年11月8日にリリースされ、コードネーム"Heidelberg"はドイツの都市の名前である。ブートローダLILOからGRUBに切り替えられ、ウェブブラウザMozilla Firefoxを採用した。また、SELinuxが既定で有効になるように設定が改められた。
Fedora Core 4
コードネーム: Stentz2005年6月13日にリリースされた。準備期間にLinuxカーネルの不具合が発見されたため大幅にリリースが遅れ、2005年4月11日にテスト版を公開、同年6月のリリースとなった。PowerPCに対応しMacintoshにおいても動作が可能になった。
Fedora Core 5
コードネーム: Bordeaux2006年3月20日にリリースされ、コードネーム"Bordeaux"はフランス南西部の都市の名前である。GCC 4.1, GNOME 2.14が採用されたほか、リリース4で不十分だったXenのサポートが改善されている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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