Fate/hollow_ataraxia
[Wikipedia|▼Menu]
セイバーが頭のアホ毛をつかまれた際に現れる。凛に持って来させた黒のワンピースを纏い、普段のセイバーが好む食事を不味いと吐き捨て、規律を嫌い、我侭を言い放題する上にジャンクフード(主にハンバーガー)が大好きと、食への執着はそのままに嗜好は通常のセイバーと逆となっている。また夜の聖杯戦争でエーデルフェルト妹が呼び出した「セイバーの別の側面」として登場する。
マスターアルトリア
「カプセルさーばんと」に登場する、セーラー服を纏ったセイバー。聖ジョージ女学園の生徒会長を務める女子高生。令呪を持つマスターであり、カプさばマスターの一人として参戦してくる。家族構成は父・ガウェイン、兄・ケイランスロット、弟・ベディヴィエール、従妹・モードレッド。元となるセイバーとは別人の設定。『月刊ニュータイプ』2012年6月号にて、誌上アンケートの結果を基に武内崇によって描き下ろされた「マスターであるセイバー」のイラストが元となっている。
遠坂 凛(とおさか りん)
声 - 植田佳奈前作のヒロインの一人。二ヶ月前にアインツベルン城で起こした「ウインチェスター事件」の後始末のために冬木を離れロンドンの魔術協会・時計塔に渡っているが、物語の中盤、桜が出した手紙により日本に戻ってくる[7]。士郎に対し、彼が置かれている状況をその時点での情報からわかる範囲で伝え、事態の解決に協力する。第五次聖杯戦争ではアーチャー、次いでセイバーのマスターとなり、現在はサーヴァントとは契約していない。本作ではキャラクターバリエーションが豊富で、カレイドステッキと魔法少女「カレイドルビー」として契約した姿、諸葛亮のコスプレなどコミカルな面が強化されている。「カプセルさーばんと」では5年前の凛がカプさばマスターの一人として登場。また借金のために世界と契約して英霊化したという未来の姿「トーサカ」もまたカプさばマスターの一人とて登場する。
間桐 桜(まとう さくら)
声 - 下屋則子前作のヒロインの一人。前作での経験を経て成長し、強くなった彼女が描かれる。現在、間桐の家を離れて衛宮邸で暮らしており[8]、家事全般や料理などを担当している。美綴綾子の後継として弓道部の部長に就任しており、部の運営に四苦八苦している。サーヴァントのライダーとは姉妹のような関係を構築している。実姉である凛との関係も、士郎から「仲良し姉妹」と評されるほど良好。主婦としてキャスターとも交友を深めており、またイリヤからは、三人のメインヒロインの中で一番可愛がられている。性格は温厚だが時に黒い一面を見せ、黒くなったときの桜は誰にも止めることはできない。魔術は生まれもっての特性「虚数」属性をコントロールする術を学習中。「カプセルさーばんと」では5年前の桜が、カプさばマスターの一人として登場。
ライダー(Rider)
声 - 浅川悠桜のサーヴァント。素顔に魔眼殺しの眼鏡、黒いセーターにGパン姿で衛宮家に居候中。深山町の商店街にある骨董品店でのアルバイトと、好きな読書に精を出す日々を送っている。スピード狂の気があり、現在彼女に与えられたママチャリ・2号機には不満を抱いており、ライダーの名にふさわしい性能を持つビアンキクロスバイク(通称1号機)を虎視眈々と狙っている。抜群のプロポーションを持つが、自身は身長が高いことを気にしており、たびたび「かわいい」ものへのコンプレックスを口にしている。また美綴綾子に好意を抱いており、たびたび追い掛け回している。新たなエピソードとして、生前「形なき島」にて二人の姉と暮らしていた日常と、その後怪物と化してしまった結末が描かれる。姉たちからは弄り倒される毎日を送っていたため、それを髣髴とさせるできごとすらをも苦手にしている。
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(Illyasviel von Einzbern)
声 - 門脇舞以冬木郊外の森の中にあるアインツベルン城に、二人のメイドやバーサーカーとともに暮らしているが、衛宮邸にもよく遊びに来る。その際は、母・アイリスフィールの愛車メルセデス・ベンツ・300SLクーペ[9]を彼女自身が運転してくるらしい。再開された聖杯戦争の真相を知る人物で、「昼」と「夜」それぞれの冬木市にて士郎、バゼットの双方を導いてゆく。「カプセルさーばんと」ではカプさば世界選手権初代チャンピオン「セレブルマ」として登場。
アーチャー(Archer)
声 - 諏訪部順一第五次聖杯戦争ではマスターであった凛とともに聖杯戦争を戦ったが、戦いの終結とともに契約を破棄し、現在は凛は依り代のみの役割で魔力供給はされていない。士郎を殺害せんとする執着は薄れてはいるが、セイバーとの決着に拘りを見せる。渡英した凛に代わって冬木を守るという使命を己に課しており、「自分本来の戦いではない」という名目で、トレードマークだった赤い外套は着用していない。また士郎と同一存在であるため夜の冬木を徘徊する獣の姿を視認しており、冬木センタービルに陣取って新都へ渡ろうとする者を射撃で追い返していた。生前のエピソードについては、凛とともにロンドンへ渡っていたことが語られる。
ランサー(Lancer)
声 - 神奈延年マスターであった言峰は死亡しており、新たにカレンをマスターとしている。だが人遣いが荒く、人間的にも苦手なため専ら教会とマスターから離れて生活している。私服は派手なアロハシャツ。普段は趣味の釣りやナンパ、フリーターとして労働に精を出している。再開した聖杯戦争については傍観を貫いているが、日常で友好的に接しようとサーヴァントとは敵であると割り切っている。また彼の生前についても詳しく語られる。バゼットが本来召喚していたサーヴァントであり、彼女とはお揃いのイヤリングをつけている。物語中盤に元マスターのバゼットのことを知り、あるイベントを契機に彼女と戦うことを決意。宝具同士の一騎討ちのすえ相打ちになる。その後は最後まで傍観を貫き、数多いるマスター・サーヴァントたちの中で唯一ラストバトルに参戦していない。
キャスター(Caster)
声 - 田中敦子前作ではフードの下だった素顔をさらし、柳洞寺でマスター・葛木宗一郎の妻として熱愛振りを見せている。結婚式は挙げていないものの、凛から戸籍を購入し正式に夫婦になっている。趣味はボトルシップ製作で、他にセイバーを呼んでは衣装作りなどをしている。また主婦でもあるのだが家事はあまり得意ではなく、同居する一成からは小言を言われているらしい。衛宮邸の面々の中では桜と仲が良く、彼女からは理想的な奥様・一流の魔術師として憧憬の眼差しを向けられている。再開された聖杯戦争の真相については薄々気付いていたが、これまで叶わなかった宗一郎との平穏な生活を送れる4日間をあえて終わらせる理由もなく、事態解決への干渉はほぼ行わなかった。
ギルガメッシュ(Gilgamesh)
声 - 関智一(幼年体 - 遠藤綾)主に「王の財宝」の一つ「若返りの薬」を服用した幼年体(他作品では本来の姿との区別のため「子ギル」などと呼ばれている)の姿で登場。ランサーと同じくマスターはカレンに変更されており、ランサー程ではないが彼女を苦手としている。再開された聖杯戦争の真相を知る一人だが、カレンから介入を禁じられているために積極的に事態に関わって来ることはない。ただし重要なヒントを度々士郎に提示する。「こんな茶番に付き合ってはいられない」という理由で若返っているが、幼年体の性格は青年体とは違い、良識のあるかなりの好人物。記憶は互いに共有しているものの他人のような感覚であり、彼にとって青年体の彼はどうしてああなったのか自分でも分からないほど理解しがたいらしい。同じ人間とは思えないほど表面的な性格は似ていないが、王としての冷酷さなど根底はやはり同一人物である。女性の嗜好も変化しており、「野に咲く花を愛でる」を信条に三枝由紀香を非常に気に入っている。また室内プールリゾート施設「わくわくざぶーん」のオーナーでもある。
藤村 大河(ふじむら たいが)
声 - 伊藤美紀前作に引き続き衛宮邸に度々訪れている。また教師としての彼女も描かれ、進路についての方向性を明らかにしない士郎に対して不安を抱えている。
次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:101 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef