運営会社については「ファミリーマート (企業)」をご覧ください。
ファミリーマート
FamilyMart
京橋駅西店
種類コンビニエンスストア
所持会社株式会社ファミリーマート
使用会社店舗、海外の店舗の節を参照
使用開始国 日本
主要使用国 日本
中国
台湾
タイ
フィリピン
ベトナム
インドネシア
マレーシア
使用開始1978年
関連ブランドサークルK
サンクス
am/pm
ココストア
エブリワン
キャメルマート
CU
旧使用会社 西友ストアー
普光ファミリーマート
登録商標 日本
2022年11月4日
ウェブサイトwww.family.co.jp
ファミリーマート(英: FamilyMart)は、日本発祥のコンビニエンスストア(CVS)の店舗ブランド。通称「ファミマ」。伊藤忠商事グループの株式会社ファミリーマートによって運営されている。旧セゾングループ(西武流通グループ)。 日本国内は全都道府県に店舗があり、店舗数は16,564店舗(2022年5月31日現在)で業界2位となっている。鹿児島県・沖縄県ではシェア1位である。ほとんどの店舗が24時間終日営業であるが、近鉄、JR九州などの鉄道事業者とフランチャイズ契約を結んだ駅構内の店舗や、大学キャンパス、企業の社内売店などでは終日営業せず、時間を限定して営業している。設立当初のファミリーマートは、加盟以前の店名の併記を認める、同業他社製品の仕入れを認めるなどの、オーナーの裁量による店舗の独自性を重視した。ファミリーマートは、地方の有力企業との提携による合弁方式で営業責任を負う[1]、エリアフランチャイズを積極的に進めたことが下支えとなり、バブル経済崩壊後にも堅調に成長を続け[2]、1990年代半ばにはセブンイレブン、ローソンに次ぐ業界3位の地位を固めた[3]。米国企業との提携で発足したセブン-イレブン等と異なり独自にチェーンシステムを開発し[4]、CVS事業を立ち上げたため営業エリア展開に縛りがなく、比較的早くからアジア各国に地元企業と合弁で進出している。以前はCVS専業ではなくフランチャイズビジネスの新業態開発もしていた。 1973年9月、セゾングループ(旧・西武流通グループ)で総合スーパー(GMS)事業を担ってきた株式会社西友ストアー(現・株式会社西友)が埼玉県狭山市内にCVSの実験店舗として狭山店(1985年に入曽店に改称)を開設[5]。1976年にはCVS事業をファミリーマートと命名しFCオーナーの募集を開始した。1978年には千葉県船橋市内にFC1号店が開業する。そして1981年には、株式会社西友ストアー(当時)から独立し株式会社ファミリーマートが発足した。従業員約100名は、全員西友ストアー出身者であった[4]。店舗僅少時から受発注システムの開発に力を入れ、1980年には西武情報センター(現:セゾンテクノロジー)、富士通と共に構築にあたったオンラインシステムであるファミリーラインが稼働を開始している[6]。また1987年12月には、セゾングループとして5社目となる株式公開を果たし東証2部に上場している(1989年同1部に指定替え)[7]。セゾングループの社長であった堤清二は当初「零細企業を潰してはいけないのでコンビニ事業には参入しない」という意向であったが、社内の後押しがあってコンビニ事業展開に踏み切ったとされる。
概要