FRIDAY_(雑誌)
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1991年平成3年)9月幸福の科学が記事の内容に抗議して講談社前でのデモや訴訟などを起こした(講談社フライデー事件)。後に創刊1000号記念で掲載された特集記事では、「この一件により講談社の業務は一時的にストップした」と記されている。

進ぬ!電波少年』と『電波少年に毛が生えた 最後の聖戦』のやらせやロケ中の出演者へ配慮が不十分だった実態を暴露。これに対し番組側は、講談社の前でフライデーをネタにした替え歌(グリーングリーン替え歌)を歌う生放送の企画を行い、反抗した。

2000年(平成12年)5月、当時の首相森喜朗がアメリカ大統領ビル・クリントンに対してデタラメな英語の挨拶を行ったという報道が、7月末開催の九州・沖縄サミットへの揶揄と併せて、フライデー2000年(平成12年)7月21日号、週刊文春により報じられた[8]。なお、週刊朝日はフライデー等の報道に当初から懐疑的で検証記事を載せている[9]。事実は毎日新聞社論説委員高畑昭男による創作であり、森退陣後の2004年(平成16年)に本人が認めた[10]、森はこのデマを批判している[11](詳細はWho are you ?捏造報道)。

2005年(平成17年)、カンニング竹山隆範日本テレビ系『エンタの神様』で、「フライデー撮りに来い!」と挑発した。そのネタ中に実際に電話もかけ、実際にスクープされたことがあった。竹山は同番組で発表し、フライデーの紙面には「撮れと言われたので撮りに行きました(笑)」と書かれていた。その後は周囲の説得により「フライデーも含めて、僕をスクープしたりしないで下さい」と発言している。

2006年(平成18年)2月10日発売のフライデーには「加護亜依レストランタバコ吸っていた」と見開きトップでスクープ掲載した。アップフロントエージェンシー(現:アップフロントプロモーション)が事実関係を確認したところ、ほぼ報道されている通りであったため、未成年者喫煙禁止法に触れることから謹慎処分となった。

2006年(平成18年)10月13日号において、民主党衆議院議員細野豪志フリーアナウンサー山本モナとの東京都港区南青山での『路上キス写真』を見開きトップでスクープ掲載した。細野にとっては不倫関係だったため、細野は民主党政策調査会長代理の職位を10月5日付で辞職、山本は当時出演していた筑紫哲也 NEWS2310月2日から『体調不良』を理由に休み、10月23日付けで降板した。この不倫スクープ写真(キス写真・通称『路チュー写真』)は、2006年(平成18年)度「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞・話題賞」を受賞した。

2007年(平成19年)、写真に重大な不備があったため訂正が間に合わず、同年10月19日号が創刊以来初の発売中止となった。なお、Internet FRIDAY、i-FRIDAYでは10月19日号の記事が掲載された。中止の理由として時津風部屋力士暴行死事件で、暴行を加えたとされる時津風部屋の兄弟子の写真を他人のものと間違えて掲載したためと報道された。翌週の10月26日号の巻末にはお詫び文が掲載された。

暴力団との関係をめぐる写真週刊誌フライデーの記事で名誉を傷つけられたとして、元・タレント島田紳助が発行元の講談社側に5500万円の損害賠償などを求めた訴訟で、東京地裁は26日に330万円の支払いを命じ、謝罪広告掲載の請求は退けた。問題となったのは、紳助が芸能界引退を発表した後に発行された2011年(平成23年)9月16日号の「追及第2弾!『警察が注目する不動産トラブル』」などと題された記事[12]

2015年(平成27年)4月17日号において、バナナマン日村勇紀セント・フォース所属の神田愛花との交際を写真掲載し[13]、双方の事務所も恋人交際を認めた[14]。その後、2018年(平成30年)4月7日に、日村勇紀と神田愛花との婚姻届を役所に提出し、結婚している[15]

2017年(平成29年)6月23日号において、小出恵介未成年者との飲酒が発覚した記事が掲載されたところ、小出自身がこれを認めたため、無期限活動停止処分に追い込まれた。

2019年(令和元年)6月21日号において、「宮迫博之ほか吉本興業人気芸人が犯罪集団に「闇営業」一連の闇営業報道」というタイトルでカラテカ入江慎也が所属事務所・吉本興業(当時)を通さずギャラを受け取る「闇営業」を男女40人詐欺グループ(被害総額40億以上、40人以上の逮捕者を出し、現在は解散済み)と行い、吉本の芸人を仲介していた事を報じ[16]、入江は吉本から契約を解消された[17]
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