FNS1億2,000万人のクイズ王決定戦!
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満点は第1回は300点、第2回は250点、第3回は150点、第4回以降は100点。

第3回のみ、通過者の成績を20位ごとに上位からA-Eランクに分けていた。

初期の大会では上位者が満点に近い点数を取っていたが、途中からは上位でも5?60点台しか取れないほどの難関である。

本戦実施された主なクイズ
一人必答クイズ

一問一答クイズ

予め、予選の成績順に一列に並び、列の先頭の人がフジテレビ玄関前に入り、中で出題される問題に答える。第1回では予選通過者の前に招待選手が列に並んだ。

正解ならフジテレビの社屋に入り、スタジオでの参加が許される。不正解の場合第4回までは列の最後尾に回ったが、2回チャンスがあることは必答にならないという理由から第6回からは即失格となり入口でクイズの様子を観戦しなければならない。

予選通過者の下位半数は「ウエイティングゲート」という通路で解答権待ちとして待機し、通過予定上位半数が不正解が出るまで列に並ぶことはできない。なお上位半数は通過者が出るごとに減っていくシステムである。(第5回をのぞく)

規定数が埋まった時点で終了。順番が回ってこないまま枠が埋まってしまう出場者も多く、その人たちは「とっととお帰りください。」のアナウンスと共に退場となる。

問題の正誤判定はBGMやSEで行われ(第2・3回のみ不正解はオーソドックスなブザー音だった)、既定数が埋まると入り口を塞ぐように「○○名決定!」と書かれた垂れ幕が下がり他の出場者を落胆させた。

第6回までは開始前に用意された問題のシャッフルが行われ、出題の境鶴丸アナウンサーに提出された。

○○人一斉早押しクイズ

大人数(人数は回によって異なる)で一斉に行う早押しクイズ。なお、ボタンが押された時点で読み上げがストップする。

第5回以降は出題中及びシンキングタイムにBGMが使用された。

30秒!!対決クイズ

1対1で行う

両者が隔離された解答席で(第3回は両者を別のスタジオに隔離)、相手の声が聞こえないようにヘッドホンが装着された状態で同時に出題される問題に口答で答える。第1回グランドチャンピオン大会以降はボックスの中に入って行われる。

30秒間に6問が連続して出題され(1問当たり5秒)、正解数がより多かった方が勝ち抜けとなる。

解答が次の出題にかぶっても有効だが、30秒過ぎの解答は無効となる。

同点の場合は再戦に。

6問全問正解した挑戦者は一人もいなかったが、全問正解しても特典は無い。

ヘッドホンは第4回以降派手なデザインへとバージョンアップしていった。

5ジャンル制覇早押しクイズ

問題は全て前方のモニターに表示され、ボタンが押されていても問題は最後まで読み上げられる。

社会・文学歴史・科学・芸能音楽・スポーツの中から選択されたジャンルの問題を出題する。

正解したらそのジャンルを制覇して10点獲得。そして、次の問題のジャンルを選ぶ。

第4回、第7回は画像を取り入れた問題があった。

不正解は3回休みとなる(第3回のみ、不正解3回で失格)。解答が不正解だった場合や勝ち抜け者が出た(第4回では勝ち抜け者が次のジャンルを指名した)場合、次の問題は同ジャンルから再出題される。

5ジャンル全て制覇すれば勝ち抜け。ただし決勝戦がこのクイズ形式(本大会第7回及びグランドチャンピオン大会)の場合は5ジャンルすべて制覇した上で100点獲得で優勝となる。

筆答&口答クイズ

決勝戦で行われるクイズの一つである。

解答は、答えを書いた後その答えを読み上げるもので、答える順序は前ラウンドの最後の勝ち抜けから逆の順。

書いた答えとその答えの読みの両方が一致しない場合および誤字・脱字は不正解になる。

第5回、第6回は画像を取り入れた問題があった。

最初に規定正解数に到達すれば優勝となる(規定正解数に到達した解答者が複数出た場合は、正解者が1人になるまで同点決勝を行って決着を着ける)。

本選
第1回

前述の通り、シード選手を20人招待したこともあり、後の大会には出なかった有名クイズプレーヤー(『第2回ウルトラクイズ』優勝『
クイズタイムショック』5週勝ち抜き・12問連続正解ほか経験の北川宣浩、『第10回ウルトラクイズ』北米チャンピオンの西沢泰生、『史上最強』常連の馬場洋子など)も多数出演していたが、彼らを抑え優勝を射止めたのは当時は無名だった布川尚之だった。また筆記系のクイズが多い回でもあった。ちなみにシード選手の最高記録は準決勝だった。(『第11回ウルトラクイズ』優勝者の稲川良夫)

第1ラウンド


一問一答!120人個人クイズ
予選を勝ち抜けた100人と、過去のクイズ番組で優勝経験を持つ20名がシード選手(計120人)として参加一人ずつ入口前に設置された特製のボックスに入って解答を行い、正解なら赤の扉が開きフジテレビへ入局、間違いなら青の扉が開いて列の最後尾に移動。挑戦順はシード選手→予選の成績順。120人中60人が第2ラウンド進出OAでは結果として不正解になった問題は、出題中に画面下に正解がテロップで表記され、結果的に正解した問題では正解は表記されないという、フライング演出があった。
第2ラウンド


60人!!早押しクイズ
1問正解で1点加点、1問不正解で1点減点。得点が2点に達したら勝ち抜け、-2点に達したら退場。60人中20人が第3ラウンド進出
第3ラウンド


対決!!30秒クイズ
20人中10人が第4ラウンド進出組み合わせは、トランプを使ったくじ引きで決定。
第4ラウンド(準決勝)


5ジャンル制覇!筆記クイズ
社会・文学歴史・科学・芸能音楽・スポーツの5ジャンルから各5問出題計25問の正解数の上位5人が決勝戦進出
最終ラウンド(決勝戦)


クイズ王決定戦(筆答・口答クイズ)
10問正解で優勝
第2回・第3回

番組名物「5ジャンル制覇早押しクイズ」が登場、挑戦者も常連メンバーが固まり始め「FNSクイズ王」の基礎が固まりはじめた時期である。また、招待選手制が廃止され、大会出場者は前回大会の成績に関わらず全員予選からの出場となった。

第2ラウンド


一人一問一答!100人個人クイズ
100人中50人が第3ラウンド進出
第3ラウンド


50人!!早押しクイズ(第2回)50人一斉!!早押しクイズ(第3回)
1問正解で勝ち抜け、1問不正解で退場(失格)出題される問題は全て前フリがある。50人中12人が第4ラウンド進出
第4ラウンド


30秒!!対決クイズ(第2回)別スタジオ対決!!30秒クイズ(第3回)
第2回の組み合わせは、休憩時に配られたコップの底に書いてある数字(1?6)が同じである人同士で決められた。第3回の組み合わせは、第1ラウンドの成績上位順vs成績下位順。12人中6人が第4ラウンド進出。第3回では対戦組を司会者のいる第6スタジオとおよそ140メートル離れた第4スタジオに分けて中継形式で行われた。
第5ラウンド


5ジャンル制覇!早押しクイズ
6人中3人が決勝戦進出、第3回では不正解3回で退場(失格)
最終ラウンド(決勝戦)


筆答&口答 クイズ王決定戦!
10問正解で優勝第2回では答えの書き順に関するお目付役として
金田一春彦が出演。
第4回

この大会以降あまりクイズに出ない問題、いわゆる「難問」「奇問」の数が増加した(正解発表の後挑戦者・会場・司会者がみんなで笑うシーンが増えた)。そういった意味では「FNS」らしさが確立した回と言えるかもしれない。この影響か予選では第3代クイズ王の根岸、『ウルトラクイズ』優勝経験者の能勢一幸や稲川良夫、番組常連のクイズ女王・寺島満智子など実力者が多数落ちる一方、高校生が5人通過するなど波乱の展開だったが、そういった新勢力を抑え布川、永田のクイズ王同士の対決となった決勝は第2回クイズ王・永田の勝利に終わった。この回からスタジオのセット・テロップ等もよりポップで明るい雰囲気に変わった。また2ステップ制ラウンドが設けられたが、放送時間の都合かこの回だけに留まった。

第2ラウンド


一人必答!100人クイズ
100人中50人が第2ラウンド進出
第3ラウンド★ステップ1


対戦早押しクイズ
1対1で行う(『
クイズ100人に聞きました』の対戦方式を採用している)組み合わせは、第2ラウンドの最前通過者順vs最後通過者順。1問正解で勝ち抜け、不正解は1回休み(=次の問題は対戦相手のみ解答権を得る)50人中25人がステップ2進出
第3ラウンド★ステップ2


25人一斉!!早押しクイズ
1問正解で勝ち抜け、1問不正解で退場(失格)25人中10人が第4ラウンド進出この回から途中失格者へのインタビューが導入された。
第4ラウンド(準決勝)


1vs1対決!30秒クイズ
組み合わせは、第3ラウンドの最前通過者順vs最後通過者順。10人中5人が決勝戦進出
決勝ラウンド★ステップ1


5ジャンル制覇!早押しクイズ
5人中50点+5ジャンルを先取した2人がセット上段で行われるステップ2に進出。不正解は3回休み。一度制覇したジャンルで再度正解の場合は得点は加点されない。
決勝ラウンド★ステップ2


筆答&口答クイズ王決定戦!!
得点はステップ1で獲得した50点からスタート。1問正解で10点、合計100点先取で優勝。ステップ1失格者は退場にはならず、解答席に居残ったまま。
第5回・第6回

「5ジャンル制覇」が行われなかったのがこの時期の特徴。ちなみに第5回は全大会中唯一予選の模様がまったく放映されなかった。第5回から決勝は進出者全員が
タキシード着用で挑戦に臨むようになる。

第2ラウンド


一人必答クイズ
100人(第6回は90人)中40人が第3ラウンド進出第5回はフジテレビ前で予選の順位が発表された。第6回から新たに一度スルー・不正解になると即失格というルールがつけられた。
第3ラウンド


1VS1対決!30秒クイズ
前ラウンドの最前通過者順VS最後通過者順の組み合わせ40人中20人が第4ラウンド進出
第4ラウンド(準決勝)


20人一斉!!早押しクイズ
3問正解で勝ち抜け、2問不正解で退場(失格)20人中4人が決勝ラウンド進出
決勝ラウンド


筆答&口答クイズ王決定戦!!
1問正解で10点、100点先取で優勝
第7回

タイトルを「1億2,500万人のクイズ王決定戦!」と改題した。また逸見政孝の病欠と城ケ崎祐子の海外転勤に伴い司会陣と出題者を変更。演出面においても第2回以降ほぼ固定されていたテーマ曲・ジングルなどを変更、全面的にリニューアルして決勝戦も従来の筆記クイズから5ジャンル制覇早押しクイズとなり、早押しクイズ中心の大会となった。またクイズ好きの有名人の起用やマッチョな男性に連れ去られる失格の演出など、それまで以上にバラエティ的な要素が強化されたが、視聴率的には振るわず、通常回では最後の大会となってしまった。今まで随一の成績を残してきた布川がまさかの予選落ち。決勝では7回連続出場の郵便局員・門田雅志が元クイズ王の永田、石井を破り悲願の優勝。

第1ラウンド


一人必答クイズ
合格点45点以上の97人中40人が第2ラウンド進出問題は選択式で、A(やさしい)・B(ふつう)・C(むずかしい)の難解度が設定されている。玄関にはそれまでの警備員に代わり、マッチョ風の番人2名が配置。失格・ラウンド終了時に槍で封鎖を表現する演出がとられた。間違い・スルーは、デーモンの声がインサートされたランダム式のブリッジと受付の女性による「×」の札上げで表現された。通過者には赤色の
レイがかけられ、失格者には番人役のアジャ・コングの手で失格と書かれたシールが背中に貼られた。
第2ラウンド


40人一斉!!早押しクイズ
2問正解で勝ち抜け、2問不正解で退場(失格)それまでの残り通過人数に加え、問題ごとにボタンを押した人数が電光掲示板でカウント。通過者には青色のレイがかけられるが、途中失格になると赤色のレイを没収される代わりに「失格」のプラカードがついたレイをかけられ、周囲の「さようなら」の号令と共に、荷物を持ったまま番人の手でスタジオの外に摘み出されるという演出がつけられた(敗者インタビューは継承)。40人中8人が第3ラウンド進出コメンテーター:森山周一郎
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