FNS歌謡祭
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FNS歌謡祭
FNS MUSIC FESTIVAL
ジャンル
音楽番組 / 特別番組
構成山内浩嗣
監督武部聡志(音楽監督)
演出川上惇(第1夜)
花輪研斗(第2夜)
浜崎綾(第1夜、総合演出・プロデューサー)
島田和正(第2夜、総合演出・プロデューサー)
司会者相葉雅紀
永島優美フジテレビアナウンサー
製作
製作総指揮石田弘EP
太田一平三浦淳(制作)
プロデューサー中村峰子、土田芳美、宇賀神裕子、後藤夏美、加藤万貴、早川和希、福井倫子、岩田恵、相場優衣子
浜崎綾・島田和正(総合演出兼務)
制作フジテレビ

放送
映像形式番組連動データ放送(2014年・2017年・2018年・2020年・2021年・2023年)
リアルタイム字幕放送(2016年以降)
音声形式ステレオ放送[注 1]
放送国・地域 日本
放送期間1974年7月2日 -
放送時間12月上旬中旬ゴールデンタイムプライムタイム
2022年時点
水曜日
18:30 - 23:28(298分、第1夜)
18:30 - 23:03(273分、第2夜)
放送分合計571分/9時間31分
回数51
FNS歌謡祭
特記事項:
放送時間、スタッフ、出演者は2022年現在。
放送開始から1990年まではコンテスト形式。1991年からコンサート形式に変更。
フジテレビ社長賞受賞(2008年)。
2018年以降、番組終盤の末尾6分間はローカルセールス枠のため、一部地域は番組終了6分前で飛び降りる一方、地域によっては臨時フルネットで放送する場合がある(2020年を除く)。
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会場として使用されて番組生放送が行われているグランドプリンスホテル新高輪「飛天」(2015年から「第1夜」で使用されている。2020・2021・2023年を除く)2015年から「第2夜」の会場として使用されて番組の生放送が行われているフジテレビ本社「FCGビル」(2014年までは中継先の会場として使用されていた。2020・2021・2023年は全編に渡って使用)

『FNS歌謡祭』(FNSかようさい、:FNS MUSIC FESTIVAL)は、フジテレビ系列(FNS)で1974年から毎年12月上旬[注 2]ゴールデンタイム・プライムタイムJST)に生放送されている年末大型音楽番組。公式な通称は特にないが、主に『FNS』と呼ばれることが多い[注 3]
沿革・概要
コンテスト時代(1974年 - 1990年)

「FNS歌謡祭音楽大賞」は、フジテレビ開局15周年となる1974年に制定された。目的は「テレビを通して新しい日本の歌謡曲の方向を定め、明日のテレビ文化の創造を目指し制定する事」としていた。日本音楽事業者協会音楽出版社協会日本レコード協会が協賛。大会委員長はフジテレビジョン社長。その他副委員長には関西テレビ放送、東海テレビ放送などの代表が務めていた。主に以下の賞が設定されていた。

グランプリ(1974年・1975年は「年間最優秀グランプリ」、1976年・1977年は「最優秀グランプリ」)

最優秀新人賞(1974年のみ「最優秀ホープ賞」)

優秀新人賞(最優秀新人賞候補)


最優秀歌唱賞

最優秀ヒット賞

最優秀視聴者賞

優秀歌謡音楽賞(最優秀歌唱賞・グランプリ候補)

最優秀作詞賞

最優秀作曲賞

最優秀編曲賞

特別賞

グランプリ受賞者に贈られる賞金は当初100万円であったが、後に500万円までに増額された。ノミネートについては、視聴者4000人を対象に実施したアンケート調査の結果を元に選抜された。

1974年と1975年については年に2度、上期賞が6月に、下期賞が12月にそれぞれ設けられていた。審査対象期間は上期賞を前年の12月1日から本年5月31日まで、下期賞を本年6月1日から11月30日までであり、下半期の決定後に両者の内からさらに年間最優秀グランプリを決定していた。第5回(1976年)から開催は年に一度になる。

第14回(1985年)までは、予選と本選の2部制で放送された。まず12月第1火曜日に予選として「発表!FNS歌謡祭'76?'77音楽大賞」「発表!FNS歌謡祭'78?'85優秀賞」と題し、部門別に発表されたノミネート曲の中から優秀新人賞・優秀音楽賞(のちに優秀歌謡音楽賞)が選考された。12月第3火曜日に本選として「決定!FNS歌謡祭'76?'77音楽大賞最優秀グランプリ」「決定!FNS歌謡祭'78?'85グランプリ」と題し、グランプリ等の最終審査が行われた。第15回(1986年)からは2部制を廃止し、12月の第1火曜日(一部は第2火曜日)に「決定!FNS歌謡祭'86?'90グランプリ」と題し民放初の試みとして3時間の生放送枠を取り、ノミネート曲の発表から最終審査までの模様を一度の中継放送で一挙に発表する形式に改められた。

放送枠は永らく火曜日の『火曜ワイドスペシャル』(以降『火WSP』と略記)の時間帯で、前後の他番組の枠と合わせて放送された[注 4]

平成に入ると、音楽祭受賞に左右されないアーティストが増え、ヒット曲を出しているにもかかわらずノミネートを辞退するアーティストが続出したことで音楽祭としては成り立たないことから、『日本歌謡大賞』や日本テレビ系列『日本テレビ音楽祭』やテレビ朝日系列『全日本歌謡音楽祭』、テレビ東京系列『メガロポリス歌謡祭』等、民放テレビ局主導の音楽賞番組が次々と姿を消していく中、本番組も例外ではなく、第19回(1990年)限りでコンテスト形式の「FNS歌謡祭音楽大賞」は終了した。この期間の年間最優秀グランプリ受賞回数は、五木ひろしの3度が最多である。
歴代受賞一覧
グランプリ(大賞)

※1974年から1975年までは「年間最優秀グランプリ」、1976年から1977年までは「最優秀グランプリ」として授与された。

年(回)受賞歌手受賞曲備考
1974年(年間)
五木ひろしみれん」上期最優秀視聴者賞と下期最優秀視聴者賞も受賞
1975年(年間)布施明シクラメンのかほり」アーティストのみ最優秀歌唱賞も受賞
1976年(第5回)都はるみ北の宿から」最優秀歌唱賞も受賞
1977年(第6回)石川さゆり津軽海峡・冬景色」最優秀歌唱賞と最優秀視聴者賞も受賞
1978年(第7回)沢田研二LOVE (抱きしめたい)
1979年(第8回)西城秀樹YOUNG MAN (Y.M.C.A.)
1980年(第9回)五木ひろしふたりの夜明け
1981年(第10回)寺尾聰ルビーの指環
1982年(第11回)松田聖子野ばらのエチュード
1983年(第12回)細川たかし矢切の渡し
1984年(第13回)五木ひろし長良川艶歌
1985年(第14回)中森明菜ミ・アモーレ〔Meu amor e・・・〕」アーティストのみ最優秀ヒット賞も受賞
1986年(第15回)中森明菜DESIRE -情熱-」最優秀ヒット賞も受賞
1987年(第16回)近藤真彦愚か者
1988年(第17回)中山美穂Witches
1989年(第18回)光GENJI太陽がいっぱい


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