FLASH_(写真週刊誌)
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初期の頃は漫画週刊誌系のミス・コンテスト(ミスマガジン制コレ)と同様10代後半の受賞者が目立ち、平成生まれ初のグランプリが出た第4回(2009年)では応募者の平均年齢が18歳と若かった[18]。しかし第7回(2013年)の池田裕子[注 3]を境に20代後半以上の年齢でグランプリを受賞する者が多くなってきた反面、20歳未満のグランプリ受賞者は第12回(2018年)の保ア麗[注 4] を最後に出ていない(2024年1月時点)。

遠野千夏、あべみほ、川崎あや、沙倉しずか、藤田いろは、霧島聖子、益田アンナ、名取くるみといったレースクイーン経験者の受賞も目立つのが特徴で、2023年1月14日に東京オートサロン幕張メッセ)内で発表された『日本レースクイーン大賞2022』では、第15回(2021年)グランプリだった名取くるみがRQ大賞グランプリを獲得。益田アンナがテレビ東京賞を受賞[19]。また霧島聖子も日本レースクイーン大賞2019で大賞に入賞しており[20]、霧島・益田・名取が上位に入ったことを伝えたFLASH2021年2月2日号(第1589号)では“史上最強”のキャッチコピーが付く程となった[21]

第13回(2019年)では、グランプリ受賞者が最終結果発表号の表紙を初めて飾り、以後第14回以降の発表号では表紙と巻頭グラビアをミスFLASH上位入賞者が飾っている。

2020年8月28日、第7回グランプリの一人だった階戸瑠李が31歳で急死。ミスFLASH上位入賞のタレントとしては初の物故者となった[22]

第17回(2023年)でグランプリになった橘舞は、ミスFLASH史上初の敗者復活からのグランプリ獲得となった[23]。また第18回(2024年)でグランプリになった白石時は、ミスFLASH史上初となる21世紀生まれのグランプリ獲得となった[24]

主な記録

ジャンル受賞者
(年・回)記録備考
歴代最年長
グランプリ沙倉しずか
(2019年・第13回)32歳
1986年9月20日生まれ)2位:霧島聖子 - 29歳[注 5]
3位:大塚杏奈 - 28歳[注 6]
歴代最年少
グランプリKagami
(2014年・第8回)16歳
1998年1月8日生まれ)
平成生まれ
初のグランプリ柳本絵美
(2009年・第4回)1992年(平成4年)4月20日生まれ
昭和生まれ
最後のグランプリ沙倉しずか
(2019年・第13回)1986年(昭和61年)9月20日生まれ
21世紀生まれ
初のグランプリ白石時
(2024年・第18回)2002年(平成14年)9月13日生まれ
20代女性
初のグランプリ澤田友美
(2008年・第3回)満24歳
1984年5月11日生まれ)グランプリ発表号
(2008年4月8日発売・第1001号)時点では23歳。

誤報・不祥事・発売中止

2013年7月30日、8月13日号「テレビ“真夏の暗闘”日テレ
24時間テレビvs.フジ27時間テレビCM料金、タレントのギャラ…マル秘原価をスクープ入手!!」と題する記事を掲載した[25]。24時間テレビは、メインパーソナリティのが5000万円で、特別ドラマに主演する大野智は+500万円。チャリティマラソンランナーである森三中大島美幸は1000万円。チャリティパーソナリティの上戸彩が500万円、総合司会の羽鳥慎一アナが500万円。さらにカラオケメンバーは、加山雄三谷村新司クラスの大御所が200万円で、そのほかは10 - 100万円としたが、8月16日、日本テレビは毎夏恒例の日本テレビ系『24時間テレビ36 愛は地球を救う』(8月24日、25日放送)で2年連続メインパーソナリティーを務める嵐に対し、一部写真誌で「5000万円」のギャラが支払われていると報じられたことを受け、コメントを発表。「今年もボランティアで務めて頂いております」と全面否定した。同社は「一部報道とは違い、嵐のメンバーにはチャリTシャツのデザインを含め、24時間テレビのメインパーソナリティーを今年もボランティアで務めて頂いております」と説明した[26]

2014年9月8日、9月23日号(この号で通巻1300号を達成するはずだった)が、発売予定前日の8日、一部記事に不備があり発売を中止することにしたと公式サイトで発表した[27][28]

誤報および不祥事の定義に当てはまるかは判断が分かれるが(どちらかといえば飛ばし記事に近い)、批判が殺到した一例として、2020年4月14日号にて「宮迫博之、1kg700円の「セレブ米」こっそり買い溜め」と題した記事[29] がある。記事内容としては「宮迫氏が米8キロ相当を買い占めした」とし、居合わせた客によるコメントとして「お米屋さんで、高級寿司店でも利用される1kg700円ほどの高級米を、8kg以上も買っていました(原文)」であると紹介し、「闇米ならぬセレブ米の買い溜めはさすがに笑えないよ(原文)」と編集者がコメントして記事はまとめられている。
だが、2020年4月1日、宮迫氏のユーチューブチャンネルにてユーチューバーヒカルとともにこれを見た宮迫側は反論。自身が購入した品種は魚沼コシヒカリ[注 7] などの高級米に分類されるものではなく、一般的な品種とされるあきたこまち[注 8] を購入したと明言し、購入量も家族構成から考えれば不自然ではないと主張。その過程で編集部へ電話し、記事の事実確認と編集部の見解などの質問を行った。その動画内におけるFLASH編集部の見解にて白い字幕(テロップ)で表示された主なコメントは以下の通りである。「家族3人で米8Kgは買い占めに当たる」「宮迫氏を中傷する意図はまったくない」「お国のためにFLASH誌を発行しているわけではない」ただ、両者平行線をたどり、宮迫側は編集部の見解を確認したうえで「記事内容に問題があったとして謝罪してほしい」と主張したが、動画内でのFLASH側は「記事に問題ない」の一点張りであり、編集部による謝罪はなく、議論は平行線のまま通話を終えた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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