FKD48
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FKDZは結成当時芸歴10年前後で都内でライブを中心に活動していた実力派芸人によるスペシャルユニット。2010年に「FKD48」として発足し、2015年5月23日に「FKDZ」へと改名。「FKD」は「ふきだまり」を意味する。お笑い芸人不遇の時代だからこそ、事務所の垣根を超え、ライブシーンからムーブメントを起こすために結成された。ロゴデザインのコンセプトは「風格」。真面目さ、真摯さをイメージできるようにデザインされている[1]
概要

2011年、磁石・永沢たかしが当時、芸歴10年前後で「実力はあるのに吹きだまっている」と呼ばれる各事務所の芸人たちを集めてユニットを結成。元々は発起人である永沢がリーダーに就任していたが、2016年1月からアルコ&ピース・酒井健太がリーダーとして活動[2]、2019年5月からは三拍子・高倉陵がリーダーとなる。
来歴

2011年、グループ結成。

2011年1月31日、初のイベント、第1回公演『FKD48 1st LIVE?始動?』を東京、座・高円寺2で開催。

2011年5月20日、第2回公演 『FKD48 2nd LIVE?躍動?総選挙&春の新ネタ祭り』において、永沢が初代センターに選ばれる。

2011年、「
キングオブコント2011」で鬼ヶ島、トップリードの2組が決勝に進出、鬼ヶ島が5位、トップリードが8位(最下位)。

2011年、「THE MANZAI2011」にて、アルコ&ピース、磁石、流れ星、Hi-Hi、風藤松原の5組が認定漫才師に選出され、このうち磁石、Hi-Hiの2組が決勝トーナメントに進出。Hi-HiはBグループを1位で通過し総合4位になる[注 1]

2011年12月、鬼ヶ島ダーリンハニーの2組が卒業。

2012年1月26日、『フジテレビからの?!』(フジテレビ系列)にてFKD48が紹介される。

2012年4月24日、『FKD48 5th LIVE?明確?』にて、鬼ヶ島とダーリンハニーの穴を埋めるための新メンバーオーディションを開催。エルシャラカーニサンミュージックプロダクション)、やまもとまさみ(当時:マセキ芸能社、フリーを経て現:佐藤企画)、キャプテン渡辺SMA)、スパローズ浅井企画)の4組が参加するが、全組、FKD48入りを断る。

2012年8月28日、『FKD企画LIVE?一心同体?』にて即興ネタトーナメントを開催。川元文太(ダブルブッキング)と篠宮暁(オジンオズボーン)ペアが優勝。

2012年、「キングオブコント2012」でかもめんたる、トップリードの2組が決勝に進出。かもめんたるが3位に輝くも、トップリードは2年連続の8位(最下位)。

2012年、「THE MANZAI2012」でアルコ&ピース(2年連続)、オジンオズボーン、三拍子、磁石(2年連続)、タイムマシーン3号、流れ星(2年連続)、Hi-Hi(2年連続)、風藤松原(2年連続)、マシンガンズが認定漫才師に選出。このうちアルコ&ピース、オジンオズボーン、磁石の3組が決勝トーナメントに進出し、アルコ&ピースがCグループを1位で通過、決勝3位となる。

2013年4月16日、「FKD48 6th LIVE?確信?第2回総選挙結果発表!」で、永沢が2回連続センターに選ばれる[3]

2013年、「キングオブコント2013」にて、かもめんたる、アルコ&ピースの2組が決勝に進出。かもめんたるは優勝、アルコ&ピースは7位にランクインする。

2013年、「THE MANZAI2013」にて、アルコ&ピース(3年連続)、オジンオズボーン(2年連続)、三拍子(2年連続)、磁石(3年連続)、流れ星(3年連続)、Hi-Hi(3年連続)、風藤松原(3年連続)の7組が認定漫才師に選出され、このうちオジンオズボーン、風藤松原、ワイルドカード決定戦から勝ち上がった流れ星の3組が決勝トーナメントに進出。

2014年、「THE MANZAI2014」にて、三拍子(3年連続)、磁石(4年連続)、トップリード、流れ星(4年連続)の4組が認定漫才師に選出され、このうち磁石が決勝トーナメントに進出。流れ星と三拍子がワイルドカード決定戦に進出し、三拍子がワイルドカード決定戦を勝ち上がり決定トーナメントへ進出。

2015年5月23日、FKD48からFKDZへ改名して初のイベント『-FKDZ始動-FKDプレミアムトークライブ』を開催。キャッチコピーは「割と会えるおじさん 完熟ヒーロー」とし、岡安章介(ななめ45°)が作詞・作曲したテーマソングを作成。

2015年12月、「M-1グランプリ2015」でタイムマシーン3号が決勝に進出。結果は4位[注 2]

2016年1月より、リーダーが永沢から2代目となる酒井に交代。

2016年2月18日、19日の2日間、初の2DAYS公演『FKDZ 10th LIVE 2days』を東京、座・高円寺2で開催。FKDZの弟分ユニットとして「三代目F soul Brothers」のオーディション企画を開催。ぐりんぴーす太田プロダクション)、笑劇戦隊ワタナベエンターテインメント)、三福エンターテイメントプロダクション人力舎)、なすなかにし松竹芸能)の4組から三福エンターテイメントが選ばれた。

2016年、「キングオブコント2016」にてかもめんたる、タイムマシーン3号の2組が決勝に進出。タイムマシーン3号が4位、かもめんたるが5位となる。

2018年2月6日を以てトップリードが解散し、新妻は芸人を引退したため以後のライブには和賀のみが出演。

2019年5月のトークライブで高倉が3代目リーダーに就任。

2022年、第1回「G-1グランプリ」にて、三拍子、磁石、流れ星☆の3組が決勝に進出[注 3]。このうち磁石は優勝、流れ星☆は準優勝、三拍子は7位だったがネット投票アーカイブ対決で1位となった。

2022年12月にオジンオズボーンが解散し、高松は芸人を引退したため以後のライブには篠宮のみが出演。

2023年、第2回「G-1グランプリ」にて、ななめ45°が決勝に進出。

2023年、「THE SECOND ?漫才トーナメント?」にて、流れ星☆、Hi-Hi、かもめんたる、タイムマシーン3号、マシンガンズの5組がノックアウトステージに選出され、このうちマシンガンズがグランプリファイナルに進出。

2024年、「THE SECOND ?漫才トーナメント?」にて、流れ星☆、かもめんたる、タイムマシーン3号、マシンガンズの4組がノックアウトステージに選出され[注 4]、このうちタイムマシーン3号がグランプリファイナルに進出。4月24日に西堀亮(マシンガンズ)、磁石、流れ星☆、三拍子、Hi-Hi、ななめ45°、篠宮暁(元オジンオズボーン)、風藤松原、キャン×キャン、和賀勇介(元トップリード)がメンバ?として出演するライブ「FKD48?Z伝説再び?」開催予定[4]

所属グループ

グループ名メンバー1メンバー2メンバー3所属事務所結成年
磁石永沢たかし佐々木優介ホリプロコム2000年
アルコ&ピース平子祐希酒井健太太田プロダクション2006年
かもめんたる岩崎う大槇尾ユウスケサンミュージックプロダクションGET2007年
キャン×キャン長浜之人玉城俊幸ライジングプロダクション1999年
三拍子高倉陵久保孝真サンミュージックプロダクションGET2001年
タイムマシーン3号山本浩司関太太田プロダクション[注 5]2000年
ダブルブッキング川元文太黒田俊幸ホリプロコム→フリー[注 6]1998年
流れ星☆瀧上伸一郎ちゅうえい浅井企画2000年
ななめ45°岡安章介土谷隼人下地輝明ホリプロコム
Hi-Hi上田浩二郎岩崎一則ケイダッシュステージ1994年
風藤松原風藤康二松原義和太田プロダクション2003年
マシンガンズ滝沢秀一西堀亮1998年
トップリード和賀勇介2001年
オジンオズボーン篠宮暁松竹芸能1999年

元メンバー

グループ名メンバー1メンバー2メンバー3所属事務所結成年備考
鬼ヶ島野田祐介[注 7]おおかわら和田貴志プロダクション人力舎2007年2011年12月を以て卒業。
ダーリンハニー長嶋智彦吉川正洋太田プロダクション1994年
元トップリード新妻悠太2001年2018年2月6日、不祥事のため引退。
元オジンオズボーン高松新一松竹芸能1999年2022年12月にコンビ解散と同時に引退。

担当

グループ名メンバーキャッチフレーズ担当カラー担当チーム
磁石永沢涙のプンプンプリンス赤キャプテンF
佐々木優しいお父さん青クール担当→のんびり担当K
アルコ&ピース平子寸劇の巨人金ナルシスト担当→ダンディ担当F
酒井花より平子オレンジスポーツ担当→癒し担当K
オジンオズボーン篠宮小二病患者黒元気担当F
高松オジンゆずボーン黄お笑い担当→千葉担当K
かもめんたるう大お笑い知能犯深緑色頭いい人担当K
槇尾カマ?メンタルビリジアン天狗担当→演技派担当F
キャン×キャン長浜都会に迷い込んだシーサーモスグリーン歌がうまい担当D
玉城禿人(はげんちゅ)ぬ宝こげ茶色オカマ担当K
三拍子高倉ふんどし蕎麦職人銀ダンディ担当→正統派担当D


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