FF:U_?ファイナルファンタジー:アンリミテッド?
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FF:U ?ファイナルファンタジー:アンリミテッド?
ジャンルファンタジーアドベンチャーバトルギャグ
アニメ
原作『ファイナルファンタジー
スクウェア
総監督前田真宏
シリーズ構成冨岡淳広
キャラクターデザイン野村哲也天野喜孝(原案)
中澤一登・カーメル7
メカニックデザイン小林誠
音楽浜口史郎多田彰文
植松伸夫(テーマ音楽)
アニメーション制作GONZO
製作テレビ東京電通GDH
放送局テレビ東京系列
放送期間2001年10月2日 - 2002年3月26日
話数全25話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『FF:U ?ファイナルファンタジー:アンリミテッド?』(FF:U ?FINAL FANTASY: Unlimited?)は、GONZO制作の日本テレビアニメシリーズ作品。テレビ東京系列で、2001年10月2日から2002年3月26日まで放送された。
概要

スクウェア(現スクウェア・エニックス)のコンピュータゲームファイナルファンタジーシリーズ』を原作とし、とりわけ『ファイナルファンタジーVII』をイメージの軸足としている[1]が、ストーリーは本作品オリジナルである。

ベースコンセプトプランニングに『サガシリーズ』の生みの親である河津秋敏を迎え、タイトルにもなっている「アンリミテッド」は同氏が製作総指揮を務める『アンリミテッド:サガ』と設定を同じくする[2]

アニメーション制作はデジタルアニメで業界を先行していたGONZOが担当し、キャラクターはアニメ絵的な2DCG、バンクシーンや召喚獣、乗り物は緻密なポリゴンによる3DCGで描かれる。

全体的に抑えた感じの人間ドラマの構成・大まかな世界観の構築を前田が、その中でのパワフルでパンチのある芝居やアクションを米たにが中心となって分担で指揮した[3]

視聴者層のターゲットは特になく、いろんな人が観て楽しめるある種のファミリーアニメのようなものを狙って制作された[4]とのこと。

当初は1年間全52話のテレビ放送の予定だった[3]が、スポンサーであるスクウェアの業績悪化のため25話で打ち切られた。その中でも幻の第23話「テーブル ?あなたはだあれ??」があり、米たにヨシトモいわく「内容的には、アニメ史に残るであろうほど面白いのに、放送話数の減少が急遽決まり、この後のエピソードが繰り上がったことで欠番回になった。むむ?ザンネン。」「ちなみに内容は、テーブル世界に紛れ込んだ一行が、食器類に変わってしまい身動きできなくなるというお話。変身能力を持ったルーだけが唯一動ける当番回でした。」とのこと[5]。幻の第23話のインスパイアされた作品は人形劇『ネコジャラ市の11人[6]。小説による続編も中断され、物語は未完の状態が続いている(詳細は後述)。アニメ本編は「異界の章」、続編の小説版は「外界の章」と呼ばれる。

平成13年度(第5回)文化庁メディア芸術祭アニメーション部門審査委員会推薦作品。

この作品を収録したDVD版が全9巻で発売されている[7]
ストーリー

新潟県佐渡島沖に突如立ち昇った「闇の柱」。そこから巨大な黒い竜と白い龍が出現し、二頭は壮絶な戦いの末に消滅した。その時、闇の柱に巻き込まれ「異界」へと飛ばされたハヤカワ夫妻。彼らは異界を旅した後に現界へと戻り、異界物理学の第一人者となる。

「界列の日」と名付けられたその日から12年後、闇の柱は観光名所にまでなっていた。いつものように闇の柱が見える岬に出かけたハヤカワ夫妻だったが、そのまま消息不明となる。アイとユウのハヤカワ姉弟は自らの手で両親を探すことを決め、謎の地下鉄に乗って異界へと旅立つ。
登場人物

声は日本版 / 英語版の声優。
風と仲間たち
風 通称:黒き風
[注 1]
- 神奈延年 / ジェームズ・ハドソン・ブラウンリー本作の主人公。アンリミテッドの一人。破壊神[注 2]。故国「ウィンダリア」の最高の戦士である。幼い頃から家族がおらず、周りから迫害され続けてきたため、非常に寡黙で感情をほとんど表に出さない。強くなれば他人から虐げられることはないとの考えから、ウィンダリアが統制する軍に入隊した経緯を持つ。右腕に封印された「魔銃(マガン)」に三発の「ソイル(特殊な力を持つ砂の弾丸)」を装填し、敵や状況に応じた様々な召喚獣を出現させる。現在は自由に魔銃を動かせないため、普段の戦闘では専ら上下二連ショットガン(魔銃に次ぐ心臓[注 3])を使う。揺れる飾りのついたピアスを左耳にしており、これは幼少期に風を不憫に思った細工技師の老人から贈られた。両耳分あったが、片方はアウラに贈っている。飾りの紅い玉は、「風」の血を樹液に混ぜて固めた石である。本編開始から12年前、白い雲・アウラ・ペポと共にウィンダリアおよびミステリア崩壊を目論む混沌と戦う。しかし、最終的に二つの世界の崩壊は免れず、自身も混沌と戦ったことによる影響から異界で長い眠りについていた。覚めた際は、ほとんどの記憶を失っており、かすかに記憶に残る「白い雲(魔剣士)」を宿敵として認識し、探し求めている。本編中では、リサ達の危機を幾度となく救うが、感情を表に出さず口数も少ないその態度や、宿敵である「雲」を相手にすると周囲への被害も省みず攻撃する一面などのせいで、特にリサから「人間らしくない」とすら言われてしまう事も。しかし、実は誰よりも命の重さを知っている。後にリサもそれを悟り、態度を改めた。最終話で、混沌を滅ぼすため魔銃をリサに託し、自らの命をソイル「エンドレスホワイト」へと変えて砲撃獣の一部となった。風のポジションはコンダクターの米たにヨシトモいわく、ベースコンセプトプランニングの河津秋敏から貰ったキャラの設定の中に「喋らない」があったため「キャラを立たせるのは難しい・主観に置くのは不可能」という事になり魔銃が立つように設定し、過去に携わった深夜アニメベターマン』で「主人公であるにも関わらず喋らない、殆ど出てこない、主観にもならない」という似たものをやっていたため、それを夕方のアニメ用に娯楽作品になるようにアレンジしたもの[1]。またスタッフは喋らないという事で風の扱いに困惑しておりシナリオ会議では何を喋らせるかがポイントとなっており「今週の風の一言」みたいな部分があり、それがそのエピソードのポイントになればいいというものがあった(ちなみに最初に作ったのが「氣現獣」の回の「笑うな」であった)[8]。またワルっぽい奴をイメージに描かれている[1]。外見は『ファイナルファンタジーVII』の登場人物ヴィンセントに近い。制作側もそれを意識している。
リサ・パツィフィースト
声 - 氷上恭子 / ショーン・サイズ本作のヒロイン[9]。ハヤカワ姉弟の乗った地下鉄に乗り合わせていて、2人と知り合う。行方不明になった彼氏を探すために異界に来たという(実際はアイが勝手に誤解しているだけ)が、実際はハヤカワ姉弟の両親を探すためにロシアの国際治安維持機構C2機関から派遣されたエージェント。22歳[注 4]中国出身で、氣現術と呼ばれる格闘術の名手である。ハヤカワ姉弟からは姉のように慕われている。一度命と引き換えにしか呼び出しできないはずの命の氣を使い、本人自身も死んだと思ったがなぜか気絶しただけで済んでいる(シドによると、命の氣が異界の水と反応して大きなエネルギーを生んだためとの事。それは召喚獣のような形となり、アイから「氣現獣」と呼ばれた)。幼い頃に氣現術の師匠であった母(声 - 弥永和子)が村を救うために氣現獣を使ったせいで亡くなった際、母の最後の「笑って」と言う願いを聞き入れ、笑顔で看取るが、以降は表面上の笑顔を取り繕う事で自分を守るようになってしまった。そのため、困る度に無意識に笑って誤魔化してしまい、アイやミィレスに「変な笑顔」と指摘されてしまう。しかし、「風」の言葉で自分を省み、以降は作り笑いをせず本当の笑顔を見せるようになる。キャラクターのモデルとなったのは『ファイナルファンタジーVII』のエアリス[1]
アイ・ハヤカワ
声 - 桃井はるこ / ジェシカ・シュワルツ学者を両親に持つ少女。ユウとは双子の姉弟で、最終話で出生の秘密が明らかになる。消えた両親を追いかけて異世界に迷い込む。気が強くわがままで誰に対しても率直に意見を言うが、泣き虫で寂しがり屋な一面を覗かせることもある。単に可愛いだけでなくどこかにスリルのある「コワカワイイ」ものを好む。チョビを始めとするチョコボ達によく髪を咥えられて酷い目に遭わされる。劇中では二回も着替え(4話で冒険者風の服に、14話で着物のような服に)、その度にユウに羨ましがられていた。「風」は名前で呼ばずに「おじさん」あるいは「風のおじさん」、「風車のおじさん」と呼ぶ。クリアと友達になる。
ユウ・ハヤカワ
声 - 今井由香 / エバン・スラックアイの双子の弟。アイと同様、最終話で出生の秘密が明らかになる。気が弱くて臆病な性格をしているが、ふとした時はアイ以上の勇気を見せる。その性格からアイには強気に出られず、異界に通ずる「地下鉄」の発車口へ訪れる際は、それを強く望むアイとは対照的に、彼は不本意ながらしぶしぶ同行することになる。優しさを持ち合わせており、それが旅の助けになることがある。しかし本人は「風」に頼ってばかりの自分に情けなさを感じる事も。アイと違って純粋に可愛いものが好き。異界の鳥、チョコボのチョビになつかれており、頭のペンナで初歩的な意思の疎通ができる。本作の主人公は「風」であるが、視聴者の子供の共感を得られるよう[1]、物語は主にアイ、ユウ、リサの3人の視点で描かれる。
ルー・ルプス
声 - KAORI / ラリッサ・ウォルコット故郷をオメガに滅ぼされた、ウェアウルフの最後の生き残り。信頼する相手の瞳を見つめると獣人形態に変身する(鏡で自分の瞳を見つめることでも可能)。この状態で「ルー・ヴォイス」と呼ぶ超高周波の咆哮で攻撃できる。ロマンチストな少女で、オメガに襲われた際に助けてもらったのを契機に「風」のことを「風サマ」と呼び慕っている。そのため、リサとは「風」をめぐる恋のライバルである。「風」を探すために工場の世界で一度アイ達と別れるが、物語終盤に飛び水のマントを着て再会。最終話で連れ去られた一行を追ってモーグリと共にガウディウムへ突入、救出に成功するが、カオスタイラントとなった伯爵の攻撃で致命傷を負い、自らの命をソイル「ティアレインボー」へと変え、砲撃獣の一部となった。
チョビ
声 - 矢島晶子 / サマンサ・イノウエ・ハート異界の鳥・チョコボの子供。ユウとペンナを通して意思を通わせている。アイの髪の毛を非常に気に入っており、ことあるごとに銜えている(他のチョコボも同様のため、種族共通でアイの髪を好んでいる)。必殺技は「チョコボキック」。その首には地下鉄の発車を知らせる異界時計・イザベルが下がっている。伝説のシエルチョコボの封印を解いた事によってシエルチョコボへの変身が可能になった。変身すると全身に鎧が装着され防御力が上がるほか、空を飛べるようになるが、それ以外の能力は変化なし。デッドペッパー(巨大なトウガラシのような実)が好物。
ポシェポケ
声 - 神奈延年ファーブラからアイに与えられた、ポシェットのような謎の生き物。体内から様々なものを取り出すことができ、逆に何でも飲み込める。勝手に物を取り出されると怒る。一度、コモディーンが餞別に用意してくれた食料の大半を一口で食べてしまったため、それ以来勝手に物を食べないよう口にテープが貼られている。なお、ソイルの弾丸は取り出せない模様。最終話ではモンスター(ヘルバのハグハグちゃん)に食べられるが、逆に内部から喰い返すという荒業を見せた。
クポ
声 - 半場友恵 / ビル・ワイズウィンダリアで黒き風とコンビを組んでいたモーグリ。「風」のことを「相棒」と呼び慕っていて、数少ない彼の過去を知る者。ソイルの伝道師を名乗り、頭の光るボンボリで魔銃の真価を引き出す。一人称は「オイラ」(希に「俺」)。普段は語尾に「-クポ」と付けるが、本気モードでは口調が変化する。古いお笑いバラエティが好き。


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