FAIRY_TAIL
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ある程度熟練した滅竜魔導士は竜の視力と人間の三半規管の認識のズレで乗り物(車や船などに限らず、生物も含む)に乗ると極端に酔う体質になり[注 11]、竜の大きすぎる力を抑えきれず凶暴化したりする場合もある。最大のリスクとして滅竜魔導士の体内で成長してその者を竜に変える「竜の種」があり、竜化すると人間時と身体の感覚も大きく異なってしまう。作中ではアクノロギアやアイリーンが竜化しているが、ナツをはじめとする竜に育てられた滅竜魔導士は体内でイグニール達が長い時間をかけて抗体を作ることで竜化を抑えていた。竜から直接魔法を教えられた者(ナツ、ガジル、ウェンディが該当)を「第一世代」、滅竜魔法を使える魔水晶を体内に埋め込んだ者(ラクサス、コブラ、ゴッドセレナが該当)を「第二世代」、その両方の特徴を併せ持つ者(スティング、ローグが該当)を「第三世代」と呼んでいる。100 YEARS QUESTでは無から魔力のみで作り出された「第四世代」、竜を喰うことで力を得た「第五世代」も登場している。
ドラゴンフォース
滅竜魔法の最終形態。滅竜魔導士の体内に眠る竜の力を解放する。その魔力は実際の竜にも匹敵するといわれている。作中ではナツがエーテリオンやジェラールの全魔力である「咎の炎」を、ウェンディがフェイスの近くに漂う高濃度のエーテルナノが混じった空気を食べることで発動させているが、スティングやローグ等の第三世代は自分の意思で発動させることが出来る。後にナツもマルド・ギールとの戦いで感情の昂りから発動させており、ウェンディもX792年には自力で発動可能になっている。そしてナツもゼレフとの最後の戦いで自力で発動させた。
滅神魔法(めつじんまほう)
滅竜魔法よりも強力な「神殺しの魔法」。使い手は滅神魔導士(ゴッドスレイヤー)と呼ばれる。これまでに炎[注 12](ザンクロウ)・天空(シェリア)・雷(オルガ)の3人が登場している。滅竜魔導士と同じく、自らの属性の物質を食べることで体力回復・強化が可能。使用者の善悪とは関係無く魔法自体が黒く禍々しい代物であり、大魔闘演武の陰で「ゼレフに似た魔力の気配」を探していたジェラールはシェリアの天空の滅神魔法について「探している気配とは違うが似ている」と評した。
滅悪魔法(めつあくまほう)
悪魔を倒す「悪魔祓いの魔法」。使い手は滅悪魔導士(デビルスレイヤー)と呼ばれる。これまでに氷(シルバー→グレイ)の2人が登場している。滅竜魔導士や滅神魔導士と同じく、自らの属性の物質を食べることで体力回復・強化が可能。インベル曰く「心を奪い、正常な思考ではいられなくなる」というリスクがあるらしい。
治癒魔法
傷を治す魔法。自分の傷は治せない。ウェンディやシェリアなどが使用する。
アンクセラムの呪い
別名「矛盾の呪い」。生と死を司るアンクセラム神の怒りに触れた者(死者の蘇生、命の選別など)が掛かる古い呪いの一種。生命を尊く思うほど死のエネルギーを放出して周りの命を奪ってしまい、逆に尊く思わなければ命を奪うことはない。また、これに掛かった者は不老不死にされ、断食・斬首などあらゆる方法を用いても死ぬことはできない(ただし、呪われた者同士が互いを愛した場合は愛の強い方が相手を死なせてしまう)他、自分の考えていることすら矛盾していく。傷を負っても時間の経過で完治してしまう。作中でこれを掛けられたのはゼレフとメイビスの二人。
用語
道具
イグニールの
マフラー
ナツが普段から首に巻いているイグニールの贈り物である白銀の模様のマフラー。イグニールの体から離れ赤から白に変色した竜鱗をルーシィの先祖・アンナが編んだもので、そのためかどんなに激しい戦闘でも傷付かない。また、ゼレフの「死の捕食」を受けた際には一時的に黒く変色し(ハッピーはナツの身代わりとして守ったと推測している)、ウェンディの魔法によるナツの治癒の邪魔をしたが、先にマフラーを元の状態に戻したことでナツ自身も治療することができた。
星霊の鍵
星霊魔導士が使用する、星霊を召喚する力を秘めた鍵。星霊界の門を開閉する事で、一つの鍵につき一体の星霊を召喚できる。召喚する星霊に対応する鍵によってその形状は異なり、置店で売っている銀色の鍵、黄道十二門の門を開ける超レアな金色の鍵、オフィウクスの黒色の鍵の3種類がある。アニメオリジナルではヒスイがエクリプスの影響で豹変した黄道十二門の星霊達を星霊界に還すために創った「強制閉門の鍵」が存在する。発動させるには星霊魔導士の魔力を吸収・蓄積させ、また対象の星霊を戦意喪失させる必要があり、それ故星霊魔導士でない者でもこの鍵を使用して星霊を星霊界へ還すことができる。
週刊ソーサラー
魔法専門誌。通称週ソラ。魔導士ギルドの情報や魔導士のグラビアなどが掲載されてある。ルーシィの愛読誌である。美男美女の魔導士の特集も行っており、「妖精の尻尾」ではグレイとロキ、ミラジェーンが名前を連ね、「剣咬の虎」ではスティングとローグの名前が確認されている。
監視水晶
その名の通り、水晶を透して周りの情景を伝える。
風詠みの眼鏡
魔水晶のレンズに風の魔法を付け加えた眼鏡。品質にもよるが2 - 32倍の速度で本が読める。最新バージョンでは120倍まで可能。
光筆(ヒカリペン)
空中に文字が書ける魔法アイテム。現在72色発売している。最近、新しい色が販売されていない。
魔道四輪(まどうよんりん)
オニバスモーターズがギルド加入者向けにレンタルしている四輪車。ギルド非加入者は免許が必要とある。「SE(セルフエナジー)プラグ」と呼ばれる部品を介して魔道士の魔力を供給し、馬車以上のスピードで走行することができる。まだ計画途中だが、魔導四輪販売計画がスタートしている。エドラスにも存在するが、こちらにはSEプラグの代わりに魔水晶を動力に変換するシステムが組み込まれている。
魔道二輪(まどうにりん)
魔道四輪の二輪車バージョン。スピードは運転手の魔力に比例する。
毒毒ゼリー
強力なのようなゼリー。ナツ曰く「かなり危ない匂い」。
魔水晶(ラクリマ)
魔力を結晶化させて一般人でも魔法を使えるようにしたもの。単なる家庭用品から強力な魔法や滅竜魔法が使えるものまでその種類は様々。エドラスではエクシードを除けば、これが唯一の魔力の供給源である。
爆弾魔水晶
文字通り爆弾の形をした魔水晶。
通信用魔水晶
遠く離れた相手と会話をするための魔水晶。基本的に大きな水晶が使われている。
小型通信魔水晶
X792年にウォーレンが開発した通信魔水晶。外見はスマートフォンに近く、以前よりも持ち運びが容易になったが、通信範囲は狭いのでいずれ大陸中に繋げるようにすることを目標にしている。
映画魔水晶
映画を記憶させた魔水晶。外見はビデオソフトでスイッチを押すことで空中に映し出す。
神鳴殿(かみなりでん)
「バトル・オブ・フェアリーテイル」でラクサスが起動した、マグノリアを囲むほど無数にある強力な雷の魔力を帯電した魔水晶。放電することで下に無数の落雷を落とし、破壊しても生体リンク魔法でそのダメージが自分に返ってくる。
タンニング魔水晶
「青い天馬」のレンが使用している日焼け用の魔水晶。
対魔戦用魔水晶(ウィザードキャンセラー)
ドロマ・アニムに使用されている外部からの魔法を全部無効化させる魔水晶。
魔水晶映像(ラクリマビジョン)
監視カメラのように別の地点の風景を映し出す魔水晶。大魔闘演武でも試合の実況に使われた。
超濃縮エーテル発光体
ジュピターの約500倍の威力を持つ魔水晶。「冥府の門」のセイラが「妖精の尻尾」を破壊するために「命令」で操ったエルフマンにこれを持たせた。
消臭魔水晶
相手の臭いを消す魔水晶で、スプレーの形をしている。元はエルザが風呂に入っていないナツに使用したもの。そのおかげでナツは「一夜ウイルス」の感染を免れ、ロメオはウイルス除去を閃いた。
蘇生用の魔水晶
「妖精の尻尾」のギルドの地下にある仮死状態の肉体を封じ込める魔水晶。巨大なクリスタルのような形状をしている。作中ではハデス(プレヒト)がゼレフによって命を奪われたメイビスを蘇生されるために使われたが、最終的にそれが「妖精の心臓」の創造に繋がった。
滅竜魔法の魔水晶
第二世代、第三世代の滅竜魔導士の体に埋め込まれている滅竜魔法が使えるようになる魔水晶。イワンによると高値で売れる模様。
ジュピター
魔導収束砲。組み込まれた魔水晶に弾丸の代わりとして圧縮した魔力を詰め込んで発射する。一発の威力は強力だが、次弾の装填には15分かかる。作中では「幽鬼の支配者」と「悪魔の心臓」が使用していたが、X792年にはビスカが単独での使用を可能にしていた。
超魔道巨人ファントムMkII(ちょうまどうきょじんファントムマークツー)
「幽鬼の支配者」の最終兵器。ギルドの建物が変形して巨大な人型ロボットとなる。建物そのものが魔道士となっており、原動力はエレメント4の魔力である。エレメント4が全員敗北したことにより機能を停止し、本体は内部での戦闘により大破した。
クリスティーナ
「青い天馬」が所有するペガサスの形をした魔導爆撃艇。「六魔将軍」殲滅のために使われるはずだったが撃墜された。ニルヴァーナ起動後、リオンら「連合」の魔導士達の魔法を組み合わせることで修理・航行し、ニルヴァーナ侵入に成功したナツ達を手助けするために使われた。
クリスティーナ改
X791年に登場した巨大な帆船型のクリスティーナ。X792年には乗り物酔いをする滅竜魔導士用にカスタムされたクリスティーナ改が登場している。
エクスボール
飲むとエドラスで魔法が使えるようになる丸薬。
竜鎖砲(りゅうさほう)
エドラス王国が保有する、滅竜魔法の力を凝縮したエドラス魔法。魔力で構成された鎖を放ち、上空の魔水晶に接続、そのままエクスタリアに衝突させることがコードETDの目的だった。
ドロマ・アニム
エドラスの言葉で「竜騎士」を意味する、竜を模した搭乗型の装甲である魔導兵器。滅竜魔法などの強力なもの以外の魔法攻撃を無効化する対魔戦用魔水晶で全身を覆われており、破壊は困難。最終形態である魔法の出力を数倍に引き上げる特殊装甲「ドロマ・アニム黒天」はエドラス中の魔力を無尽蔵に吸収しエネルギーに変えてしまうため、禁式とされている。背中から追尾型もしくは途中で爆発するミサイル「竜騎弾」、口からエネルギー弾を発射する「竜騎拡散砲」などの装備がある。エドラス王国軍との決戦でファウストが搭乗・操縦した。ナツ、ガジル、ウェンディの3人の滅竜魔導士を追い詰めるが、彼らの連携で破壊された。アニメでは大昔にも本機が使用されたことがエクシードの長老達により語られている。
魔封石(まふうせき)
イシュガルの大陸にある魔導士の魔力を封じる石。評議院の監獄やギルドが持つ枷はこの石で出来ている。
魔力測定器(マジックパワーファインダー)
通称MPF。魔法をぶつけることでその魔力が数値として表示される装置。評儀院の「ルーンナイト」の訓練にも導入されている。大魔闘演武の3日目に使用された。
エクリプス
フィオーレ王国が7年の月日を掛けて建造していた、時を渡る力を持つ巨大な扉。ゼレフ書の魔法と星霊魔法が合わさった装置で、扉を通った者は「ゼレフに似た魔力」が体に残留する。「世界を変える扉」とも言われる。ラハール曰く「存在しているだけで30の法律に触れる」代物。建造のために大量の魔力を必要としており、それで大魔闘演武を利用して毎年魔導士達から微量ずつ魔力を奪っていた。間近では魔力吸収力がさらに強まるため魔法が使えなくなる(使えば魔力を吸収され、星霊は顕現できなくなる)。黄道十二門の全ての鍵で扉を開けることが出来る(ユキノによると、星霊界独自の次元境界線を利用して、星霊魔導士の力で扉を開くらしい)。時間座標を指定し、入り口と出口に2人の星霊魔導士が開くことで時間移動を可能にするが、太陽と月が交差することで起きる月蝕の日には魔法が狂い制御不能になる。また、魔力耐性の強い「マギナニウム合金」で作られており、並の魔法では破壊は不可能。元々はゼレフが弟であるナツを蘇らせるために作り出したが、アクノロギアを倒すことを目的とするイグニール達をナツ達と共にX777年7月7日の未来に送るために使われ、その際にルーシィの先祖・アンナが入口を、ルーシィの母・レイラが出口の役割を担った。フィオーレ王国はエクリプスで400年の時を渡り、不死になる前のゼレフを討つ「エクリプス計画」実行のために建造するが、未来から来たローグの思惑に惑わされたヒスイによりエクリプスに7年間蓄積したエーテリオンに匹敵する魔力を竜の大群に向けて放出する「エクリプス2計画『エクリプスキャノン』」を実行してしまう(実際にはこれは未来のローグの計画のための嘘だった)。前述の月蝕が起きるX791年7月7日に扉を開けたため制御不能となり、400年前の時代と繋がり七頭の竜の出現を許してしまうが、ルーシィとユキノが発動した「ゾディアック」で扉は閉じられ、ナツによってマザーグレアを叩きつけられ破壊された。ルーシィの未来では不死になる前のゼレフを討つ当初の「エクリプス計画」が実行されるが、前述の月食時期に開かれたために制御を失い扉から一万の竜が現れて世界は崩壊し、ローグの未来では一万の竜の真相に気付いたルーシィによって閉じられた7年後にアクノロギアに世界が支配され、両者がそれぞれの未来を阻止するべくこれを使用して本編の時間軸にやってきている。アニメオリジナルストーリー「日蝕星霊編」では、エクリプスの扉が破壊された後にその強大な魔力の余波でアースランドは各地で異常気象に見舞われ星霊界は荒廃し、黄道十二門の星霊達が豹変するなど様々な影響が及んでいる。
永遠の炎
太陽の村の巨人達が守護神としている何百年も燃え続けているという炎。ヒロシ曰く「トレジャーハンターの間ではS指定されている宝」らしい。その正体は炎竜・アトラスフレイム
フェイス
「白き遺産」と呼ばれる評議院が保有する兵器の一つ。その名の通り上方を向いた巨大で不気味な顔の像のような形をしている。
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