この項目では、初代作品について説明しています。シリーズ全般については「F-ZEROシリーズ」をご覧ください。
F-ZEROジャンルレースゲーム
対応機種スーパーファミコン (SFC)対応機種一覧
ニンテンドウパワー (NP)
Wii
Wii U
Newニンテンドー3DS (N3DS)
開発元任天堂情報開発本部
発売元任天堂
プロデューサー山内溥(エグゼクティブプロデューサー)
宮本茂
ディレクター清水一伸
デザイナー清水一伸
音楽神吉由美子
石田尚人
美術今村孝矢
シリーズF-ZEROシリーズ
人数1人
メディア4メガビット+16キロRAM
ロムカセット[1]
発売日 199011211990年11月21日
199108151991年8月15日
199206041992年6月4日
発売日一覧
NP
199709301997年9月30日
Wii
200611192006年11月19日
200612022006年12月2日
200612082006年12月8日
Wii U
201302212013年2月21日
201304262013年4月26日
201304272013年4月27日
Newニンテンドー3DS 201603032016年3月3日
201603042016年3月4日
201603172016年3月17日
対象年齢 CERO:A(全年齢対象)
ESRB:E(6歳以上)
PEGI:3
売上本数 約90万本
約139万本
約56万本
約285万本
その他型式
SHVC-FZ
SNS-FZ-USA
SNSP-FZ-FAH
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『F-ZERO』(エフゼロ)は、1990年11月21日に任天堂が発売したスーパーファミコン用レースゲーム。F-ZEROシリーズの第一作目。目次 『スーパーマリオワールド』と並ぶ、スーパーファミコンのローンチタイトルの1つ。これまでの家庭用ゲーム機にはなかった同機の回転・拡大・縮小表示機能を全面的に活用することにより、従来のラスタースクロールによる表現では不可能だった微妙なライン取りやショートカット、逆走など、戦略性と自由度の高いレースを実現した。様々なテクニックを駆使してコンマ01秒のタイム向上を図るタイムアタックの概念を定着させたゲームとされ、各ゲーム誌で特集された。タイトルの「F-ZERO」は、F1の未来の姿をイメージしたものである[2]。 ゲームモードはグランプリとプラクティスの2つ。プラクティスでは全15コースの内、7コースを走行できる。難易度設定は、BEGINNER・STANDARD・EXPERTの三段階だが、条件を満たせばMASTERが追加される[2]。 バーチャルコンソールは2006年12月2日よりWii向けに、2013年4月27日よりWii U向けに、2016年3月4日よりNewニンテンドー3DS向けに配信が開始された。また、2017年10月5日に発売されたスーパーファミコンの復刻版『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』、2019年9月6日配信開始の『スーパーファミコン Nintendo Switch Online』(Nintendo Switchのオンラインサービス特典ソフト)に本作が収録されている。 ※はプラクティスで走行できるコース。
1 概要
2 ゲーム内容
3 コース一覧
4 移植版
5 音楽
6 スタッフ
7 評価
8 BS F-ZERO GRAND PRIX 2
8.1 コース一覧
9 関連商品
9.1 小説
10 脚注
10.1 注釈
10.2 出典
11 外部リンク
概要
ゲーム内容
選択できるマシンとキャラクターは以下の4種類。各マシン・キャラクターの詳細についてはF-ZEROの登場人物#初代より登場を参照。
キャプテン・ファルコン/ブルーファルコン
ドクター・スチュワート/ゴールデンフォックス
ピコ/ワイルドグース
サムライ・ゴロー/ファイアスティングレイ
グランプリは1リーグ5コースで各5周回のレース。
グランプリでは、1周目は15位以内、2周目は10位以内、3周目は7位以内、4周目は5位以内、5周目は3位以内でゴールラインを通過できなければゴールライン通過時点で失格(リタイア)となる。また、競技中に20位になると、その場で即座に失格となる。
S‐JET(スーパージェット)は2周目以降、ゴールラインを通過するたびに1回分チャージされる。3回分までストックできる。残り回数がある限り、いつでも使用可能。
規定順位以内でゴールラインを通過するたびにポイントが加算され、累計値が規定値(10000)に達するごとにスペアマシンが1台追加される。
他のマシンにぶつかったり、ガードビームやダメージゾーンに触れたりするとパワーゲージ(F-ZEROの体力ゲージ)が減る。ガードビームにぶつかった場合はパワーゲージが大きく減り、また、ガードビームに接触している間、ずっとパワーゲージが減り続ける。
パワーゲージが1/4以下になると警告音と共に最高速が下がり不利になる。
パワーゲージが完全に0の状態でさらにパワーゲージが減るとマシンがクラッシュ(爆発)し、リタイアとなる。
ジャンプ台でジャンプしたときにコースを外れるなど、コース外に落下した場合は爆発し、即座にリタイアとなる。
規定順位に満たなかった場合、コースアウト、クラッシュ時はスペアマシン(初期状態で2台、前述の条件で増加)を1台消費してリトライできる。スペアマシンが無い状態でリタイアとなった場合は、ゲームオーバーとなる。
ジャンププレートを使用して走行距離を稼ぐショートカットはある程度までは認められているが、あまりにも過剰なものは反則と判定され、コース上の規定の場所まで強制的に移動させられる場合がある。
コース一覧
KNIGHT LEAGUE[2]
1. MUTE CITY I ※
バランスの取れたレイアウトのコース。バックストレートにジャンププレートが敷かれている。最終ヘアピンコーナーが難所。『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』で隠し対戦ステージ、大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALで「ミュートシティ SFC」として対戦ステージが登場する。大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALでは8人対戦が可能となり、BGMも今作の他のステージの原曲も追加されている。
2. BIG BLUE ※
見渡す限りの海が美しいコース。コース上に模様が描かれている場所がある。