メディアタイプがapplication/xhtml+xmlの場合、meta要素のhttp-equiv属性の使用は非推奨となる[4]。代わりにHTTPのヘッダでメディアタイプを指示することが必要となる。
HTML要素#HTML構文とXML構文との違いも参照されたし。 HTML 4.01をXMLにて再定義したもので、HTML 4.01と同様にStrict、Transitional、Framesetという3種類のDTDが存在する。 2000年1月26日に勧告となり、2002年8月1日に改訂版であるSecond Editionが勧告された。 XHTMLのサブセットで、PDAや携帯電話などの小規模な端末を含む、より広域の環境のための仕様である。2000年12月19日にXHTML Basic 1.0が勧告された。 その後、OMAが策定するXHTML Mobile Profileとの不整合を解消する目的で策定された XHTML Basic 1.1が2008年7月29日に勧告された。 Basic1.1では、Basic1.0から次のような変更が行われている。 XHTMLをその要素の目的や役割ごとに分割し、フレームワーク化したもの。XHTML 1.1やXHTML 2.0は、M12nをベースに構築されている。バージョン1.0が2001年4月10日に、バージョン1.1が2008年10月にそれぞれ勧告された。2009年7月現在、バージョン2.0が草案の段階にある。1.0から1.1ではXML Schemaへの対応などが変更点となった。 機能がモジュール化されたXHTML。XHTML 1.0からの主な違いは、次の通りである。 2001年5月31日に仕様が勧告となった。2010年11月23日にXHTML 1.1 Second Editionが勧告された。エラッタの修正とXML Schemaへの対応が主な変更点となる。 策定中であるXHTML Role ModuleやAccess Module、WAI-ARIAの語彙を組み込んだ新しいプロファイルとして策定予定。 XHTML Familyの次期バージョンとして策定されていたが、W3Cは2009年07月03日に策定の打ち切りを決定し、今後はHTML5にリソースを注ぐものとした。理由として、XHTML 2.0の市場はHTML5に比べて非常に小さいことがあげられている。 HTML5をXML構文で記述したものは、しばしばXHTML5と呼ばれるが、WHATWG の標準仕様の中ではこの語は用いないことが明言されている[5]。 HTML5をXML構文で記述するための仕様も、HTML5仕様の中で定義されている。そのため、HTML5のXML構文はHTML5の一部である。しかし、HTML5の仕様ではXML構文とHTML構文の間には違いが多く、単に「HTML5」「HTML5ドキュメント」と言う場合には、HTML構文によるもののみを指すことが多い。そのため、実用上はHTML5のXML構文はHTML5と別のものとして扱われることがある。 以下にHTML構文とXML構文の違いをいくつか挙げる。 上記のような違いによってHTML構文と見た目が大きく異なるXML構文の文書として、以下のような例が考えられる。<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><!-- これは妥当なHTML5のXML構文。ただしHTML構文との互換性はない --><?xml-stylesheet type="text/css" href="test.css"?><!-- 左のようなXML処理命令も書ける --><!-- この場合、ルート要素がxhtml:htmlのため、通常のHTML5のように "<!DOCTYPE html>" という文書型宣言は行えない --><xhtml:html xmlns:xhtml="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja"> <xhtml:head> <xhtml:title xml:id="title">XML名前空間を用いた拡張例(xml:id)</xhtml:title> <xhtml:script><![CDATA[ ... ]]></xhtml:script> </xhtml:head> <xhtml:body> <xhtml:p> ... </xhtml:p> </xhtml:body></xhtml:html>
歴史
XHTML 1.0
XHTML Basic
target属性やscript/style要素、style属性の追加
XFormsよりinputmode属性の追加
XHTML Modularization (Modularization of XHTML, M12n)
XHTML 1.1
機能がモジュール化され、カスタマイズ性が向上した。
HTML 4.0以来複数あったスキーマが、従来のStrictスキーマの思想を基としたスキーマ1つのみとなった。
ルビモジュールが導入された。
XHTML 1.2
XHTML 2.0
HTML5のXML構文
HTML構文の場合は要素名は固定だが、XML構文の場合は要素の名前空間が " ⇒http://www.w3.org/1999/xhtml" に属していれば接頭辞付きが許される(XHTML1.x以前には、文書型宣言にモジュールを追加することで接頭辞を付けることを可能としていたが、基本的には許されなかった)
HTML構文では限定的なSVG, MathMLの拡張しか行えないが、XML構文では名前空間を用いて制限なく拡張ができる(以下の例ではxml:id属性を利用している)
従来のHTML/XHTMLで許されていたDTDを用いた文字参照が不可能となった(HTML5はもはやSGMLに基づいていない)。
関連項目
HTML
SGML
XML
CSS
EBML
XHTML MP
脚注[脚注の使い方]^ ⇒"XML stands for Extensible Markup Language. The X is for the first syllable of Extensible. eXtensible is a spelling error."
^ ⇒C. HTML Compatibility Guidelines
^ W3C Note: XHTMLMedia Types < ⇒http://www.w3.org/TR/xhtml-media-types>
^ ⇒XHTML Media Types - W3C Note、2002年8月1日(2013年12月5日閲覧)。
^ HTML Living Standard ? Last Updated 31 May 2021 §14 The XML syntax
外部リンク.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィクショナリーに関連の辞書項目があります。XHTML
⇒XHTML 1.0 The Extensible HyperText Markup Language
⇒XHTML Basic 1.1
⇒XHTML Basic
⇒XHTML 1.1 - Module-based XHTML
⇒XHTML 2.0 (Working Draft)
⇒W3C
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