exFAT
開発者マイクロソフト
正式名Extended File Allocation Table
導入2006年11月 (2006-11) (Windows Embedded CE 6.0)
パーティション識別子
0x07(MBR)
EBD0A0A2-B9E5-4433-87C0-68B6B72699C7(GPT)
構造
ディレクトリテーブル
領域管理ビットマップ
exFAT(イーエックスファット、Extended File Allocation Table)は、マイクロソフトによって2006年に導入されたプロプライエタリなファイルシステムである。USBフラッシュドライブやSDカードなどのフラッシュドライブ向けに最適化がされている。
データ構造のオーバーヘッドによりNTFSが適切ではない用途に使用することができる。
32 GiBを超えるメモリーカード規格であるSDXC/SDUCメモリーカードやメモリースティックXCの標準ファイルシステムに採用されている。
2019年8月28日、マイクロソフトはexFATの仕様を初めて公開した[1]。 Windows Embedded CE 6.0で初めて導入され、デスクトップ向けにはWindows Vista SP1 で初めて導入された[5]。Windows XP と Windows Server 2003 は更新プログラムをインストールする必要がある[2][3]。 Macにおいては、2010年にAppleにより、SDXCカードスロットの付いたMac miniとiMacがリリースされ付属する専用Mac OS X v10.6.4が対応した後、Mac OS X v10.6.5以降で対応している[6]。 Linuxにおいては、有志がLinux Kernel Mailing Listにおいてパッチの開発を行っていた[7]が、現在ではTuxera
歴史
Windows以外での利用
2009年12月10日にMicrosoftが特許を保有するexFAT技術のライセンス提供を開始。ただしLinuxへの導入には反対。
2019年8月28日にexFATの仕様が公開され、今後のLinux System Definitionの改定でOINメンバーがexFATの特許を利用できるようにすると発表した[10]。これを受けて、LinuxカーネルにexFATを組み込む作業が開始され、同年11月24日リリースのバージョン5.4においてサポートされた[11]。 従来のFile Allocation Table (FAT) ファイルシステムに対する優位点としては以下のものがある。
特徴