Epic_Gamesストア
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Epic Games Store
エピックゲームズストア

開発元Epic Games
初版2018年12月6日 (5年前) (2018-12-06)
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Microsoft Windows

macOS

対応言語15言語
対応言語一覧アラビア語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポーランド語、ポルトガル語 (BR)、ロシア語、スペイン語(EUとラテンアメリカ)、簡体字、タイ語、トルコ語、繁体字
種別

ダウンロード販売

ライセンスプロプライエタリソフトウェア
公式サイトstore.epicgames.com
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Epic Games Store(エピックゲームズストア、EGS)は、Epic Gamesが運営するMicrosoft WindowsmacOSや公式Webサイト向けのデジタルゲームストア

2018年12月にウェブサイトとゲームのダウンロードとプレイに必要なスタンドアロンのランチャーの両方がローンチされた。ストアでは、基本的なカタログや友達リストの管理、マッチメイキングなどの機能を提供している。Epic Gamesはストアの機能をさらに拡張する計画を立てているが、議論フォーラムやユーザーレビューといった他のデジタル配信プラットフォームのように多くの機能を追加する予定はなく、代わりに既存のソーシャルメディアプラットフォームを利用してこれらの機能をサポートする。

Epic Gamesは「Fortnite」の成功後に配信市場に参入した。これはEpicがWindowsやmacOSシステムのユーザーに他のストアではなく独自のチャンネルで配信するものである。Epic Gamesの創設者でCEOのティム・スウィーニーは、Valveが運営する支配的なゲームストア「Steam」の30%の手数料は高すぎるとの見方を示し、たった8%でも収益性を維持しながらストアの運営が可能なことを示唆している。開設までにEpic Gamesは、手数料はストアで販売される作品の売上の12%とし、同社製のUnreal Engine(アンリアルエンジン)で開発されたゲームのエンジン使用料(通常は売上の5%)の免除を決定した。

Epic Gamesはたとえ同社がパフォーマンスの低いゲームで損失を出しても、最低限の売上を保証する時限独占販売契約を提供することで、デベロッパーとパブリッシャーをサービスに勧誘しEpicはユーザーを惹きつけるために2019?2020年に毎週1?2作の無料ゲームをユーザーに配布している。
ストアとソフトウェア

Epic Games Storeはウェブ経由で利用できるゲームストアであり、Epic Gamesのランチャーアプリケーションに組み込まれている。プレイヤーはウェブとアプリケーションの両方でゲームを購入でき、ランチャーを介してゲームをインストールして最新の状態に保つことができる。

Epic Gamesの新作ゲームは同ストアで独占販売される予定で、同社はEpic Games Storeで独占販売を行うデベロッパーに対し資金援助を計画しており、これを選択したデベロッパーには収益保証を行い、ゲームが不採算の場合にEpic Gamesが差額を支払うことになる[1][2]。他のデベロッパーにおいては、Epicは売上高の12%の手数料を取り、残りはデベロッパーに渡る。また、Unreal Engine(アンリアルエンジン)を使用して開発され、Epic Games Storeで販売されるゲームについては、売上高に応じた5%のエンジン使用料金を免除する。Epicの利益はコンテンツ配信やその他のサービスに支払った後の総収益の約5%であるが、規模の経済により6?7%に増加する可能性がある[3]。Epicの計算によると、ストアの手数料は利益を上げるのに十分であった[1]

Epicは、2019年を通じて2週間ごとに1本の無料ゲームの提供を予定していた[4]。これは、2019年6月に毎週1本に増加し[5]、および提供される無料ゲームが成人向けレーティングのため、ペアレンタルコントロールが有効な場合にロックアウトされた週には、Epicはそれほど評価されていない2本目の無料ゲームを提供した[6]。その後、Epicは2020年まで無料ゲームプログラムを継続する予定であることを明言した[7]。このプログラムの最初の18か月間で、Epicは PCGamesNによる推定で2000ドル以上のゲームを提供した[8]。Epic Gamesもセールを実施しており、このセールではEpicが割引分を負担している。たとえば、2019年5月の最初のストア全体セールでは、15ドル以上のゲームを10ドル引きで販売していた[9]

開設時のストアには必要最小限の機能しかなかったが、Epicは他のデジタルストアに匹敵する機能のサブセットを開発することを計画している。 最終的にストアでユーザーレビューを提供することになるが、この機能はレビュー爆撃のような活動による悪用を避けるため、開発者によるオプトインとなる[2]実績ユーザーModの予備サポートは2020年7月に追加された[10]。内部ユーザーフォーラムを追加する予定はない。 ストアにはユーザーがゲームのバグや技術的な問題を開発者に報告するためのチケットベースのサポートシステムが追加される予定で、デベロッパーはストア連動のフォーラムの代わりに、 RedditDiscordなどの外部フォーラムやソーシャルチャンネルにリンクすることを推奨されている[11]。2020年1月には、ユーザーに批評レビュー情報を提供するためにOpenCriticから取得した情報がストアの製品ページに追加された[12]。ストアには、バーチャルリアリティヘッドセットのサポート[1]などの機能がなく、販売促進用に設計されたSteamのトレーディングカードに似た「ゲーム型の機能」も期待されていない[13]
クラウドセーブ機能

クラウドセーブ機能は、2019年7月にゲームごとに限られた形で導入、2019年8月に追加された[14]。Epicは機能の検証後に拡大していく予定である[15]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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