Engadget(エンガジェット)は多言語で展開されている電化製品やガジェットの話題を扱うテクノロジーブログである。外見上、Engadgetは多くのブログと同じような構成になっているが、編集された内容はインターネット雑誌(英語版)の形式になっている。現在10つのブログを運営しており、英語で書かれた4つのブログと6か国語のバージョンがそれぞれの編集スタッフで運営されている。'Technorati top 100'のトップ5にランクされたり[1]、TIME誌の2010年ベストブログの1つに選出されている[2]。日本語版である『エンガジェット日本版』は2022年3月31日に記事の新規配信を停止し、同年5月1日にサービスを終了した[3][4][5][6][7]。 EngadgetはかつてGizmodoのテクノロジーウェブログ編集者、共同創設者だったピーター・ロハス Engagetは英語のみならず中国語(簡体字、繁体字)、日本語、スペイン語、ポーランド語、朝鮮語、ドイツ語のブログを運営している。英語版ブログは創設当初のEngadget、Engadget Mobile、Engadget HD、そしてもっと新しいEngadget Altの4種類ありサブドメインの接頭辞で区別されている。 2004年3月にスタートしたEngadgetは電化製品やガジェットに関する記事を1日数回掲載している。また技術に関する噂が投稿されたり、頻繁に記事に関する議論が提案されたり、一週間でどんなことがあったかを扱うEngadget Podcastというポッドキャストを配信したりしている[8]。 スタート以来、数多くの執筆者がEngadget、Engadget Alt、Engadget Mobile、Engadget HDに寄稿しており、中にはジェーソン・カラカニス
歴史
Engadgetブログ
Bloggies(英語版)の2004年ベストテクノロジーウェブログや2005年のベストコンピューター、テクノロジーウェブログ、ベストグループウェブログといった数多くの賞にノミネートされており、2004年と2005年のウェブログアウォードのベストテクノロジーブログを受賞している。
Google Readerなど多くのRSSリーダーはEngadgetをデフォルトRSSフィードに加えており、ユーザーのメールボックスの最上部で常に最新記事の記事名が表示されるようになっている。
Engadgetは記事の配信にBlogsmith コンテンツ管理システム (CMS) を使用している。 The Engadget podcastは2004年10月にフィリップ・トロンとレン・プライアー司会でスタートし、初回から22回までの司会を担当し、その後はエリック・ライスが引き継いだ。エリック・ライスは「エリック・ライスショー」と称した自身のポッドキャストやウェブログズのポッドキャストをプロデュースしたことで知られ、The Engadget Podcastでもピーター・ロハスとライアン・ブロックに交代するまで4つの回の司会、製作を担当した。その後、ジョシュア・トポルスキー編集長と編集者のポール・ミラーとニレイ・パテルが司会を担当し、時々スペシャルゲストも呼ばれたが、2011年にEngadgetを離れたため降板した。ポッドキャストはトレント・ウルブがトポルスキー監修の下製作し、ティム・スティーブンスの下で継続されている。 ポッドキャストでは1週間の間に世界で起きた技術に関する出来事が取り上げられている。一般的に放送時間は1時間もしくはそれ以上で通常週一配信だが、特別な出来事がある時には配信間隔が変更になる。コンシューマー・エレクトロニクス・ショーやElectronic Entertainment Expoの時は連日の配信になることで知られている。 The Engadget podcastはiTunesやZune Marketplace
The Engadget Podcast
またUstreamで通常木曜か金曜午後にポッドキャストの生放送を行なっており、この時録音されたポッドキャストは後日聞くことが出来る。